今年も和歌山県太地町でのイルカ漁の季節がやってきた。
それを前に、太地町漁協と警察や海上保安庁に水産庁（・・・）が「反捕鯨団体」対策について議論してたのだが・・・。
・反捕鯨団体の対策会議、追い込み漁前に 太地町（2012年8月23日 agara.co.jp）
何か大事なことを忘れてる気がしないでもないこの会議。
以下、2012年8月23日分 agara.co.jp『反捕鯨団体の～』を全文（略
---- 以下引用 ----
和歌山県太地町で９月１日に鯨類追い込み網漁が始まるのを前に、太地町漁協（水谷
洋一組合長）は23日、町公民館で反捕鯨団体の対策会議を開いた。反捕鯨団体が太地町での活動をインターネット上で表明していることが報告された。
反捕鯨団体による過激な妨害活動が予想されることから昨年に引き続き開いた。
漁協や県警、海上保安部、水産庁などの関係者ら約80人が出席した。
三軒 一高町長が「町だけでは対策に限界がある。水産庁や警察、海保などと協力して総合力で対応していきたい」とあいさつ。
水産庁の担当者が反捕鯨団体の動向について触れ、イルカ保護活動家のリック・オバリーの団体が９月１日前後に「日本イルカの日」イベントを開き、太地町にも訪れると表明していることを報告。
反捕鯨団体のシー・シェパードも太地町での活動を示していることも報告した。
続いて県警と海保が警備体制を説明。
県警の担当者は「反捕鯨の活動が沈静化するか、一層活発化するか正念場の年だ」と話した。
その後、反捕鯨団体の対応について話し合った。
---- 引用以上 ----
正念場の年、か。
Sea Shepherd の総帥こと Paul WATSON 船長が、（Interpol的な意味で）国際指名手配になったのを踏まえた上での発言なんだろうか？
まぁ、船長を逮捕できたとしても、日本政府が対応を誤れば逆に反発を買うのがオチだけど・・・。
で、asahi.com が（公開できる範囲で）実際の警備態勢について書いていた。
・太地の反捕鯨団体活動警戒（2012年8月27日 asahi.com）
以下、2012年8月27日分 asahi.com『太地の～』を全文（略
---- 以下引用 ----
◎パトロール班３人増員
太地町のイルカや小型クジラの漁に対する反捕鯨団体の活動を警戒するため、県警は現地の臨時交番で２４時間体制で巡回する「安全パトロール班」の今年度の人数を昨年度の９人から、１２人に増員した。
２３日に開所式があった同町内の臨時交番で、９月からの漁期に備える。
◎県警 ３交代２４時間体制
公安課によると、昨年度の反捕鯨活動は９月前から漁の終わる４月ごろまで続いた。
リーダー格の人物が３カ月程度で交代しながら数人のメンバーを統率。
過激な行動はなかったが、早朝から出漁の様子やいけすを撮影し続けるなど、「長期滞在型の監視活動が目立った」（公安課の担当者）という。
インターネット上で現地で撮影した映像配信に加え、昨年度はツイッターでの漁の状況報告や反捕鯨活動への参加を呼びかける投稿が増えたという。
担当者は「現場でこれまで見なかった新たな人が加わるなど、広がりがみられる」と警戒する。
今年度、新たにパトロール班員に任命された警部補ら１２人は１０日、事前研修を受けた。
半数以上は英語を流暢（りゅうちょう）にしゃべることができるという。
臨時交番では３交代制で２４時間、警戒にあたる。
増員によってこれまでの３人１班から４人１班になり、トラブル発生時に二手に分かれるなど柔軟な対応が可能になるという。
瀧川 泰弘・警備部長は「地域住民の安全・安心を守るという使命感を持ち、警戒活動に取り組んでほしい」と激励した。
公安課によると、漁期初日の９月１日には、反捕鯨活動家らが太地町内の海岸に集まり黙祷（もくとう）などをするイベントが計画されているという。
（野中 良祐）
---- 引用以上 ----
Twitter での呼びかけが増えたってのは、「反捕鯨活動」を監視する側からすれはやりやすい面もあるけどな（苦笑）。
つか、「長期滞在型」云々って、単に観光旅k（略
・・・上2つの記事では、何か大事なことを忘れてる気がする。
簡単に書くと、今年3月に太地町で騒動を起こした迷惑行動する保守というか在特会の方々の存在だ。
この辺は以下参照（手抜き）
・チーム関西vsシーシェパード in 太地町カーチェイスバトル！～そしてシーシェパード側のカウンター声明（2012年3月12日 togetter.com）
