トルコでは22日に行われた国会(?)の総選挙で、与党の Justice and Development Party(AKP)が第一党になったとか。
・Gamble pays off as Turkey's PM wins historic landslide(2007年7月23日 Guardian Unlimited)
・Turkey: Democracy affirmed(2007年7月25日 IHT.com;web魚拓)
AKP は政権を握った後、こんな道を辿っていたようだ。
以下、IHT.com から一部引用。
---- 以下引用 ----
Since the Justice and Development Party (known by its Turkish initials, AK) came to power almost five years ago, its market-oriented policies have promoted strong economic growth and helped bring runaway inflation back under control.
In its pursuit of European Union membership, AK has also pushed through a series of legal reforms that have expanded human rights and brought Turkish law closer to European standards.
---- 引用以上 ----
このままトルコが EU よりの法体系になるなら、AKP の位置づけはどうなることやら。
ただ、AKP が第一党を〆たとはいえ、今後のトルコには色々問題が残ってるようだ。
特に、軍部から政府への干渉は今後も予想されるみたいだしな。
後は、極右政党(反クルドを掲げている)が今後議会でどのような行動に出るかも鍵か。
この行動次第では、イラクに別の災いがもたらされるかもしれん。
何にしろ、この選挙の結果を力でひっくり返されたり、外国政府が否定することがない事を祈る。
しかし、トルコの総選挙が3Kの手にかかると奇妙な意味を帯びてしまう。
↓はその例。
・産経抄(2007年7月24日 Sankei WEB)
最後の2段落を引用してみる。
---- 以下引用 ----
(中略)
▼世俗主義と呼ばれる政教分離の考え方自体に問題があろうはずがない。
ただ、トルコの場合、世俗派が特権階級を形成し、それを支持する軍部がしばしば政治に干渉し、民主主義を脅かしてきたとの指摘もある。
ともあれ、世俗派の野党は敗れた。
トルコ国民の意志は、日本にもはっきり伝わった。
▼日曜日に迫った参院選の行方もまた、国際社会から注目されている。
特に中国、北朝鮮にどんなメッセージを送ることになるのか。
有権者はこの点も考慮して一票を投ずべきだろう。
---- 引用以上 ----
要は、トルコでの総選挙の意味を無理矢理日本での状況に当てはめてみた、という困ったコラムなのよね。
まぁ、この強引さが3Kが3Kたる所以なんだろうがね。
2008年7月10日追記:
一部表記を修正。
・Gamble pays off as Turkey's PM wins historic landslide(2007年7月23日 Guardian Unlimited)
・Turkey: Democracy affirmed(2007年7月25日 IHT.com;web魚拓)
AKP は政権を握った後、こんな道を辿っていたようだ。
以下、IHT.com から一部引用。
---- 以下引用 ----
Since the Justice and Development Party (known by its Turkish initials, AK) came to power almost five years ago, its market-oriented policies have promoted strong economic growth and helped bring runaway inflation back under control.
In its pursuit of European Union membership, AK has also pushed through a series of legal reforms that have expanded human rights and brought Turkish law closer to European standards.
---- 引用以上 ----
このままトルコが EU よりの法体系になるなら、AKP の位置づけはどうなることやら。
ただ、AKP が第一党を〆たとはいえ、今後のトルコには色々問題が残ってるようだ。
特に、軍部から政府への干渉は今後も予想されるみたいだしな。
後は、極右政党(反クルドを掲げている)が今後議会でどのような行動に出るかも鍵か。
この行動次第では、イラクに別の災いがもたらされるかもしれん。
何にしろ、この選挙の結果を力でひっくり返されたり、外国政府が否定することがない事を祈る。
しかし、トルコの総選挙が3Kの手にかかると奇妙な意味を帯びてしまう。
↓はその例。
・産経抄(2007年7月24日 Sankei WEB)
最後の2段落を引用してみる。
---- 以下引用 ----
(中略)
▼世俗主義と呼ばれる政教分離の考え方自体に問題があろうはずがない。
ただ、トルコの場合、世俗派が特権階級を形成し、それを支持する軍部がしばしば政治に干渉し、民主主義を脅かしてきたとの指摘もある。
ともあれ、世俗派の野党は敗れた。
トルコ国民の意志は、日本にもはっきり伝わった。
▼日曜日に迫った参院選の行方もまた、国際社会から注目されている。
特に中国、北朝鮮にどんなメッセージを送ることになるのか。
有権者はこの点も考慮して一票を投ずべきだろう。
---- 引用以上 ----
要は、トルコでの総選挙の意味を無理矢理日本での状況に当てはめてみた、という困ったコラムなのよね。
まぁ、この強引さが3Kが3Kたる所以なんだろうがね。
2008年7月10日追記:
一部表記を修正。