ファーマータナカの今日の俳句。
芭蕉の不易流行の代表句の創作エピソードがあったので紹介する。
昔、カツラは床屋などで出てくる古い毛を使って作られていた。
ある日、芭蕉はとある街道を歩いていた。
ちょうど商店などが建ち並ぶ街の中、それほど幅広でもない道の向こうから暴れ馬が走って来るでは無いか。
慌てて避けて事なきを得るが、その馬の行方も気になり後ろを見やれば、老婆がやはり暴れ馬に轢かれそうになっており、慌ててどこかの店の中に飛び込んでいた。
老婆が無事か気になって芭蕉は店に向かう。
そこはカツラ屋で、買いもしないのに飛び込んだ老婆は愛想笑いをしながら店を出て行った。
老婆の名前が「水野オト」と聞いて、芭蕉は一句詠んだ。
「古い毛や 買わず飛び込む 水野オト」
※画像は熊本県南小国町黒川温泉やまびこ旅館 2018/04/14
芭蕉の不易流行の代表句の創作エピソードがあったので紹介する。
昔、カツラは床屋などで出てくる古い毛を使って作られていた。
ある日、芭蕉はとある街道を歩いていた。
ちょうど商店などが建ち並ぶ街の中、それほど幅広でもない道の向こうから暴れ馬が走って来るでは無いか。
慌てて避けて事なきを得るが、その馬の行方も気になり後ろを見やれば、老婆がやはり暴れ馬に轢かれそうになっており、慌ててどこかの店の中に飛び込んでいた。
老婆が無事か気になって芭蕉は店に向かう。
そこはカツラ屋で、買いもしないのに飛び込んだ老婆は愛想笑いをしながら店を出て行った。
老婆の名前が「水野オト」と聞いて、芭蕉は一句詠んだ。
「古い毛や 買わず飛び込む 水野オト」
※画像は熊本県南小国町黒川温泉やまびこ旅館 2018/04/14
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