この騒動では、在特会の方々が Sea Shepherd のメンバーが乗ってた車を追いかける→警察が Sea Shepherd のメンバーを「護衛」するなんて事態になったんだよな。
しかも、警察は在特会の方々から変なことをされても逮捕しない・・・。
仮に、先月の会議で今年3月の件がネタにならなかったとすれば、迷惑行動する保守だか在特会の方々が「反捕鯨団体」を襲撃するのを暗に認めたと言われても仕方ないんぢゃ？
まぁ、警察とかにしてみれば、どのような形であれ「反捕鯨団体」が太地町から出て行ってくれればいいんだろうが・・・。
そんな太地町では、予定通り「反捕鯨団体」が黙とうをささげるイベントを行った。
・クジラ漁解禁で保護団体が反対活動 県警や海保が警戒（2012年9月1日 argara.co.jp）
これに対し、迷惑行動する保守だか在特会の方々が妙なことをやっていた。
しかも、某生放送でその模様の中継を行ってたという・・・。
で、その生放送を観てた人の中に、迷惑行動する保守だか在特会の方々の意味不明行動に Twitter 上で厳しいコメントを・・・。
以下、Twitter のコメントの一つを（略
---- 以下引用 ----
動物解放戦線ALF東京 @hana_ko45
太地町にいる愛護の人たちに向かって在特会がなんて言ったと思いますか？
『聖水かけるぞボケっ』『聖水かけるぞゴルァ』信じられますか?
残虐に刺し殺されたたくさんのイルカ達の慰霊してる場所で…。
こんな人たちが愛国者ですか?
聖水ってオシッコの事ですよ…下品で野蛮で最低の人たちです。
・2012年9月1日 16:24（JST）
---- 引用以上 ----
警察は、迷惑行動する保守だか在特会の方々への監視体制を強化するべきだったとしか（呆）
2012年9月5日追記：
一応、警察は迷惑行動する保守だか在特会の方々「も」監視対象にしてた模様。
・太地町に臨時交番 体制強化し県警が設置 鯨類漁を前に（2012年8月24日 local55.jp；熊野新聞）
ポーズだけで終わらなければいいけど・・・。
それを前に、太地町漁協と警察や海上保安庁に水産庁（・・・）が「反捕鯨団体」対策について議論してたのだが・・・。
・反捕鯨団体の対策会議、追い込み漁前に 太地町（2012年8月23日 agara.co.jp）
何か大事なことを忘れてる気がしないでもないこの会議。
以下、2012年8月23日分 agara.co.jp『反捕鯨団体の～』を全文（略
---- 以下引用 ----
和歌山県太地町で９月１日に鯨類追い込み網漁が始まるのを前に、太地町漁協（水谷
洋一組合長）は23日、町公民館で反捕鯨団体の対策会議を開いた。反捕鯨団体が太地町での活動をインターネット上で表明していることが報告された。
反捕鯨団体による過激な妨害活動が予想されることから昨年に引き続き開いた。
漁協や県警、海上保安部、水産庁などの関係者ら約80人が出席した。
三軒 一高町長が「町だけでは対策に限界がある。水産庁や警察、海保などと協力して総合力で対応していきたい」とあいさつ。
水産庁の担当者が反捕鯨団体の動向について触れ、イルカ保護活動家のリック・オバリーの団体が９月１日前後に「日本イルカの日」イベントを開き、太地町にも訪れると表明していることを報告。
反捕鯨団体のシー・シェパードも太地町での活動を示していることも報告した。
続いて県警と海保が警備体制を説明。
県警の担当者は「反捕鯨の活動が沈静化するか、一層活発化するか正念場の年だ」と話した。
その後、反捕鯨団体の対応について話し合った。
---- 引用以上 ----
正念場の年、か。
Sea Shepherd の総帥こと Paul WATSON 船長が、（Interpol的な意味で）国際指名手配になったのを踏まえた上での発言なんだろうか？
まぁ、船長を逮捕できたとしても、日本政府が対応を誤れば逆に反発を買うのがオチだけど・・・。
で、asahi.com が（公開できる範囲で）実際の警備態勢について書いていた。
・太地の反捕鯨団体活動警戒（2012年8月27日 asahi.com）
以下、2012年8月27日分 asahi.com『太地の～』を全文（略
---- 以下引用 ----
◎パトロール班３人増員
太地町のイルカや小型クジラの漁に対する反捕鯨団体の活動を警戒するため、県警は現地の臨時交番で２４時間体制で巡回する「安全パトロール班」の今年度の人数を昨年度の９人から、１２人に増員した。
２３日に開所式があった同町内の臨時交番で、９月からの漁期に備える。
◎県警 ３交代２４時間体制
