たつの市「もみじフェスティバル」黒色すみれコンサート

6月1２日、たつの市（兵庫県）もみじフェスティバル「黒色すみれコンサート」に出演させて頂きました。

三木露風の故郷で、童謡「赤とんぼ」の生まれた場所なので、
黒色すみれには珍しく三木露風の日本歌曲をプログラムに取り入れました。
ゆかさんの日本歌曲、上手い！（さすが関先生の弟子と思ったです）。
さちどんのバイオリンも哀愁を帯びて「赤とんぼ♪」は、じーんとしました。
ゴスロリで、この実力がすみれ’ｓの凄いところです。

コスチュームもいつもながら艶やかでファンタジック！
会場は黒色すみれの世界でした。立ち見の方もいらして、盛り上がってました。







主催者の方々、スタッフの皆さんの熱意もありがたかったです。

そして、歓待して下さったＹファミリーの皆様！本当にありがとうございました！！

声楽界のイチロー、関定子先生

先日、イチロー選手が、またまた記録を更新しましたね。
観衆の賞賛に、帽子を取り、たんたんと応えるイチロー選手の姿に、
私も、ただただ感動しました。

そして、声楽界ににも、同じように、たんたんと記録を更新しているソプラノ歌手がいます。
関定子氏です。
氏は、70歳にして世界トップレベルのテクニックを保持し今だ進化し、
人間の持つ能力の無限の可能性を証明している超人です。
まさに声楽界のイチローです。

関氏は自他ともに認める練習オタク。そのプロ意識は生きる芸術品のようで、
豪快かつ真摯な姿勢は多くの人を圧倒的に引き付けています。

昨年70歳での超絶技巧オペラ『ルチア』を上演。
神がかった歌声に、会場は静まりかえりました。

今年は6月27日、『椿姫』を紀尾井ホールで上演します。



この人類初の快挙は、まだまだ広く知られていません。

前人未到のこの快挙が、是非、広く知られて欲しいものです。

藤木明美ピアノトリオ やなかホール

5月21日に行われた、藤木明美ピアノ・トリオコンサートの報告です。
今回は、木管楽器とのピアソラトリオに挑戦しましたが、
共演者二人（フルート東村桃子さん、サックス村井千紘さん）の素晴らしい演奏と若い力に感動しながらの本番でした。

若い人の持つ才能と可能性が、短期間で、こんなにも花開く！
その瞬間をステージで共にできることの歓びを味わったコンサートでした。

ピアソラの作品が、彼女たちの魂をノックすることは予想していましたが、
それは私の予想を上回っていて、確かなパワーというか、
品格のある底力が彼女たちから湧き出でて、
コンサートの最後、アディオス・ノニーノでは、私が描いた地点へ、
3人で無心に力強く昇っていった様に思います。

私は、人の才能が花開く瞬間を見るのが、たまらなく歓びです。
その瞬間をともにできることが、最大の幸福です。
それを見せてくれた2人には、心からありがとう・・と言いたいです。


本当に素晴らしい演奏でした！私も刺激され力をもらいました。

そして、何より一体となってくださった沢山の聴衆の皆様のお力が大きかったです。
本当にありがとうございました！