毎週 江ノ島でセーリングを愉しみ 人生を愉しむ♪

ヨットを自作し帆走♪
中古ヨットを買って直しながら帆走♪
多岐にわたる知識が必要ですがマダマダ

強風下のセーリング

2009年01月18日 | Weblog
良い天気♪

今日は風は吹かない!!

と、予想天気図を見て息子と二人で思っていたのに
結構な風

クレーンのおじさんと話していると
すぐ、イエローフラッグになるんじゃない

との話

先週ついに舵を僕も息子ももてなかったので
今日こそ!!

と、張り切って・・・
二週も続けて海に来た息子

リーフしないの?

と、不安げな息子を尻目に

大丈夫だよ

と、スピンを上げる準備をし

のりこちゃんに作ってもらった
セールクロスで作ったスピン入れ

スピンクロスで作った
UW旗

を持っていざ出港!!

良し、じゃ舵持てよ

と言う僕に

この風じゃムリ

クルーに徹する

とのことで、ポンツーン(浮き桟橋)を離れた途端から
カットビ!!
ヒール!!

かなり怖かったようです

そこに・・・・

まだ、ハーバーの中を右往左往している時に

僕がヨットの神様!!
と、お慕いする 
埜口さんの姿を発見!!

ポンツーンに戻り

一緒に乗っていただけません?

と、声を掛けさせていただくと

1時間くらいなら

と、仰ってくださり
数々の強風下レースで優勝をしてきた
神様とご一緒♪

息子にとってもキット良い勉強になる

息子の顔に安堵の表情が・・・・
嫌な奴

親を信頼していない・・・・。


でも、正直僕にも安堵が・・・・。

そのくらいの風でした

でも、埜口さんにとってこれくらいの風は
まだまだ順風

この、感覚が凄い!!



スピンを教えていただいた時に
スピンを張ると強風下でジャイビング(風下に向かうとき風の受け方を変える)
が怖くなくなりますよ

との言葉を実感できる!!

と、大喜びの僕

あっという間に、港外に出る

北風

午後から南に変わるとのこと

江ノ島は
三浦半島と伊豆半島の間にある
相模湾
の右東寄りにあります
神奈川県の長い海岸線がそのまま相模湾

そこにポツンと江ノ島が

その江ノ島の陸が見えるほう側にハーバーがあります

この向きだと
北風は本州が防ぎ
南風は江ノ島が防ぎ
東風は三浦半島が防ぎ
西風は・・・影響がないように西の影に回りこむようにチョッと奥まっています



江ノ島を交わせば
すぐにでもスピンが上げられる♪


ハーバーを出て真上り
風上に向かって進みます

ヨットが風を受けかっこよく斜めに倒れながら帆走して行く姿を思い浮かべてください♪

ビューン!!

ヒールがきつい

コックピットの両側(風上・風下)
に二人づつ分かれて座っていたのですが

あまりの強風で
埜口さんが
皆でこっちに(風上側)に座ってヒールを潰しましょう

これも、写真でご覧になったことがあるでしょうか



勝手に
J24
全日本レースの写真を転載させていただきました
ありがとうございます

J24は24フィートのヨットで
とてもワンメイクレースの盛んな艇種です

クルーザーにもレース艇にも使えるヨットで
僕の欲しいヨットでもあります


こんなに僕の船は大きくありません

僕のは16フィート
2.5mほど小さい
2/3程しかありません



こんな感じになろう
と、風下側から移ろう

と、思った正にそのとき
グワン・・・・

と、鈍い音
振り向くと、ウソのようにふんわりとマストが海面に吸い込まれていく

デスマスト

遂に恐れていた事が現実に

でも、良かった♪

埜口さんと一緒の時で



気の毒なのは埜口さん

とんだボロ舟に乗ってしまった・・・

すみません。

もう、乗っていただけないかな・・・・。


どうする?
と、義兄の声

とりあえずマストの回収

マスト廻りにはロープが多い

きおつけて
足を取られないように

と声を掛けながら回収
次はパドルを手にして漕ぎ出す

乗っていたのはド素人が居ない
というのが幸い


息子に
キャビンの中にパドルがあと2本あるから出して

そう、エンジンを積んでいない


セールに覆い隠されたキャビンにもぐりこみ
パドルを出してきた

とりあえず一本

非常用の小さい奴だ

お父さんが作ったパドルもあるから出して

、再度もぐりこみだしてきた

北風なのでそんな一生懸命にこがなくても
ハーバーには戻れる

でも、入り口の真北までは漕がなくては・・・・。


クレーンの下まで無事に移動

すると、もう埜口さん、次の行動
さっと降り、チョッと行ってきます

息子は馬鹿なしぐさでマストの折れたところを指差す



折れたところから下に延びているのは
スプレッダー
と言って、マストの強度を増すために付いている・・・・
本来は

でも、建造後18年経ったこのヨットにとって
僅か3cmほどの間隔の間に
穴が 3個
マストはアルミ
リベットはステンレス
真ん中にスプレッダーが変な角度に行かないように
ステンレスのボルトが途中まで突っ込んである

このボルトは必要なのか?
マストにまで貫通する必要はない
スプレッダーの取付金具に止まっていれば良いだけだ

金物にデベソのように突起がでていれば穴が一つ減る

と、問題点をここで言ってもしょうがない

とにかく、両側の3cm幅に 6個の穴があり
各々の場所で電蝕を起して穴が拡大している



右舷に見える茶色いのが
僕の作った自慢のパドル
その上に乗っているのがアルミのパイプに合板をU字ボルトで止めた
非常用?パドル

手前に見える銀色のマストは上側

思わず 
翼の折れたエンジェル~♪

と、目一杯新しい曲を口ずさんだら
息子は知らない・・・・と

エ~・・・・古いの・・・・?。
がっかり

後ろから一生懸命に押して移動
何か重くなった・・・?

前を見に行くと
息子が船に乗って・・・



海上で舵を握れなかったので
陸上で舵を握っている

まったく良くこんなこと思いつくよ。

埜口さんが戻ってこられ
中古マストを探してきてくださった

上手く行けば譲って下さるそうだ

さすが顔の広い、しかも人望のある埜口さん

でも、駄目だった時はどうしましょう?

いや、そしたら作りますよ

以前から木のマストに作り変えようと思っていたんです

電蝕が激しくてアルミマストはもう嫌だ
と、思っていたので

の話から
いっそヨットごと創っチャおうか!!


僕が今造りたいのは・・・・

僕が元気に乗れるのも
長くてあと20年

それなら最初につくった合板艇が20年持ったのだから
合板で

クルーザータイプ

その辺を帆走る
デイセーラータイプと・・・・

ディンギーのお化けみたいなのが良いかな?っと、思っているんです

でも、スカーフが面倒で躊躇しているんですが
埜口さんの会社で
以前雑誌でレーザーで細かな接着面積を増やす
組み込むスカーフを見たことがあるのですが

そんなのやっていただけるんですか?

と、伺うと

良いですよ!!

とのこと♪

そういう合板を売り出したら売れますよ!!

というと、
そうかな??

やはり、船を作ろう
と言う人は少ないのでしょうか?

折れたマストを眺めながら
何としても来週海に出る!!
と、決意!!

でも、マストが立っていないと
江ノ島ヨットハーバーから出港させてもらえない・・・・。

よーーーーーーし

来週、1/3のところで折れたマストを・・・・
して
セールは・・・・
して!!

と、頭の中で構想

よし。これをやるには道具が・・・・・


以下、次週をお楽しみに♪

コメント
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