北信りんごの里 田畑の楽校２０２４Ｄ

長野県長野市で行われた「北信りんごの里　田畑の楽校」の報告です。
8名の参加がありました。

参加者の声

　私はこれまで一次産業に触れたことがなかったのですが、ふといつも食べてる農産物について何も知らないことに気づき、今回少しでも農業を知りたく参加させていただきました。

　作業内容としては、りんごの周りに生えている葉を摘みました。
最初は葉摘みとは何か？何のためにするのか？よく分からないまま参加しましたが、参加する中で、りんごは太陽に当たらないと赤くならず、葉摘みはりんごを太陽に当てて赤くするために行われていることを教えていただきました。

　実際、葉摘み前のりんごは、葉が当たっている部分だけは黄緑のままで衝撃を受けました。
また、葉を摘んだりんごも摘まないりんごもそこまで味は変わらないらしいですが、赤い方が消費者に好まれるため、高く売れるという事情も知りました。

　今までスーパーでりんごを選ぶ際は、「赤い＝熟している・甘い、勝手に赤くなる」と思っていたので、赤くするためにこんなにも人の手を加えているとは驚きでした。

　私が当たり前のように見ている農産物の姿は農家さんの技によって生み出されたものなんだなと実感し、今まで何も知ろうとしていなかった自分に反省すると同時に、他の農産物についてもどんな工程があるのか知りたいと思いました。