山-木-人@育てる.川本/

西部農林振興センター 県央事務所 林業普及第一課・第二課 からの情報提供

vol.6 大田市林友会!「第13回中国・四国ブロック林業グループコンクール」で活動状況を発表

2007年07月31日 | 林研G
 林業グループコンクールは、林業技術の向上・林業経営の発展のため、自主的な集団活動を行って地域の振興・活性化に寄与している林研グループがその活動内容を発表し討議することによって、林業グループ相互の発展と資質の向上を図ることを目的に、全国6ブロックで毎年開催されています。

  ≪あいさつをする全林研福田副会長≫

 今回、大田市林友会が島根県代表として活動発表を行いましたので、その概要を報告します。
 当日は、大田市林友会から中田氏及び宮脇氏の2名が出席し、中四国各県から集まった約100名(林研グループ、地元高知県の林研グループ及び行政機関等)を前に、大田市林友会が取り組んでいる
 ①「ヨロイマツ」の遺伝子保存と普及活動(概要)
 ②「優良ケヤキ」苗の生産技術の取り組み(概要)
 ③「抵抗性マツ」生産活動
 ④林業技術研修会
を中心に、取組状況・成果や課題、今後の方向等を、持ち時間の15分を使い活動発表を行いました。
 発表では、やや緊張もあり、意が充分言い尽くせなかった部分もありましたが、大田市林友会の活動を中四国の仲間へ情報発信できたのではないかと思っております。
(折角の機会でありましたので、世界遺産登録が決まった石見銀山遺跡もパンフレット持参でしっかりPRしてきました。

 ≪大田市林友会の発表≫

 ≪発表する中田氏≫

 また、各県の発表内容も、地域の文化や特性を活かした様々な取り組みが発表されました。内容を大別すると大きく次の3つに分類され、女性グループの発表も2グループありました。
 ①低コスト林業への取り組み
   愛媛県:愛媛県林業研究グループ青年会議
   広島県:広高林研グループ
 ②森林整備への取り組み
   香川県:三木”NWS”の森研究会
   岡山県:真庭森林・林業研究会
   島根県:大田市林友会
 ③森の恵みを活かした取り組み
   山口県:長門市どんぐり(女性)
   鳥取県:倉吉市・関金町森林・林業研究会
   徳島県:那賀川こまち(女性)
   高知県:幡多林業研究グループ協議会(海森自然体験公園グループ)
 各グループとも、活発な活動が展開されており、今後の活動に参考になる発表ばかりでありました。

 ≪熱心に聴講する参加者≫

 各グループの内容には、優劣が付けがたいものでしたが、審査の結果、女性の視点を活かして地域に繁茂する「竹」の利用に取り組んでいる「山口県長門市どんぐり」が、来年2月に東京で開催される全国コンクールで、中国・四国ブロック代表として選ばれました。

 また、夜には意見交換会が、2日目には高知市にある木材をふんだんに使用した施設である牧野植物園及び高知プレカットの視察もあり、大変有意義な2日間となりました。

 ≪牧野植物園≫

 ≪高知プレカット≫

 開催準備に当たられました高知県の皆様ありがとうございました。
 参加された大田市林友会の中田様、宮脇様、お疲れ様でした。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。