ファーマータナカの今日の禅語「喫茶去(きっさこ)」。
膝が悪いとは口実で、元々正座のセもできない不届き者が、ありがたいことに、バイトの関係で茶会に出る機会を得た。
さりげなく出される一碗の茶…、茶席の禅語の中で最もよく知られた言葉で、客人の貴賤・貧富・賢愚・老若職業などにとらわれることなく、「まあ、お茶でもお飲みなさい」との意だと。
茶の心に触れて納得、と思いきや、広辞苑にこうあった。
「お茶でも飲んで来い。もともと相手を叱咤する語であるが、後には、お茶でも召し上がれ、の意に解され、日常即仏法の境地を示す語と誤解された」
ーお茶でも飲んで出直して来い、この馬鹿タレが!ー
ううむ、お主出来るな、俗人には奥が深すぎる。
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