益田森林・林業普及情報

島根県西部農林振興センター 益田事務所

初めての間伐体験ボランティア

2008年11月20日 | 森林教室
遊木民倶楽部は益田市匹見町道川にある「遊木の里」を活動拠点に、春夏秋冬の年4回、道川の四季を感じながら遊びを通じた自然体験活動をしています。
この日は、「遊木の秋の恵み市」として初めての間伐体験が行われました。
(この活動は国土緑化推進機構の緑の募金の助成を受けて行われたものです)
参加者は広島市を主体に約40名程度、楽しい1日を過ごしていただきました。
それでは、写真で体験活動の内容を紹介します。

まず、地元会員のNじいちゃんがデモンストレーションで安全な木の切り方を説明。


4~5人のグループで5班に分かれて森林インストラクター等の指導により、
ロープを使って安全に伐採開始。

写真左端の指導者は、いつもお世話になっているT主席林業普及員さんです。
わざわざ松江市から応援に駆けつけていただきました。

益田市から参加したこどもチームも3人で力を合わせて頑張りました
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自分で切り倒したスギの木の枝払いも完璧です。


ニュージーランドから参加いただいたプレストンさんです。

道川の自然と初めての体験にとても喜んでいました。

広島市からお孫さんと参加されたご夫婦です。


みなさん木を切り倒した満足感に満ちた笑顔です。


キノコ狩りも楽しみました。

このキノコ、当益田事務所の林業普及グループ員がH17年とH19年に試験的にヒノキの間伐材とサクラにナメコとクリタケの植菌をしていたものです。
採ったキノコは当日鍋にしてみんなで美味しくいただきました。

植栽体験の様子です。

この日植栽したのはハナミズキとヒマラヤザクラ、成長が楽しみです。

地元会員の元気なじいちゃん集団「無山会」が作っている炭焼き窯の見学。

広島市から参加した皆さんとても興味深く見学され、プレストンさんは薪割り機を使って薪割りの体験もされたそうです。

最後に遊木の里にある桜の木に巣箱をかけました。

広島の呉からいつも参加してもらっているご家族です。

プレストンさんも来日記念に栗の木に設置しました。


最後の記念撮影です。

この日は、遊木民倶楽部も加入している、森を守ろう!山陰ネットワーク会議の統一行動日でもありました。

最近ニューツーリズムが話題になっているようです。
自然体験を目的とした少人数での体験旅行。
自然豊富な高津川流域でもいろいろな企画商品が出来そうです。(by青ちゃん)

投稿者(島根県西部農林振興センター益田事務所 林業部長 青山静佳)



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