こないだ大阪に用事で行ったとき、用事があったのは、次男君で、彼が用事を済ませている間、三時間ほどの時間が空く予定だった~
そしたら、パパさんが、
「今度、大阪に行って、○○やが、用事済ませてる間、お母さんが下宿してたとこ行ったるから、住所それまでに、調べておきや~」って、言ってくれてたんよね
まさちゃんが、学生の頃、一人暮らしのオバサンの家の二階の一室で下宿させてもらっていた。。。
でもな、住所と言っても、随分昔の話やから、分からへんなぁ、、、って思ってたらね、あった!あった!多分あそこに~
若かりし頃、文通をしていたんだよね、パパさんと・・・それを、まさちゃんは、結婚前に、キレイにぜ~んぶ燃やしてきたんだけど、パパさん、ダンボールに入れたまんま、荷物の片隅に、置いたままのしてあるのをまさちゃんは知ってた
探してみたら、あったわ~懐かしい住所がね
次男君が、用事に出かけたあと、まさちゃんとパパさんは、何十年前のパパさんへの封筒に書いてある、若かりし頃のまさちゃんの住所を頼りに車で、出発した
今のナビって、すごいねぇ~ナビを使えばどこへでも行けるもんね~
番地を探すのに何回か、道をぐるぐる回ったけど、
「お父さん、ちょっと家変わってるけど、ここやわ!」
少し、リホームはしてあったものの、まさちゃんが借りていた二階とベランダは昔と、なんにも変わっていなかった
一人暮らしのオバサンは、多分亡くなっていて、他の人の表札になっていたけどね。。。
こ~んな、ごちゃごちゃした町の中に住んでたんやなぁ、、、
何十年前のまさちゃんを懐かしく思い出してたよ
ここに辿り着くまで、狭い都会の街中を車で、ぐるぐる回ってくれてるパパさんを見て、「優しい人やな~」と手紙を書いてたころの気持ちも思い出してたわ
懐かしい下宿を後に、次男君も用事を終えて、せっかく大阪に来たんだからと、パパさんが『東急ハンズ』に行きたいというので、行くことになった
田舎者のまさちゃんには、ちょっとオシャレな珍しい商品がたくさん並んでいて、見てるだけでも楽しかったよ
そうこうしてると、なにか、化粧品みたいなものを売ってる人が、まさちゃんに「お客さんも、やってみませんか?」と声をかけた
何か、のりのスティックのようなものを手に持って
「これを塗るとね、しわが伸びて、こんな風にキレイになれるんですよ」って、使用前、使用後の写真を見せて説明し始めた
「ちょっとね、最近、この目の下のしわが気になるんですよ~」って言ったら
その女の人、まさちゃんの目の下にその魔法のスティックす~うっと塗って、耳のあたりをマッサージして、手鏡をまさちゃんの前に見せた
「ほうら!見てください!こっちの目の下、ちがうでしょ!?」
店員さんが、自信満々にそう言われると、すぐ何でも、信じ込むタイプの単細胞まさちゃんは、ほんとに、しわが一瞬でキレイに伸びたように思えてきた
「今度はどうしても年齢とともに、下がる胸をやってみますよ」そう言いながら、まさちゃんの背中になんやらシールを入れて、ちょっと胸を上げるしぐさをしたら
「どうです?さっきより、胸が上がったと思いませんか?」
「そう、言われてみれば、上がってるかも、、、、」
そのうち、この魔法のスティックが、まさちゃん、欲しくなってきた
「でも、これ無くなったらどうするの?」
「三ヶ月は、使えますよ~梅田では、リピートする人も増えてるんですよ・・・」
もう一歩で、まさちゃん、美の誘惑にかかりそうになったけど、小さなスティックが、一本三千円もするので、やっぱ、まさちゃんは、止めておこうと、踏みとどまった。。。
田舎者のまさちゃんには、素敵な誘惑の多い?都会の町だよね~
東急ハンズじゃないけど、パパさん、こんな可愛いサンタの長靴を買ってたよ
まさちゃん、三人の子供に恵まれたけどね、四回も流産して、パパさんと一緒に悲しい思いもしてきたの
子供たちが、大きくなって、サンタの長靴いらなくなった今も、クリスマスの時期になると、毎日手を合わせているぬいぐるみに、パパさんは、サンタの長靴を買ってあげてる
たまには、喧嘩もするけど、こんなパパさんと、この人生、一緒になれてよかったよ~ありがとうね、パパさん
さぁ、また、今日もガンバでね
今日も来てくれたあなた、どうもどうもありがとう