JUON NETWORK イベント報告

各地で行っているイベント・ボランティア活動を
紹介いたします。

ぶどうの丘 田畑の楽校2021B〜D

2021-05-22 | ぶどうの丘 田畑の楽校
山梨県山梨市で行われた「ぶどうの丘 田畑の楽校(はたけのがっこう)」の報告です。
のべ26名の参加がありました。

参加者の声1

 不要不急の外出自粛が続き、職場と自宅の往復のみが続く日々の生活に息苦しさを感じていました。
自然の中で何も考えずに過ごしたいなぁ…と思っていた時、以前に一緒にお仕事をさせていただいたJUON NETWORKさんを思い出しました。

 何気なく調べると、大好きな山梨でのぶどう農家での活動が募集されていました。
例年1泊2日で募集されている活動が、コロナの影響で日帰りに変更されていたため、初参加&単独参加となる私にとっては気軽に申し込みができて逆にラッキーでした。

 当日は房作りという収穫時の果房の形や大きさを整えるための作業を行いました。
まずは農家のお父さんと息子さんの熱く丁寧な指導を受けます。
作業のコツは″間違って剪定をしてしまっても「あっ」て言わないこと″だそうで(もちろん間違えすぎはダメですよ)。
できるかな?…と心配していましたが、初心者はベテランの参加者の方とグループを組み、教えて頂きながら作業進めます。

 房作りは一見単純な作業ですが、なかなか奥が深く、無心・夢中になって作業に打ち込めます。
休憩時間には各自適度な距離を取りつつ、雲の影から見え隠れする富士山などの景色を見ながら談笑したり、ストレッチしたり。
心地よい時間が過ごせました。

 経験のない活動に一人で申し込むのは勇気が入りましたが、事務局の方やベテランの参加者さんは気軽に声をかけてくれて、自然の中で無心になって作業に打ち込む。
そして労働の後の飯はウマい。

 次回もまた参加したいと思える1日でした。

 ありがとうございました。


参加者の声2

 「ぶどうの丘 田畑の楽校」にはじめて参加させていただきました。

 今回お手伝いしたのは、ジベ付けと袋付けです。
ジベ付けとは、ジベレリンという植物ホルモンをまだ小さなぶどうのふさに付ける作業。
この作業によって、種無しぶどうを作り、実を太らせるのだそうです。

 コップに注いだジベレリンを小さなふさにひとつひとつ付ける。
という説明を聞いた時は、簡単にできるかなと思えたのですが……。
常に上を向きながらの作業は、だんだんと首と肩の凝り、そして腕の負担を強いられます。
なかなか大変。。と思いながら、自分が付けていた列が終わったとき、終わった!という達成感が湧いてきました。
さらに、自分以外の参加者の皆さんがどんどん先に進めてくださっている。
皆で一緒に作業をすれば、広いぶどう畑の作業もあっという間に感じましたし、慣れてくると夢中で作業をしている自分がいました。

 農家さんは高齢化や人手不足だというお話も伺いました。
ジベ付けは、2回する必要があるのと、ぶどうに浸透する前に雨が降ってしまうと、もう一度やり直すという話も聞きました。
スーパーに並んでいる、ぷくぷくに実が太ったシャインマスカットに、ジューシーな巨峰。
何気なく手に取っていたときは、こんなに手間暇かけて作られているなんて知らなかったなと。

 広大なぶどう畑で、おいしいぶどうを育てるお手伝い。
また伺いたいと思います。
小さなぶどうの実が大きくなる姿も楽しみです。
あと、今回は日帰りだったのも参加しやすくてよかったです。


参加者の声3

 「ぶどうの丘 田畑の楽校」で袋掛けの作業に参加させて頂きました。

 一つひとつ全て手作業で、ぶどうに袋を掛けていきます。
最初に作業方法を説明して頂き、各自袋掛けをしていくのですが、初めての作業に手間取っていると、ベテランの先輩ボランティアさんが丁寧に教えて下さいました。
「もっと強めでも大丈夫だよ。」「緩いと落ちちゃうから、もうちょっと強く巻いた方が良いかな。」と、優しくアドバイスを頂きながら、段々コツが掴めてきました。

 慣れてくると、お喋りしたり、まわりの景色を眺めたり出来るようになりました。
農園の方や、先輩ボランティアさんたちから「疲れてない?」、「水分補給してね。」「腕が痛くならない?休みながらで良いんだよ。」と、常に気に掛けて頂きながら、楽しく作業。

 1束100枚の袋を前掛けに入れて、ぶどうに取り付けていくのですが、ペースが上がると、大量だと思っていた袋が、みるみる減っていきます。
一人だと大変だと思う作業も、みんなでやれば楽しく、あっという間でした。
お天気にも恵まれ、山々を眺めながら身体を動かす事は、日頃運動不足の私にとって、心身共にリフレッシュ出来る良い機会となりました。
また、ぶどう狩りの経験はありましたが、収穫迄の過程を見るのは初めてで、とても貴重な経験でもありました。

 今後も出来る限り参加し、ぶどうの成長を見届けたいと、今から楽しみにしています。
ありがとうございました。


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