今日U15リーグがあり、Bチーム（中学1年生）達が素晴らしい人工芝で試合をさせて頂きました。
感想は…
『心が動かない』
相手は学年も上でレベルも上
勝ち負けではなく成長の為にエントリーしているリーグ戦
勝ち試合だろうが
負け試合だろうが
見ている人の心を動かす闘いとプレーをしてきたこのチーム
大差で負ける事もあったし
今の先輩達も、卒業生達も今日みたいな試合をしたことは当然あります。
でも、いつも『心動かされる』試合でした…
今日の試合
心が動くどころか
心が離れる試合でした。
あれだけやられているのに
体を張ってスライディングしてでも触りにいった選手は1人だけ…しかもたったの2回…
体投げ出して、足がつるほど走り回って、掴んででもなんとかしなきゃと心に火をつけて戦った選手がいない…
魂から声を出す選手もいない…
それでも頑張ったと胸張っていえますか？
君たちが応援しながら見てきた先輩たちの背中は
そんな背中でしたか？
心が折れた姿を見せていませんでしたか？
今日ほとんどが心折れた感を表に出しました。
これは自分の事しか考えていない証…
辛い
キツい
恥ずかしい
もうダメ
無理だ
どうしよう…
この言葉に『仲間の為に』は含まれていますか？
最後の最後まで
どんな試合になろうとも
諦めない姿勢は
自分ではなく、仲間やチームの為にしか出せない姿。
今日君たちは自分のことしか考えず
自分の心のままに
頑張っても無理だと諦めた
ベンチも静か
ピッチも静か
今まで1人か2人は
身体投げ出して
声張り上げて
ひどい時は悔し泣きしながらでも
必死に戦う選手がいた
今日、ピッチにもベンチにも『魂揺さぶる熱くて諦めない』選手はいなかった…
『心動かない』無意味な敗戦だけがそこにあった気がします。
自分達のチームであり、自分達の試合です。誰が心動かす諦めない背中で戦うのでしょう…。
悲しい内容になりましたが
人数が集まっても
技術が成長しても
勝っても
負けても…
『心動かない』試合ほどつまらない試合はありませんよ。
チームとして戦っていくにあたり
1番辛くてキツくて心折れそうな時に
奮い立たせる姿を見せて戦い続けてくれる存在無くしてチームは強くなりません。
誰よりもチームと仲間の為に『心熱くする』選手
いるんでしょうか…今年の一年生達の中に
誰がそんな存在になってくれるのでしょうか…
試合に負けてもいい
でも
今日みたいに自分に負けるほど悲しい事はないことを忘れないでいて欲しいと思います。
技術や戦術なんかではなく
心を動かし続けてきた事こそ
F.C.TWINS.愛知の1番の良さだと思います。
先輩たちが築き上げ背中で見せ続けてきた素晴らしい良さを消さないで欲しいと願います…。
子どもたちが今日の自分の姿を振り返り、心を動かす背中に変わる日まで待ちたいと思います。
