『POSSE』 vol.4 2009-07-20 | 反貧困 増山麗奈 まだ始まってもないですよ!格差の状況はむしろ悪化して失業者も増えてる。昨日も友人からメールがきて、派遣の仕事が月4日しかない。お腹がすいて大変だと。なのに格差論壇が終わりなんて、発信する側としてなんか危機感が足りないなぁて感じがあるんですよ。 わたしはむしろこれからが本番だと思います。 ㌻130 未来記=「可視化」から貧困解消へ、まさにこれからが本番だ。
『POSSE』 vol.4 2009-07-20 | 反貧困 高井晃 職と住居を奪われている人が膨大に発生している。凍死者、餓死者がいまそこにいる。どうするのだ。そこから派遣村への道が拓ける。予定調和ではできない運動がそこにはあった。派遣村はいまの日本の派遣切りと貧困問題を「可視化」し、真っ向から社会に問題を問うた。 ㌻65 未来記=「予定調和ではできない運動がそこにはあった」という視点は重要。
湯浅誠著『どんとこい、貧困!』 2009-07-16 | 反貧困 「上から目線」という言葉がある。人を見下したような、自分が相手より上に立っていることを前提にしたような考え方・発言という意味だが、自己責任論をふりかざす人たちに共通しているのが、その「上から目線」だ。というか自己責任論はかならず「上から目線」になる。「上から目線」のないところに、自己責任論は生じない。 ㌻153、154 自己責任論の一番の目的、最大の効果は、相手を黙らせることだ。 弱っている相手を黙らせること。これは弱い者イジメだ。 ㌻156