前半の早い時間帯にルーキー満田のシュートで先制し、相手に追いつかれないうちにサントスが執念で追加点をもぎ取る。理想的な展開も
前半終了近くに失点して厭な雰囲気になりそうだったのを新戦力が喰いとめる値千金の3点目で…ウタカの個人技に頼る京都と違い、チーム
の誰もが攻めに参加し、誰かがゴールを奪える全員サッカーの真骨頂かなと。塩谷のゴールポスト直撃は勿体なかったが、久しぶりの複数得点
差による勝利で、過密日程の3連戦の初戦を幸先良く飾ることが出来たのが良い。21日はカープも大勝して夜はさぞや賑わったことと思うが
願わくば残りも…と思わないサンフレファンは居ない。次の朗報を待ちたいモンです。
広島新戦力のベン・カリファに待望の初ゴール!ホームで京都に3発快勝【明治安田J1第14節】
明治安田生命J1リーグ第14節、サンフレッチェ広島vs京都サンガF.C.が21日にエディオンスタジアムで行われ、3-1で広島が勝利した。
6位の広島(勝ち点18)と9位の京都(勝ち点17)による一戦。広島は前節、浦和レッズと0-0と引き分け、快勝した鹿島アントラーズ戦から2試合無敗をキープした。一方の京都は現在4試合未勝利。得点力不足に悩んでおり、ルヴァンカップを含めた公式戦ここ7試合はすべて1点以下となっている。 互いに前節と同じスタメンで臨んだ中、試合は早々に動く。5分、広島は相手のゴールキックを佐々木がヘディングではね返し、最前線のジュニオール・サントスがワンタッチでポストプレー。ここに走り込んだ満田がボックス手前からシュートをゴール左下に突き刺した。 幸先良く先制した広島はその後も主導権を握って京都ゴールに迫る。26分にはゴール前で相手の攻撃を防いだ野津田のクリアボールを満田が自陣中央で受け前線へフィード。これに反応したジュニオール・サントスがベン・カリファとのワンツーで高い位置をとっていた相手の最終ラインを突破。GKとの一対一では躱しにかかったところを手で弾かれてしまうが、粘り強くキープしてゴールに流し込んだ。 ホームで良い流れを作った広島。33分には初ゴールが欲しいベン・カリファが柏のクロスからヘディングシュート。DFにブロックされたところを今度はバイシクルで狙うも、GK上福元の好セーブに遭う。 京都は守勢の苦しい時間が続いたが、42分に速攻から1点を返す。センターサークル内での混戦を潜り抜け、ボールは右サイドを走るウタカに下へ。フリーで受けたウタカはボックス右まで侵入し、ボックス中央の武富にラストパス。武富は反転から左足を振り抜き、シュートを突き刺した。 点差を縮めて後半へ向かう京都は、ハーフタイムで3人交代。宮吉、松田、武田を下げて、豊川、井上、金子を投入する。 その立ち上がりにウタカにビッグチャンスが訪れるが、ここは荒木にクリアされる。ウタカと荒木はその後も度々迫力満載のデュエルを繰り広げていく。 後半はやや盛り返されている印象の広島だが、迎えた66分、ついにあの男に待望の瞬間が訪れる。アタッキングサードで細かく繋ぎながら、野津田からボックス左のベン・カリファにパスが入ると、迷わず左足を一閃。GKの足を弾いて浮いたボールが相手DFに当たってゴールに決まった。 再び苦しくなった京都は、頼みのウタカにボールを集めるが、70分のシュートが右ポストに嫌われる。逆に82分には、広島の塩谷のシュートがクロスバーに当たるなど救われる場面も。 試合終了間際には、京都は途中出場の福岡がボックス中央からシュートを放つが、GK大迫の好セーブが飛び出したところで試合終了。京都はこれで5試合未勝利に。広島が2試合ぶりの白星を収めた。 サンフレッチェ広島 3-1 京都サンガF.C. 【広島】 満田誠(前5) ジュニオール・サントス(前26) ナッシム・ベン・カリファ(後21) 【京都】 武富孝介(前42)
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