2か月間もブログを放置してしまった。7月以降はいろいろなことがあった。まず、母方の祖母の逝去。私の母は短命だったが、祖母は享年百歳の長寿を全うした。幼少の頃、母が入院していた時、私は母の実家に預けられ祖母に大変お世話になった。ただただ冥福を祈るのみである。
そして妻の入院と手術。幸い大したことはなかったのだが、それでも精神的にはけっこう堪えた。
そんなこんなで8月は仕事にも趣味にもなかなか身が入らなかったし、そんな時間もなかった。先週の大仕事を終え、やっと日常を取り戻しつつあるという状態だ。(実はこれからもまた忙しくなるのであるが…)
今週は久々に映画を観た。岩手の一関市の小さな映画館で、見たいと思っていて見逃してしまった『セッション』を上映していたのだ。いい映画だった。本物を知る天才同士が恩讐の彼方で分かり合えるもの…それを見たような気がした。
少し話がそれてしまったが…今日は久々の秋晴れ。そして夏日。久しぶりに写真を撮りに行くことにした。どこに行こうか迷いに迷った挙句、選んだのはこの時期に行ったことのない蕪栗沼。おそらくめぼしい鳥はいないだろうと思っていたのだが、それ以上に体が長距離を歩くことを欲していた。
沼を1周しながら草花や昆虫、ヘビやカエルを撮る。湖面には今年生まれたカルガモが多い。ふと上空を見やると1羽の猛禽が飛んでいる。トビとはややシルエットが異なる。ノスリか…?双眼鏡で確認するとなんとミサゴだった。
ミサゴというと魚食性で海岸付近に生息しているイメージがあるが、実は4月のコイやフナの産卵期には内陸の沼地にもよく現れる。伊豆沼でも岸辺で産卵しているコイを急降下して捕え飛び立っていくミサゴを普通に見ることができる。
白い頭に黒い過眼線がミサゴの特徴だ。今回見たミサゴは、おそらく、先週の大雨で冠水した浅瀬に迷い込んだ魚を狙っていたのだと推察される。
ミサゴが遠ざかってふと足元を見ると、ミズアオイが咲いていた。花期の長い花だが、今年はそろそろ終わりだろう。
堤防沿いの道には、夏の間あれほど隆盛を誇っていたクズに代わってアレチウリが優勢になってきている。横を見やるとキレハノブドウの実の美しい色彩が目に入ってきた。
本格的な秋の深まりはもうすぐだ…。
そして妻の入院と手術。幸い大したことはなかったのだが、それでも精神的にはけっこう堪えた。
そんなこんなで8月は仕事にも趣味にもなかなか身が入らなかったし、そんな時間もなかった。先週の大仕事を終え、やっと日常を取り戻しつつあるという状態だ。(実はこれからもまた忙しくなるのであるが…)
今週は久々に映画を観た。岩手の一関市の小さな映画館で、見たいと思っていて見逃してしまった『セッション』を上映していたのだ。いい映画だった。本物を知る天才同士が恩讐の彼方で分かり合えるもの…それを見たような気がした。
少し話がそれてしまったが…今日は久々の秋晴れ。そして夏日。久しぶりに写真を撮りに行くことにした。どこに行こうか迷いに迷った挙句、選んだのはこの時期に行ったことのない蕪栗沼。おそらくめぼしい鳥はいないだろうと思っていたのだが、それ以上に体が長距離を歩くことを欲していた。
沼を1周しながら草花や昆虫、ヘビやカエルを撮る。湖面には今年生まれたカルガモが多い。ふと上空を見やると1羽の猛禽が飛んでいる。トビとはややシルエットが異なる。ノスリか…?双眼鏡で確認するとなんとミサゴだった。
ミサゴというと魚食性で海岸付近に生息しているイメージがあるが、実は4月のコイやフナの産卵期には内陸の沼地にもよく現れる。伊豆沼でも岸辺で産卵しているコイを急降下して捕え飛び立っていくミサゴを普通に見ることができる。
白い頭に黒い過眼線がミサゴの特徴だ。今回見たミサゴは、おそらく、先週の大雨で冠水した浅瀬に迷い込んだ魚を狙っていたのだと推察される。
ミサゴが遠ざかってふと足元を見ると、ミズアオイが咲いていた。花期の長い花だが、今年はそろそろ終わりだろう。
堤防沿いの道には、夏の間あれほど隆盛を誇っていたクズに代わってアレチウリが優勢になってきている。横を見やるとキレハノブドウの実の美しい色彩が目に入ってきた。
本格的な秋の深まりはもうすぐだ…。