絵手紙タイムカプセル館 スタッフブログ

長野県栄村より、絵手紙株式会社&絵手紙タイムカプセル館のスタッフが、栄村や絵手紙教材に関する情報などをいち早くお届け。

白銀の絵手紙列車♪レポート

2010-03-05 08:58:16 | Weblog

なんだか不気味なくらい春の気配がそこらじゅうに・・・
昨日は春の嵐、今朝は朝から太陽が燦々とふりそそぎ、上着なんて着てられないよ~、というほどの暖かさです。

「白銀の絵手紙列車」開催からもう3週間。
列車が運行した日も、2月としてはかなり暖かい日でした。

さあ、その楽しかった2日間を振り返ってみましょう!


今回講師を依頼させていただいたのは、愛知県東海市の村井祥子さんです。
東海市児童厚生員として長くお勤めをされ、そのご経験から「がっこう絵手紙」で
ご活躍されている先生です。

村井講師と初めてお会いしたのは、2007年。
カプセル館がオープンしたばかりの年の秋、とある講座を栄村で開くことに。栄村で開く初めての泊まりこみ講座、そこに村井講師もご参加されました。今思い出しても恥ずかしいほど不慣れな対応の私たちでしたが、それに目をつぶっていただいただけではなく、館の運営や将来のことなど、心から応援して下さったことが今でも励みになっています。
そこから、定期的に交流させていただいています。

「一度冬の栄村に行ってみたい」という村井講師のかねてからのご希望を、「では、白銀の絵手紙列車に、参加者ではなく先生としてお呼びしてみようかな?」と思い立ち、今回の開催に至りました。

久しぶりにお会いした村井講師、まったく変わらないどころか、ますますパワーアップされて・・・

列車はいつも通り、10時55分に長野駅を出発。


この日は予想外に暖かく、列車の中はすごい熱気!
みんな「上着を脱いでも暑い!」と。
「雪、あんまりないわね。」との声も。
いやいや、ここからどんどん景色が変わりますので。

途中、飯山市では、ちょうど雪まつりを開催中でした。
JR飯山駅で、15分ほどの停車時間があったので、飯山線営業所の方の計らいで駅の外へ出ても良いことに!こんなことは初めて。


↑この写真、ホームから撮影したので、なんのことやらわからないでしょうが・・・
みんな、雪まつりの雪像を描いています。(あとで聞いたら、坂本竜馬の雪像だったんですって。裏側から見るとウルトラマンかと・・・)

↓ホームに作られていた雪灯篭。これはなかなか風情あり!
しかし、雪像だと気付かず、触って壊してしまった人がいました。



栄村に近づくにつれ、雪の量が多くなり、空もどんよりとしてきました。


JR森宮野原駅に着いたらすぐに昼食、そして、さかえ倶楽部スキー場へ。
スキー場では村内団体がイベントを開催しており、いつになく人がいっぱい。
絵手紙一行は、列車で描いたスケッチの仕上げや、スキー場のスケッチ、郷土食「あんぼ」の試食などを楽しみました。


↑合評の様子。
村井講師のコメントがあまりに面白く、みんな笑ってばかり。あっという間に時間が過ぎていきます。
そして、いつの間にかお腹もすいてきました。

夕食会が始まり・・・
みずから宴会部長を買って出る村井講師(笑)。


マイ・ハーモニカを持参された講師。村井講師の伴奏に合わせ「冬」や「雪」をテーマにした歌をみんなで歌いました。ハーモニカの音色が懐かしく、とても心地よく響き渡ります。


↑熱唱中

そしてこの日の締めくくりは・・・「バレンタイン・アトラクション」。
そう、2月14日はバレンタインデー。今回は男性の参加者が多かったこともあり、村井講師がこのイベントを提案して下さいました。

まず、男性に並んでいただき・・・(うちの館長とスタッフも参加させてもらいました)
男性と同じ人数の女性参加者を募り、前へ。音楽にあわせて男性の前を周り、音楽が止まったところでストップ。そして目の前の男性とカップルになるという過激(?)アトラクション。



これがもう盛り上がる盛り上がる・・・
カップルになったら、女性から男性にチョコを渡します。
このあと・・・ちょっと刺激が強くて写真は載せられませんが、カップルは抱き合って記念撮影。
村井講師から「ハイ、そろそろ離れてねー。」と言われるまで、くっついていたカップルもいましたね♪



笑い死にしそうなほど楽しんで、でも、そろそろお開きの時間・・・
また明日もありますからね。

さてさて翌日。


この朝は遠くの山々がくっきり。これぞ白銀の世界だ~。なんて美しい。
みんな、朝から熱心にスケッチしていたようです。

宿泊地「トマトの国」前のロータリー。冬、この雪柱?の中に色とりどりのキャンドルを灯したりして楽しめるのです。


この日は朝から村井講師による「紙ひもで 拓ろう」という講座を開くことになっていました。しかし講師は、「こんなにいいお天気なのに、部屋の中で講座っていうのも、もったいないね。」と。そこで取った策は・・・、予定通り講座に出たい人は出る。せっかくのお天気だからスケッチしたい人はする。という選択をしてもらうことに。

しかし、結局は全員が講師の後を追って室内へ。
「やっぱり、先生の講座聞きたい!」と。


「紙ひもで 拓ろう」とは・・・
100円ショップなどで売っている紙ひもを利用し、図案を作って厚紙に貼り、
それを拓本にとって楽しむというもの。
思ったほど難しくなく、図案さえ決まればすぐに作れます。
今回は、冬の栄村をイメージした図案(雪の結晶、雪だるま、かまくら、雪うさぎなど)
に挑戦。


最後は恒例のおもちつき。
さかえ倶楽部スキー場のみなさん、村の絵手紙グループ「芽吹きの会」のみなさんに全面的にご協力いただきました。

↑の写真、参加者です。もちつき経験のあるお二人。
とても慣れた手つきと力強さに、地元の人も圧倒されていました。素晴らしい!


みんなお腹いっぱいお餅を食べて、ほっと一息。
お別れの時間も近づいています。
この日のために色々準備をしてきたけど、2日間は本当にあっという間です。
お別れが淋しい気持ちはいつも同じ。

そしてこの後、デジカメの電池切れという最悪の事態に。
いえ、自分が悪いのです・・・。さんざん写真を撮りつづけて充電を忘れてしまったのは私です。

お見送りのシーンをカメラにおさめることができず、それならば、最後にみなさんの笑顔をこの目に焼き付けようと思いまして、走り出した列車の窓に貼りついて手を振ってくれるみなさんのお顔を、ホームから一生懸命見つめましたが、気づいていただけましたか?

でも、すぐに列車が速度上げたので、後ろのほうに乗っておられた方の顔は視点が完全にブレてしまいました・・・・・本当にごめんなさい。

そんなこんなで、前々日から長野に泊まっていただいた村井講師をはじめ、みなさん本当にお疲れ様&有難うございました。

またお会いできることを楽しみにしております。






























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