橘の部屋

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小説『彩雲国物語』3巻~7巻&漫画1,2巻読みました♪

2008-02-13 17:03:01 | 彩雲国物語
頑張ってますよー。
というか読み出したら止まらなくて、
どんどん読んでおりまする。
妹が3000円のAmazonのギフト券をくれましてね。
それでがっつり買っちゃいましたよ。
ほんとに貰っていーの?と何度も聞いたんですけどね。
だってちび(甥2匹)たちゲーマーだし、買い物出来るのに。
でも「貰ったけど使い方わかんないからあげる」って。
へへっ儲け。
そこで使い方を教えてあげずに貰っちゃうトコがせこいかな私。

えっと、読み終えたのは、
小説3巻~7巻(外伝含む)
【花は紫宮に咲く】
【想いは遙かなる茶都へ】
【漆黒の月の宴】
【外伝1:朱にまじわれば紅】
【欠けゆく白銀の砂時計】
とコミック1,2巻です。
読みつつ感じたことを、ちょこっと書いておこうと思います。

3巻に入って影月が加わったわけですが、
笑っちゃいました。
どの台詞もしっかりかっきり浪川さんが喋ってくれてます。
ほんとにこういう喋り方だったのね影月って。
語尾が伸びてますねぇ。「ですー」「からー」っての。
先に浪川さんの声を聴いちゃってるせいもあるとは思うけど、
ほんと声も喋り方もまんまだなぁ、と。
道端の草を食べれるかなーと見ていたことを秀麗に言い当てられた
ところの台詞、「わぁすごい、なんでわかったんですかー」
なんて、はっきり声が聞こえちゃって顔が緩む緩む。
浪川さんの声としては、影月より断然陽月!な私ですが、
シンクロ率高いなぁ、と嬉しくてね。

4巻ではいよいよ朔洵登場で、挿絵の美麗な姿にくらくら。
5巻の表紙も美しいですよねぇ。
彼の最期(別の形で生きてるようですが)となるシーンの絵は、
ゾクッときました。
唇から血を滴らせ、イッっちゃってる瞳で…
どっちかってぇと、これから死に逝く人というよりは、
秀麗の血を吸おうとしているヴァンパイアのように
見えたりするんですけど…私だけ?
朔洵と子安さんのシンクロ率も高いですねぇ。
というか乗り移ってますねぇ。
朔洵見て、「子安さん」と呼んじゃいそうな
あ、香鈴役の仙台エリさんがインタビューで、
「朔洵」と言わずとっさに「子安さん」と言ってたけど、
同じ感覚だろうな。
もう一体化しちっゃてるもん。
そう、朔洵が別の形で生きてそうな感じですが、
アニメではこの闇の声はカットされてますよね。
だからなんで死体が消えたのかわからないままですが…
妖し(あやかし)とかになってそうですね。
もともと妖しみたいな人でしたから、
たいして差はございません。
再びお会い出来る日を楽しみにしてますわ。

茶州へ行く道中のところ、アニメはオリジナル入ったんだね。
劉輝と楸瑛と絳攸が獣道走って追っかけて来て、
結局一目も見れなかったけど、邪魔者たちの始末には一役買った、
あのシーン。原作になかったんで、あぁそうなのか、と。
逆にアニメでは十分に語られなかった部分も、
原作では誰かが語ってくれていて、そうだったのかーと納得。
茶太保の本家皆殺し事件の真相とかさ。
アニメの方じゃ彼のせいじゃない…ってとこぐらいまでしか
明らかにしてませんでしたよね。
あと霄太師が彩八仙の一人ってのも、まぁアニメ見てても
わかるっちゃわかりますが、原作じゃしっかりバラしてるんですよね
読者に、葉医師ともどもね。
宋太傅とかもわかってるみたいですねぇ。

原作では黄奇人がアニメ以上に関わってるから嬉しい。
というか、秀麗を嫁にしても良いと思うほど気に入ってるとは。
アニメじゃ秀麗が彼の素顔を見ることになったエピソードを
省いてしまってますから、立ち位置も違うんですよねぇ。
奇人ってもっと男で、カッコよくて魅力的なキャラだったんだ。
ちぇーっアニメでも再現して欲しいところでしたね。
でも、良い男うじゃうじゃなこの物語、誰かを切って捨てなきゃ
収拾付かなくなるでしょうから、年上の方に遠慮してもらうしか
ないですねぇ。うん、それはわかるんだけどねー。
奇人、良いわーほんと。

【朱にまじわれば紅】は外伝ですが、アニメでは外伝も本編に
入れ込んでましたね。
あ、幽霊退治はなかったと思うが…。(なかったよね?)
濡れた髪を拭く薔薇姫は艶っぽくてドキドキするね。
髪降ろした楸瑛がまた素敵。この挿絵、良いわ~。

7巻では龍蓮が秀麗を泣かせてあげるあのシーンがねぇ、
グッときました。
挿絵がまた最高っす。
秀麗を抱きしめる龍蓮の顔の表情がなんともいえません。
たとえ頭に秋の味覚が乗っかっていようとも、笑えない。
良い男だなとつくづく思った。
しかし、出会う前の秀麗のことまで知ってる龍蓮。
「藍龍蓮」とはそういうものなのだと彼が言ってますが…
藍家に時々現れるものに与えられる龍蓮の名。
そしてそのものが長兄でなくとも当主になる。
仙の生まれ変わりってとこかな。
すんなり納得出来ますよね。

7巻のラストの、「ただいま劉輝」は泣けました。
アニメでもうるっときましたけどね。

漫画の方ですが、原作に忠実に描かれていて、
眼の保養たちの美麗な絵にうはうはですが…
ちょっと絵が安定してない…ですね。
時々崩れてますな。
あんまり贅沢いっちゃいけませんが。

もーカイリさんって、ほんとじーさん描くの上手いですね。
じーさん好きなのかしら。
ただ皺を描いておきゃいいって感じの年寄りの絵を
よく漫画やアニメで眼にしますが、
カイリさんのじーさんって、ほんと年輪って感じですわ。
そんで若かりし頃の3人の図にひゃあ~っと。
なかなかやんちゃそうな若き宋太傅の顔がさー。いいっすね。
可愛い。ふふ。
お初ですよね、彼の若い頃の顔って。
茶太保の顔はたまに出てましたが。

番外編のちび劉輝が一生懸命饅頭を蒸す姿とか、
可愛かったですー。
宋太傅の兜を使って、というのがまた笑える。
漫画の方もこの先続くのかしら。
物語を知っていても十分楽しめるので、
続くと嬉しいなぁ。

こんな感じでただ今、彩雲国どっぷりの橘です。
周囲にも頑張って布教しよっと。(おい)







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