タイの首都・バンコク〜ラオスの首都・ビエンチャンを結ぶ新たな国際鉄道が本日めでたく開通。日本国内でも大きく報道されましたね。
ビエンチャン〜中国本土には既に標準軌の交流電化路線として国際列車が運行されていますが、この度、何とメーター軌で非電化ながらもタイとラオスが鉄路で結ばれたそうです。
ラオス国鉄としては、将来的にはバンコク〜中国本土の直通列車も考えたいとか。
しかしながら、軌間はどうする??
個人的にはぜひとも標準軌で統一させたいところだし、JR山形線(神町駅)からビッグワンダーがタイ国鉄に譲渡されている筈だから、いっそのこと、それを思い切り活用させたらどうかな?
因みに、ベトナム国鉄も非電化でメーター軌の筈だが、ハノイやホーチミンの地下鉄は標準軌のようだ。
また、中国側は“一帯一路”を合言葉にして、あちこちの近隣諸国との直通列車実現を夢見ていますね。日本人として、それを一概に歓迎すべきかどうかは私自身は今のところ分かりません。
中国鉄道省は既に日本に先んじてフリーゲージトレインを開発済みと豪語。メーター軌、日本・台湾式狭軌、標準軌、ロシア式広軌に対応出来ると言っていますが、その真偽や安全性の程も不明です。
NHKニュースのネット配信とはいえ、わたしは初めてこのニュースを知りました。
TVのNHKニュースでは見ていません。
NHKといえども、全ニュースをTVで放映するとは限らずネット配信だけのものもあります。
子の鉄道のニュースは交友社「鉄道ファン」公式サイトにも記載がないですし、どこが「日本国内でも大きく報道されましたね」なのでしょう?
お世事にも高速鉄道とまでは言えないが、初めてタイへ直通出来るようになったことを強調しているような。
何だか中国の影響力が背後にちらほらと滲み出ていますが、私自身は平和的な進出と信じて素直に歓迎したいです。
タイやマレーシア、ミャンマーは名鉄キハ8500系やキハ30形など多くの日本の中古車両がメーター軌に改造されて余生を送っていますね。
でも特に大陸ならば標準軌化が理想的だと思いますよ。