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きもの撮影の基礎(ポートレート スタジオ ファイン)

2008年07月09日 | きもの・浴衣撮影のポーズ・方法
 2005年度の「日本きものの女王」の安田博美さんです。

 和服や浴衣のポーズは洋服のポーズとまるっきり違います。プロのモデルでも和服や浴衣のポーズは知らない人が多いようです。最近は、「和の世界」が再認識されています。

 和服は体の線は出ませんので、誰が来てもそれほど差がなく、着物そのものの色柄も魅力的です。とくに中高年の女性は、洋服よりも和服を着ると気品があります。 できるポーズは限られますが、着物そのものによって、かなり魅力的な写真に写ります。

 和服の場合は、立つにせよ、座るにせよ、洋服以上に姿勢が重要です。

 背筋を伸ばし、日本的な立ち振る舞いをしましょう。

 猫背になってはいけません。

 体を曲げるときも背筋を伸ばして、腰のところで曲げましょう。

 本格的にきもののモデルをするためには、日本舞踊や茶道・華道を習うといいでしょう。

 モデルは容姿だけでなく、知識・教養も必要です。

 正面から前向きに写すと、洋服以上に太って見えてしまいます。

 和服や浴衣も斜めから撮影します。

 体全体での大胆な表現はやりにくく、胸や尻をだす西洋的なポーズは避けましょう。

 見返り美人といいますが、和服の帯を見せながら、横向きか、後ろ向きで、弓形に見返るといいでしょう。

 日本的なしぐさを表現するために、手や指の位置や格好が重要です。軽く手を胸元につけるポーズはよくします。全部の指を伸ばしたり、軽く握ったり、自然な仕草をしましょう。

 和服の場合は、扇子や和傘など、和装小物を撮影時に使用します。

 和傘は着物の色との色合いを考え、和服が目立つように反対色にするといいでしょう。和服の撮影を都会でする場合に、電線やビルなどが写らないように、晴れてても和傘を使用する場合があります。

 失礼ながら、スタイルに自信がない女性のお見合い写真は、和服がいいと思います。

 浴衣については、最近は夏祭りや花火大会で着ている女性も多く、着物に比べればかなり自由にポージングができます



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