今回は野鳥ではなく,登山の写真である。
梅雨入り前日の6月22日(土),地元の山,栗駒山に登ってきた。
昨年9月には,須川温泉から産沼コース,10月には,いわかがみ平から東栗駒コースで登っている。
今回は,須川温泉を起点に,秣岳→栗駒山→須川温泉と周回コースを歩く計画を立てた。
コース図は下のとおり。(ヤマレコのマイページから引用)
朝4時半に自宅を出発。
宮城県道42号築館栗駒公園線を栗駒ダムまで進み,そこから宮城県道・岩手県道49号栗駒平泉線へ。
国道342号にぶつかったら,須川温泉までは一本道だ。
5時45分,須川ビジターセンターの駐車場に到着。
人目を憚りながらも,試合前のイチローのごとく入念にストレッチをする。
登山靴に履き替え,愛用のkarrimorのザックを背負い,クマ撃退スプレーのストッパーを外して右腰に装着する。
6時ちょうど,いざ出発。
ここから秣岳の登山口まで,国道342号を3kmほど歩かなければならない。
しかし,天気がよく,景色もきれいで,アスファルトの上を歩いていてもぜんぜん苦にならない。
道端のタニウツギの花も,目を楽しませてくれる。
もうすぐ登山口というあたりで右手に須川湖が現れる。
写真を撮ろうと駐車場の奥まで歩を進めると,ヤマレコアプリの警告が鳴る。
「予定ルートから外れたようです。地図を確認してください。」
思いもよらぬ警告をくらって思わず苦笑がもれたが,同時にアプリの実力を知ることができた。
たかだか数十mの逸脱だが,整備されていない登山道や,濃霧,悪天候,日没後などの悪条件下では,確実に遭難の危険から遠ざけてくれるだろう。
写真を撮りながらゆっくり歩き,6時40分,1117mの秣岳登山口に到着。
まずは1428mの山頂を目指して,樹林帯の登山道を歩き始める。
途中,目に入ってくる花を撮影していく。
マイヅルソウ
ツマトリソウ
白い花弁が風車のようにきれいに並んでいる。
サラサドウダン
このルート全体で数多く見られる。
ウラジロヨウラク
花の色は淡いピンクから赤紫に近いものまで個体差が大きい。文字どおり葉の裏が白っぽい。
カエデ(種類はわからない)の若い種子
秋になると熟した種子が風に乗ってクルクルと回りながら落ちてくる。
ブナの若い実
去年は全国的にブナの実が大凶作で,ツキノワグマが人里に多数出没した一因に考えられていた。
今年はそこそこ実がついているのではないだろうかと思う。
登り始めてから約1時間,一旦視界が開けて秣岳上部の山容が目に入る。
山頂まで,あと20分くらいだ。
視界が開けると,そこは秣岳の頂上だった。
時刻は8時ちょうど。
ここから向こうに見える栗駒山山頂まで気持ちのよい稜線歩きが続く。
上の写真中央右側に広がる草原が「しろがね湿原」だ。
さて,長くなりそうなので前編はここまで。(以下,中編に続く。)
梅雨入り前日の6月22日(土),地元の山,栗駒山に登ってきた。
昨年9月には,須川温泉から産沼コース,10月には,いわかがみ平から東栗駒コースで登っている。
今回は,須川温泉を起点に,秣岳→栗駒山→須川温泉と周回コースを歩く計画を立てた。
コース図は下のとおり。(ヤマレコのマイページから引用)
朝4時半に自宅を出発。
宮城県道42号築館栗駒公園線を栗駒ダムまで進み,そこから宮城県道・岩手県道49号栗駒平泉線へ。
国道342号にぶつかったら,須川温泉までは一本道だ。
5時45分,須川ビジターセンターの駐車場に到着。
人目を憚りながらも,試合前のイチローのごとく入念にストレッチをする。
登山靴に履き替え,愛用のkarrimorのザックを背負い,クマ撃退スプレーのストッパーを外して右腰に装着する。
6時ちょうど,いざ出発。
ここから秣岳の登山口まで,国道342号を3kmほど歩かなければならない。
しかし,天気がよく,景色もきれいで,アスファルトの上を歩いていてもぜんぜん苦にならない。
道端のタニウツギの花も,目を楽しませてくれる。
もうすぐ登山口というあたりで右手に須川湖が現れる。
写真を撮ろうと駐車場の奥まで歩を進めると,ヤマレコアプリの警告が鳴る。
「予定ルートから外れたようです。地図を確認してください。」
思いもよらぬ警告をくらって思わず苦笑がもれたが,同時にアプリの実力を知ることができた。
たかだか数十mの逸脱だが,整備されていない登山道や,濃霧,悪天候,日没後などの悪条件下では,確実に遭難の危険から遠ざけてくれるだろう。
写真を撮りながらゆっくり歩き,6時40分,1117mの秣岳登山口に到着。
まずは1428mの山頂を目指して,樹林帯の登山道を歩き始める。
途中,目に入ってくる花を撮影していく。
マイヅルソウ
ツマトリソウ
白い花弁が風車のようにきれいに並んでいる。
サラサドウダン
このルート全体で数多く見られる。
ウラジロヨウラク
花の色は淡いピンクから赤紫に近いものまで個体差が大きい。文字どおり葉の裏が白っぽい。
カエデ(種類はわからない)の若い種子
秋になると熟した種子が風に乗ってクルクルと回りながら落ちてくる。
ブナの若い実
去年は全国的にブナの実が大凶作で,ツキノワグマが人里に多数出没した一因に考えられていた。
今年はそこそこ実がついているのではないだろうかと思う。
登り始めてから約1時間,一旦視界が開けて秣岳上部の山容が目に入る。
山頂まで,あと20分くらいだ。
視界が開けると,そこは秣岳の頂上だった。
時刻は8時ちょうど。
ここから向こうに見える栗駒山山頂まで気持ちのよい稜線歩きが続く。
上の写真中央右側に広がる草原が「しろがね湿原」だ。
さて,長くなりそうなので前編はここまで。(以下,中編に続く。)
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