おはようガンバ
今日は、お母さんの91歳のお誕生日
お母さん、お誕生日おめでとう
大腿骨を骨折してから動けなくなったので、家では見てあげることが出来なくなって、施設でお世話になってもらっているから、お祝いもなかなかしてあげられないけど、せめて、お母さんとの思い出をここで書いてみるかな~って思った
お母さんが娘のころ・・・とっても可愛い
戦争が終わって、ピアノが大好きだったお母さんのために、おじいちゃんが探してピアノを買って来てくれたって話しを聞かせてくれた
こんな暮らしに辿り着くまでは、家族で随分ご苦労されたこともあったみたいで、働き者で、よく気が付くお母さんは、おじいちゃんやおばあちゃんから一番頼りにされてたみたいで、小さい時からよくお手伝いをしてたみたいだよ
大好きなお父さんのいる石川へ大阪からお嫁に来て、いろいろ心細かっただろうに、お父さんを助けながら、一生懸命頑張って来てくれて・・・
さぁ、、、これからは、二人でのんびり楽しんでね~って思ったころ、大好きなお父さんが65歳の若さで、天国に行っちゃって、、、
それから20年ぐらいは、まさちゃんの家の隣で廊下は繋がっていたけど、一人で暮らしてた
今思うと、毎日行き来はしてたけど、寂しかっただろうな~って思う
お母さんは、ドライブが好きだったから、まさちゃんは、いろ~んな所へドライブに連れて行ってあげたよ
春には桜、そして富山のチューリップ、藤の花、福井の花菖蒲、紫陽花、ひまわり、蓮の花、百合の花、秋にはコスモス畑や菊人形と・・・
[お母さん、今日は山行きたい?海がいい?」って聞いてみたり、こんなにいろんな花を見てドライブに連れてってもらったお婆ちゃんもそう居ないだろうな、、、って思うぐらいにいろんなところへ連れてってあげた
お母さんが住んでた家を壊して、長男クン家族が家を建てることになって、お母さんも一人では暮らせなくなってきて、まさちゃん達との生活が始まった
少しずつ、介護も始まったけど、まさちゃんも一生懸命だったよ
ときどき、ぼやきながらお世話する時もあったけど、お母さんは大変そうにお世話しているまさちゃんを見て、気の毒そうに「ありがとうね~」ってよく感謝の気持ちを伝えてくれたっけ
もともと食が細い方だったし、食事はなるべくまさちゃんが向かい合って食べることにして、ゆっくり話をしながら時間をかけて食べてもらって、
そしたら、お母さんもだんだん元気になってきて、一人で居たころより随分笑顔も増えてきて、
まさちゃんの顔をじ~っと見つめて、
「あんたの笑顔はえぇ笑顔やな、、、」なんて嬉しいことを言ってくれたりして嬉しかったよ
でも、お母さんと一緒にご飯を食べるようになったら、パパさんとのんびりご飯を食べる時間は、ちょっと取れなかったし、まさちゃんも介護の時間が多くなるとそんなにゆっくりと話をする時間もあまりとれなくなっていた、、、
しばらくの介護の毎日は大変だった時もあるけど、お母さんと一緒に過ごせて幸せだったって今では思うよ
家事をしながら、ふと気が付いたら、これってお母さんもやってたよな~って思うことがある・・・
お母さんの背中で、いろいろ知らないうちに教えてもらってたんだよね~
今日で、91歳 お母さんお誕生日おめでとう
いろんなことを教えてくれてありがとう
まさちゃんの笑顔を褒めてくれて、ありがとう
また、これからも頑張るよ