おはようガンバ
パパさんと仕事の会合がある福山に向かおうとしていた時、ふと携帯を見てみると、お母さんのショートステイ先からの着信が三回も入っていた
今まで、出先にショートステイ先から、何度かかかって来る事はあったけど、三回の着信にちょっといつもと違う不安を感じた
電話をかけてみたら、まさちゃんの予感は的中していて、お母さんがステイ先で、転んで、元気だけど、念のため、午後から病院に行ってみるとのこと、、、、
「何とか、お母さんに大事がありませんように・・・」って、祈るような気持ちで、お母さんが病院から戻って来るまでの時間が、随分長く感じて心配だった
四時ごろになって、やっと施設のお世話してくれてる方から電話がかかり
「あのぅ、、、スミマセン、、、やはり、肩の骨が骨折しておりました・・・」と施設の方は、とっても申し訳なさそうに連絡して来てくれた
まさちゃんの気持ちの中で、半分は、大丈夫かな?なんて思っていたので、骨折の連絡を聞いて、びっくり、がっくり、、、
すぐにパパさんに連絡して、後の予定を全部キャンセルして、明くる日、すぐに帰る準備をしたよ
福山には、ゆっくり来たことがなかったので、もし、時間があったら、鞆の浦でも行けたらいいな~って思ってた
まさかの出来事でそれも出来なかったので、明くる朝、少し早く起きたし、せっかくだから、電車までの短い時間にバラ公園まで歩いて行った
福山の街に来て、どうして、この街がバラの街なんだろう?って思ってたら
バラ公園の入口にちゃんと説明されていた
戦災を受けた福山の街に、「荒廃した街に潤いを与え、人々の心に和らぎを取り戻そう」と有志の方で、1000本のバラの苗木を植えられたことがきっかけで、バラ公園が出来たらしい
街のあちこちにも、バラの花が植えられていて、街を歩いていても、ほっこりした気持ちになれたよ
ここのところ、ぐんと暖かい日が続いていたので、バラの花は、ほとんどが見頃を過ぎてはいたけれど、カメラをむけると、まだまだバラの花があちこちに綺麗に咲いていた
こんな風に、バラの花を写真に撮りながらも、お母さんのことが心配だったし、帰ってからの生活もどんな風になるんだろう、、、ってことも不安だった
お母さんがいったい、どんな状態なのか、よく分からなかったし、家でずっとある程度元気な状態で、過ごしてくれてたから、まさか、ショートステイ先で、具合が歩くなるなんて、思ってもみなかったものね~
福山の街に来て、たくさんのバラの花が、まさちゃんの気持ちを癒してくれたよ
福山から新幹線に乗って、特急に乗り継いで、お母さんのステイ先に迎えに行った
しばらく、待っていたら、お母さんが、三角巾をかけてもらって、肩にコルセットみたいな物を捲いて、ちょっと痛々しい感じだったけど、元気そうでほっとした
施設の方が、「すぐ、(三角巾やコルセット)取ってしまわれるんです、、、」って、苦笑いして、お母さんの様子を説明してくれた
家に連れて帰ったお母さん、最初は、片手が不自由なことに慣れない感じだったし、まさちゃんも、何となく、一人にするのが怖かったけど、
お母さんも、だんだんに慣れて来て、上手く右手を使って、何とか生活してくれてるよ
三角巾も、コルセットもすぐに部屋に戻ると外してしまうから、これは、なかなか骨もくっついてくれないかもしれないね~
今月は、デイもお休み・・・
今回のお母さんのことで、元気で居てくれることは、当たり前じゃないんだな~って、改めて思ったよ
お母さんに限らず、家族のみんなが元気で居てくれてることは、当たり前じゃないんだよね~
何かあった時に、いつも気付くんだけど、その有難みをすぐに忘れてしまう、、、
お母さんが、思ったより痛みを訴えないのは、認知症の人によくあることらしい
まさちゃんの気持ちも、ほぼいつもの通りに落ち着いて、また、お母さんと一緒にご飯を食べている
「お母さん、今日は体操行ってくるわ~私が元気じゃないとお母さんのお世話も出来んからね」ってまさちゃんが言ったら
「あんた見てると元気やさかい、自分も似たいって思うんや~」なんて、お母さんが言ってくれた
お母さん、早く、骨がくっついてくれるといいね~
今週も、みんな、それぞれにお疲れさま
いつも来てくれて、ほんとにどうもありがとね~
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