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ポール・ワトソン(Paul WATSON)船長がポルトガルに行くわけないんだろうけど(Dec 12, 2014)

2014-12-12 21:34:03 | 捕鯨騒動
今回は簡易更新(汗)。


何か知らんが、Sea Shephed の(裏の)総帥ことポール・ワトソン(Paul Franklin WATSON)船長がフランスにいるらしい。
・シー・シェパード創設者 今夏にフランスへ逃亡 ICPO手配 反捕鯨国、逮捕を拒否か(2014年12月11日 sankei.com)

多くの人がすっかり忘れてた頃にひょっこりと(?)動向が伝えられる辺りが船長の面目躍如というべきか・・・。
以下、2014年12月11日分 sankei.com『シー・シェパード創設者』から本文部分を(略

---- 以下引用 ----
南極海の調査捕鯨妨害をめぐり、国際刑事警察機構(ICPO)が国際指名手配している反捕鯨団体シー・シェパード(SS)の創設者、ポール・ワトソン容疑者(64)が今夏からフランスに滞在していることが11日、複数の日本政府関係者への取材で分かった。
2012年7月に身柄を拘束されたドイツから国外逃亡し、13年10月からはSSの本部がある米国に滞在していた。
潜伏先をフランスに移したとみられる。

 SSフランス支部によると、ワトソン容疑者は今月13日にパリで行われる寄付金集めのイベントに出席する。
容疑者はこれまで、安倍 晋三首相に宛てて「日本に鯨を捕獲する権利はない」との公開書簡を作成したほか、和歌山県太地町のイルカ漁妨害を呼びかけるなど、日本を標的にした活動を主導している。

 傷害と威力業務妨害の疑いで逮捕状を用意している日本政府は、ワトソン容疑者の入国を許可した米政府に対し身柄拘束を要請していた。
日本政府関係者は「米国当局の働きかけにより、ワトソン容疑者は米国から追い出されたようだ」と話している。

 ICPOはドイツから逃亡したワトソン容疑者の国際手配書を、身柄の拘束と引き渡しを求める「赤手配書」に格上げして加盟国に通知している。
しかし、捕鯨問題をめぐり日本と対立するフランスは事実上、身柄拘束を拒否しているとみられる。

SSは日本政府が11月に作成した新たな南極海調査捕鯨計画案に反発し、妨害を行うことを宣言。
今冬派遣される、捕獲を伴わない日本の調査船団とも衝突する恐れが高まっている。

 ワトソン容疑者をめぐっては、日本だけでなく、中南米コスタリカもサメ漁の妨害行為で立件し、逮捕状を用意。
ドイツは12年5月に空港に立ち寄ったワトソン容疑者の身柄を拘束し、コスタリカへの身柄引き渡しの手続きを進めていたが、保釈中に逃亡していた。
(佐々木 正明)
---- 引用以上 ----

「ようだ」って・・・随分楽観的な解釈じゃね?
むしろ、米国政府がWATSON船長に配慮したとすら言えるわけだが・・・。

ってのはともかく。
↓例のイベントの案内。
・SEA SHEPHERD
Paul Watson, Lamya Essemlali...
(2014年12月13日 cabaretsauvage.com)

参考までに、2014年12月13日分 cabaretsauvage.com『Paul Watson, Lamya Essemlali』を(略)
ただし、原文の下には適当日本語訳を書いておく。
例によって、適当日本語訳の正確性は一切保証しな(略)

---- 以下引用 ----
[以下原文]
Sea Shepherd revient de sa plus grosse mission aux iles Féroé où se perpétue chaque année le plus grand massacre de mammifères marins en Europe.
Cinq bateaux, plusieurs centaines de volontaires dont une grande partie de français se sont relayés sur place pendant plus de trois mois et demi l’été dernier et ont permis de sauver plusieurs centaines de dauphins.

Le Capitaine Paul Watson, Fondateur de Sea Shepherd et Lamya Essemlali, co fondatrice, présidente de Sea Shepherd France et chargée de mission aux iles Féroé, reviendront sur l’actualité de Sea Shepherd et feront un bilan de la mission Grindstop2014 aux iles Féroé.
De nombreux volontaires de la mission seront également présents.

Concerts, stand de produits dérivés et nourriture végan sur place.

[以下適当日本語訳]
Sea Shepherd が、ヨーロッパで最大規模となるイルカが毎年殺害されるフェロー諸島における過去最長の活動から戻ってきた。
5隻の船とフランスから参加した人達含め数百人のボランティアが、3カ月以上の活動で数百頭のイルカを保護する成果を上げた。

Sea Shepherd の創設者であるワトソン船長とフランス支部の共同創設者兼理事長でフェロー諸島の活動に関する特別補佐であるラミャ・エサンラリ氏が Sea Shepherd の活動に関する報告を行い、フェロー諸島における活動に関する評価を行う予定。
フェロー諸島における活動に加わったボランティアの人達も参加予定。

コンサート、グッズ販売、ビーガン料理の提供もこの会場で行う。
---- 引用以上 ----

自慢たっぷりの活動内容の宣伝はともかく・・・。
Sea Shepherd がフランスでこういうイベントを素で(?)行えるってのは、単に「反捕鯨感情」が根強いというだけじゃないのかもな。
そもそも、Sea Shepherd の活動範囲は意外と広いってのを踏まえると、Sea Shepherd が受け入れられる理由ってのは思った以上に複雑かもしれん。
まぁ、それが何なのかについては見当もつかないが・・・。


ちなみに、sankei.com の記事では「捕鯨問題をめぐり日本と対立するフランスは事実上、身柄拘束を拒否しているとみられる」って書かれてるけど、その原因を生み出したのは他ならぬ日本政府の「調査捕鯨」に関する偏執ってのが困った所。
まぁ、日本政府は絶対に認めないだろうが・・・。


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