沖縄県那覇市はこのほど、市内公共交通の新たな手段として、LRTを導入する方針を固めました。
しかしながら、開業は何と2046年頃とか。まあ、私自身はおよそ無関係だな。うん。(苦笑)
宇都宮ライトレールを参考にしたいとも。軌間は1435ミリの標準軌との由。上下経営分離方式を採用の見込みです。
架線電圧は、もしかしたら直流750ボルトか。大井川鉄道井川線アプト区間並みの急勾配も出そうとか。
しかしながら、最高運転時速はせいぜい40キロ。平坦な都市ならば直流600ボルトでも十分な気もしますがね。うん。
沖縄県では戦前は762ミリ軌間の非電化鉄道もあったらしいが。
因みに、他には沖縄本島縦貫鉄道も構想されており、こちらも標準軌、直流1500ボルト電化を想定。これまで国鉄とかJRもなかったためか、堂々と標準軌が採用出来るような。羨ましいね。但し、電車は京阪大津線の800形をベースにしたいとも。
取り急ぎ報告まで。
ちなみに1945年以前には記事にある沖縄県営鉄道、さらに那覇の市内電車の那覇電気軌道ー>沖縄電気、東海岸の沖縄軌道(人車軌道のはずだったのが実際には馬車軌道だった!?)、糸満馬車軌道が存在し、最盛期には全島に合わせて80キロ程度の鉄道網があったと。
そのうち那覇~首里間の路面電車だった那覇電気軌道・沖縄電気は沖縄島内唯一の1067ミリ軌道。でも結局経営危機で20年弱で廃止されました(1914~1933)。
那覇市LRTが仮にできればその後継と言えないこともないですが・・
県営鉄道(県鉄)以下の他の軌道は全て762ミリの軽便鉄道規格。県営鉄道だけ蒸気機関車・客車・貨車・そして後期にはガソリンカーも併用していたと。
県鉄と言うと、沖縄戦前年の1944年12月、緊迫していた頃の県鉄糸満線のガソリン大爆発事故を嫌でも思い起こします。有名なので詳細は割愛しますが、死者が200名を超え、沖縄を含めた日本全体の鉄道事故では最多の死者を出したとの説も。(戦災で死者が出た事案は除く)
・・・ちなみに管理人さん的には
一体何歳までお生きになられる見積りなのでしょうか?
80-90歳!?
100歳前後!?