公安課によると、昨年度の反捕鯨活動は９月前から漁の終わる４月ごろまで続いた。
リーダー格の人物が３カ月程度で交代しながら数人のメンバーを統率。
過激な行動はなかったが、早朝から出漁の様子やいけすを撮影し続けるなど、「長期滞在型の監視活動が目立った」（公安課の担当者）という。
インターネット上で現地で撮影した映像配信に加え、昨年度はツイッターでの漁の状況報告や反捕鯨活動への参加を呼びかける投稿が増えたという。
担当者は「現場でこれまで見なかった新たな人が加わるなど、広がりがみられる」と警戒する。
今年度、新たにパトロール班員に任命された警部補ら１２人は１０日、事前研修を受けた。
半数以上は英語を流暢（りゅうちょう）にしゃべることができるという。
臨時交番では３交代制で２４時間、警戒にあたる。
増員によってこれまでの３人１班から４人１班になり、トラブル発生時に二手に分かれるなど柔軟な対応が可能になるという。
瀧川 泰弘・警備部長は「地域住民の安全・安心を守るという使命感を持ち、警戒活動に取り組んでほしい」と激励した。
公安課によると、漁期初日の９月１日には、反捕鯨活動家らが太地町内の海岸に集まり黙祷（もくとう）などをするイベントが計画されているという。
（野中 良祐）
---- 引用以上 ----
Twitter での呼びかけが増えたってのは、「反捕鯨活動」を監視する側からすれはやりやすい面もあるけどな（苦笑）。
つか、「長期滞在型」云々って、単に観光旅k（略
・・・上2つの記事では、何か大事なことを忘れてる気がする。
簡単に書くと、今年3月に太地町で騒動を起こした迷惑行動する保守というか在特会の方々の存在だ。
この辺は以下参照（手抜き）
・チーム関西vsシーシェパード in 太地町カーチェイスバトル！～そしてシーシェパード側のカウンター声明（2012年3月12日 togetter.com）
この騒動では、在特会の方々が Sea Shepherd のメンバーが乗ってた車を追いかける→警察が Sea Shepherd のメンバーを「護衛」するなんて事態になったんだよな。
しかも、警察は在特会の方々から変なことをされても逮捕しない・・・。
仮に、先月の会議で今年3月の件がネタにならなかったとすれば、迷惑行動する保守だか在特会の方々が「反捕鯨団体」を襲撃するのを暗に認めたと言われても仕方ないんぢゃ？
まぁ、警察とかにしてみれば、どのような形であれ「反捕鯨団体」が太地町から出て行ってくれればいいんだろうが・・・。
そんな太地町では、予定通り「反捕鯨団体」が黙とうをささげるイベントを行った。
・クジラ漁解禁で保護団体が反対活動 県警や海保が警戒（2012年9月1日 argara.co.jp）
これに対し、迷惑行動する保守だか在特会の方々が妙なことをやっていた。
しかも、某生放送でその模様の中継を行ってたという・・・。
で、その生放送を観てた人の中に、迷惑行動する保守だか在特会の方々の意味不明行動に Twitter 上で厳しいコメントを・・・。
以下、Twitter のコメントの一つを（略
---- 以下引用 ----
動物解放戦線ALF東京 @hana_ko45
太地町にいる愛護の人たちに向かって在特会がなんて言ったと思いますか？
『聖水かけるぞボケっ』『聖水かけるぞゴルァ』信じられますか?
残虐に刺し殺されたたくさんのイルカ達の慰霊してる場所で…。
こんな人たちが愛国者ですか?
聖水ってオシッコの事ですよ…下品で野蛮で最低の人たちです。
・2012年9月1日 16:24（JST）
---- 引用以上 ----
警察は、迷惑行動する保守だか在特会の方々への監視体制を強化するべきだったとしか（呆）
2012年9月5日追記：
一応、警察は迷惑行動する保守だか在特会の方々「も」監視対象にしてた模様。
・太地町に臨時交番 体制強化し県警が設置 鯨類漁を前に（2012年8月24日 local55.jp；熊野新聞）
ポーズだけで終わらなければいいけど・・・。
このエントリに元ネタを追記しました。
しかし、今年3月の件を踏まえると、迷惑行動する保守だか在特会の方々を公安が「飼っている」という気もするんですよね。
裏を返せば、公安当局が迷惑行動する保守だか在特会の方々を「使える連中」とみなしてるとも・・・。
その意味では、「右派系市民グループ対策班」は彼らが公安の思惑通りに動いてるかどうかを監視するのが仕事、といっても差し支えないかもしれません（あくまで妄想です）。
果たしてどうなることやら・・・。