デジタル庁

数日前の朝刊の片隅に、コッソリ、こういう記事が・・・・。
　
　

　
　
「政府共通システム頓挫」
　
　
「１年持たず運用打ち切り」
　
　
中央省庁の情報システムを統合するために昨年10月に開始した共通プラットフォームの打ち切りが先月27日打ち切られたっていう記事。
　
　
このプラットフォームはデジタル庁へは引き継がず新設されたデジタル庁で一から作りなおす・・・・ってことらしい。
　
　
年間100億を見込んだ事業は開始から１年を待たず頓挫・・・・・ですって。
　
　
で、今度のガースー肝いりの「デジタル庁」600人体制でスタート・・・・らしい。
　
　
元佐賀市長で、福大教授の木下しぇんしぇいによると・・・・・
　
　
まず、１番目にマンパワーが一桁足りない。最低6,000人必要。
　
　
らしい。
　
　
ちなみに、同じ庁で比較すると・・・・
　
　
気象庁、約5,000人。
　
　
警察庁、約8,000人。
　
　
海上保安庁、約15,000人。
　
　
国税庁に至っては、56,000人。
　
　
２番目に、官民挙げての人材確保らしいですけど、木下先生が言われるには、民間からの雇用は、臨時であり、優秀な人材は民間が手放さない。
　
　
なので、あまり優秀と言えない人が集まっている可能性大。
　
　
三番目。
　
　
これが一番大事な事。
　
　
「決定権がない。」ことらしい。
　
　
立派なシステムなんか作ったところで、財務省から予算を付けられなければ、絵にかいた餅らしい。
　
　
元官僚の木下先生。
　

なんか、納得してしまう。
　
　　
こんなこと言われると・・・・デジタル庁も長くないな・・・・。