ピアニスト藤木明美のブログ No.2

異色のピアニスト藤木明美が、音楽を通しての日々を綴ります。

天皇陛下最後の会見

2018-12-29 14:31:31 | 日記
2018年も暮れようとしています。
今年は、世界的に自然災害も多く、また世界的な政治動向もこれまでとは違う様相が見られ、
人間はどこへ向かっているのだろう、理性と知性による秩序が崩壊していくのでは、
と、懸念する人が多いのではないでしょうか。

そんな中、12月23日、天皇誕生日に、最後の天皇陛下の会見がありました。
その内容からは、歴代の天皇とは全く違う「象徴天皇」としての新しい生き方を、
真心と御身を持って、模索しながら天皇としての長い旅路を皇后様とともに歩んでこられたことが、
しみじみ伝わり、深い感動を覚えました。

16分余りの会見でしたが、テレビで放送されたのは一部でした。
最後の会見だというのに、なぜ、ノーカットで放送しないのか不思議です。

会見は、日本国民に最も大切なことを伝えるものでした。
平和への切なる願い、それを行動で示された天皇陛下の旅路が、
どのようなものであったのか、尊い真心のお言葉から伝わってきました。

まだ、見てない方がいらしたら、是非ご覧頂きたいと思います。

お言葉前文



天皇陛下誕生日会見動画
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マラソンの父 栗金三四の伝記を書いた 長谷川孝道さん

2018-12-25 14:21:36 | 日記

12月23日は、毎年恒例の、樹原涼子さんのクリスマスコンサートに行ってきました。
今年も、愛に溢れたコンサートでしたが、お父様に関するお話に心打たれました。

樹原さんのお父様、長谷川孝道さんは熊本日日新聞の元記者で、来年の大河ドラマ「いだてん」の主人公、金栗三四さんの伝記「走れ25万キロ マラソンの父、金栗四三伝」を執筆した方です。(昭和36年講談社)
昭和39年東京オリンピックの前ですね。


それから、半世紀の時を経て
再び、「金栗氏の考え方、人となり、歩んでこられた道は、歴史的にも大変意味がある。これは、陸上のため、日本のために残さなくてはならず、それができるのは自分しかいない」との思いから、80代という高齢を押して執筆され、2013年8月、第二版を自費出版されました。
すると、その翌月、2020東京オリンピック招致が決まり、さらには、オリンピックを前に、大河ドラマに「いだてん」が決まるという、不思議なめぐり合わせが起きたそうなのです。そしてさらに、改めて熊本日日新聞から出版されることになったそうです。

こちらです。


人のピュアな信念は、思わぬ大きな力で現実を動かすように思います。
樹原涼子さんご自身にも、同じものを感じています。

新聞の写真は、熊本日日新聞に掲載された、お父様、長谷川孝道さんと金栗三四役の中村勘九郎さん。



詳しくは、樹原涼子ピアノランドweb siteに書いてありますので、ご覧下さい。また、本の購入も同サイトで出来ます。
こちらです。




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住吉和子コンサート

2018-12-25 14:07:21 | コンサート

すっかりブログから、ご無沙汰になっていましました。
FACE BOOKには投稿してるのですが、
こちらにはアップしそびれてしまってました。


11月18日は、another baseで、ソプラノ住吉和子さんのコンサートでした。



今回も、心に届く歌の数々でしたが、
なんと言っても「いのちの理由♪」(さだまさし)が、素晴らしかったです。彼女の語る歌は絶品です。
秋に相応しいシャンソン「枯葉」を初共演しましたが、長年のコンビならではの「あ、うん」の呼吸感に浸りました。🎶






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