僕という存在から見えた世界の風景とその導

世界が気まぐれに語りかけてくる言葉は儚くとも美しい・・・

【LOST】君の香りを見失ってしまった

2006年04月05日 | 詩的遊語
【LOST】君の香りを見失ってしまった



少しでも君に喜んでもらえるように
君からの小さなメッセージを読み取って
出来る限りの贈り物をプレゼントしていた

遠く離れていても 君を想い続けることを
遠く離れていても 君を慕う存在がいることを

月日は流れても 変わらず君に送ってた贈り物は
届いていたのだろうか?

君からのメッセージ 今はもう読み取れなくなって
だったらこのプレゼントは 誰の為のプレゼント?

想う気持ちは膨らむけれど それは遠い日の君の事ばかり

気が付けば 辿っていた足跡は消えていた
気が付けば 時代遅れのプレゼントばかり並べてた
気が付けば この胸の想いは 哀しい程に空っぽだった

優しい香りがした君の笑顔・・・
もうあの頃のようには うまく思い出せない ゴメン
 


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2 コメント

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そんなものさ。 (hiiko.)
2006-04-06 00:05:07
きっと「おもひで」ってやつはそんなものだと思う。

いつまでも色濃く残るものでもなく、永遠に存在し続けるものでもないんだ。

だからきっといんだよ、美しくて切なくて...

思い出せなくても、あの頃の香りだとか風景の欠片さえ心に残っていれば、少しばかりは思い出せる。

上手く思い出せぬとも、何となくそこにあるもの...



それがきっと「おもひで」だと思う。



で、ちょっと刹那を感じてしまう訳さ...
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「思い出」までの時間 (初心者ひろ)
2006-04-06 12:32:52
> hiiko.さん



「これはもう思い出」ということを理解している自分。

「思い出にしたくない」と未だあきらめきれない自分。



両方の板挟みに、気が付けばなっていた。

というよりは、気が付きたくなかった。



だからまたフタをする。



でも一度気付いてしまったら、それはもう虚しい日々の繰り返しだったりするのです。



「思い出」になるまでの時間。

人は何を思っているのか、そんな事を考えてみた卒論?の一部です。



人はなんて愚かでイトオシイ存在なのか、、って事を追及中です。
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