藤原康行の太鼓音楽館 

音楽としての和太鼓とは一体・・。作曲・教師・和太鼓と手広く活動する太鼓本舗かぶら屋の藤原の気ままなコーナーです。

西広島タイムス12月18日(第1094号)に

2009年12月30日 | Weblog
えっーと、
遅くなりましたが、西広島地区に配布されている12月18日の「西広島タイムス 第1094号}の4面において湯来南高校和太鼓部の記事が掲載されました。

実は、その記事を切り抜いてアップしよう・・と思いましたが、文字が大変小さくなるため、西広島タイムスのURL(http://www.l-co.co.jp/times/)の中の
http://l-co.co.jp/times/modules/log/index.php?content_id=616
から引用させていただきました。

以下がその記事・写真です。どうぞご覧ください。

けんみん文化祭で最優秀 湯来南高和太鼓部が受賞

 【佐伯区湯来】広島市佐伯区湯来町伏谷の広島県立湯来南高校和太鼓部(藤原康行顧問、24人)が11月29日に三原市であった、「けんみん文化祭09ひろしま 和太鼓フェスティバル」の一般の部で最優秀賞に選ばれた。創部5年目で、2年前に続く受賞。部員たちは喜びや涙で達成感を分かち合った。
 藤原顧問の同校就任とともに発足した。2年ぶりの出場に、「生徒の入れ替わりがある。1年生を8カ月でどう上達させるか。自分の方がプレッシャーがあった」と藤原顧問。地元の秋祭りや県レベルの各種サッカー大会でオープニングを飾るなど、増えてきたという出演で本番を重ねながら技量を磨き、舞台経験を積んできた。
 「明るく個性のあるメンバー。まとまっている」と言うのは、花岡誠部長(3年)。最初は部員に強く言うのが辛かったようだが、「1年生が入って責任感が出た」。今年は多く入部し、指導するのがうれしいとも。「人数が多い分盛り上がる。仲間って感じがする」。
 今年4月には、部のオリジナル曲、「郷の音(さとのね)」が完成した。神楽の笛を使い、神楽のリズムや動きも取り入れた若者らしい曲だ。「若いっていいなぁ、と思ってもらえるはず」(藤原顧問)。神楽の盛んな地元を意識した、自分たちだけの曲。大一番にも「郷の音」を披露。一昨年とはひと味違う喜びとなった。
 花岡部長は受賞の瞬間、「うれしさと悲しさがあった」と振り返る。理由は、「もう引退かぁ」。
 喜びはもう1つある。今年11月に完成した湯来交流体験センターの野外ステージで来年3月27日(土)、定期演奏会を初開催する。引退する3年生ももちろん、出演する。「子どもから老人まで分かる」と花岡部長は和太鼓の魅力を話している。
 各種大会が控えているため、練習の熱は冷めない。「もっと体で表現せにゃあ」、「今のは大きく。カッ、と気持ち良く出して」。自身も演奏する藤原顧問の声が響く。思いは、「人としての礼儀が大切。何か自信を持って卒業してほしい」―。