僕という存在から見えた世界の風景とその導

世界が気まぐれに語りかけてくる言葉は儚くとも美しい・・・

【風の通り道】空と風車の会話を聴く。

2006年02月08日 | 空蝉癒色
【風の通り道】空と風車の会話を聴く。



吸い込まれそうな空にこの身を投げ出したくなる

だが手を伸ばしても 遠くに感じて虚しくなるだけ

項垂れる傍らで軋む白い機体 同じくしてこう呟く


この世界に生まれ 今という時の流れに身を置く兄弟

今日もまた風は強いが あの空はいつも揺るぎない

そんなあなたのおかげで 私はまた彼に会えたよ・・・


通り抜ける風は また強くなったみたいだが

ここにもう少しだけ留まっていたい気持ちに

心の中で【Yes】と答え またいつものように

僕らは二人 揺るぎない青空を見上げるのだ