絵手紙タイムカプセル館 スタッフブログ

長野県栄村より、絵手紙株式会社&絵手紙タイムカプセル館のスタッフが、栄村や絵手紙教材に関する情報などをいち早くお届け。

クマ!?

2009-06-16 10:31:41 | Weblog

みなさんこんにちは!
梅雨の晴れ間・・・でしょうか。栄村、本日は日差しが燦々と降り注いでいます。
全国各地は、いかがでしょうか。西日本は早くも水不足の心配があるとか、今朝のニュースで聞きましたが・・・

ところで、私たち絵手紙株式会社では、絵手紙タイムカプセル館内にある事務所(1F)から、毎日みなさまへ教材を発送しております。1Fは、もはや倉庫か事務所かわからないほど教材であふれかえっています。
美術館を見学に来られた絵手紙愛好者の中には「へー、私たちの使ってる教材、あなたたちがここから送ってくれてるのね!」と声をかけて下さる方も。通信販売なので、いつもお電話だけのやりとりですから、時々そんな出会いがあるのは嬉しいことです。

さて、そんなわけで毎日せっせと絵手紙教材を発送しつづけ、早○年・・・
絵手紙株式会社はこの栄村で、大自然の恵みに抱かれ、美術館を守りつつ、スタッフ一丸となって毎日頑張っているわけです。

ところが昨年、突然タイムカプセル館のそばにこんな看板が立っていることに気付きました。



そりゃあね、たまに出るとは聞きますよ。裏山はスキー場ですから。
昨年近所の方がクマに追いかけられて、噛まれたとかいう話も小耳にはさみましたし・・・

↓でも、この光景はちょっとね~。。。(後ろがタイムカプセル館)
いかにもこの周辺に限って頻繁に「出る」みたいじゃないですか!それになんだかクマ牧場の「歓迎」のあいさつのように立ってますけど、この看板。



ちなみに、私たちスタッフの中に、事務所周辺で遭遇した者はおりませんのでご安心を。
万が一、ある日、森の中、くまさんに出会ってしまった場合・・・以下のことに注意しましょう。(遭遇しないための予防策も)

*背を向けて逃げると、熊は追ってきます。あとずさりするように、ゆっくりと落ち着いて逃げましょう。
*大きな動物の足跡や、木の爪あとなどを発見したら、速やかにその場を立ち去りましょう。
*入山する際には、鈴やホイッスルを持参し、音を立てながら歩くと熊は警戒して近づいてきません。

クマさんだって、生きなくてはなりません。特に、子グマを連れた母グマは神経質になっています。私たち人間が気をつけて、山菜採りに夢中になって我を忘れてしまったり、慣れない山へ無防備に入っていくのはやめましょうね。

・・・気づけば、たった独りのクマ談義になっておりました。
美術館の見学をされるみなさま、どうか気になさらずに安心してお出かけ下さいね。(今さらですが)
そして、こんなところから教材は発送されてくるのだということ、知っていただくと嬉しいです。日頃絵手紙教材をご愛顧いただいておりますお客様、今後とも宜しくお願いいたします。














阿部家住宅に・・・

2009-06-10 10:33:02 | Weblog

9日、長野県宝に指定されている「阿部家住宅」へお邪魔してきました。
木造平屋、茅葺、中門造り・・・
建築年は、1750年~1770年ごろと推定されており、この地域ではもっとも古い民家として、1975年に県宝の指定を受けたそうです。



今日は、カプセル館で6月24日開催予定の「なつかしの田園風景 ふるさとに帰ろう」ツアーのコース下見ということで、やってきました。

家主の阿部マスミさんは、この家で一人暮らしをされています。
事前にお電話を入れておきましたが、とても気持ちよく招き入れて下さいました。
玄関に足を踏み入れただけで、古民家独特の香りと薄暗さに引きこまれます。
この家で、かつてはどんな暮らしが営まれていたんだろう?
どんな人が暮らしてきたんだろう?
一気に江戸時代に時計を戻されたような、不思議な感覚に陥りました。

いまは1人でこの家を守る阿部さんは、やわらか~い笑顔できゅうりのお漬物とお茶をふるまって下さいました。そして、有名な写真家さんが撮ったという2000年ごろの阿部家の様子を見せていただき・・・
居間から障子をあけると、よく手入れされたお庭が見えて・・・すっかり住人気分でくつろいでしまったところで、上司から「そろそろおいとましないと・・・」の声が。

阿部家のある大久保集落というところは、ちょっと小高い丘のような地形になっていて、田園風景が広々と見渡せるポイントがいくつもあります。しかも、良い風が吹き抜けてとても涼しいんです。
周辺の田んぼ道を歩きながらスケッチなんて、最高じゃないでしょうか。阿部家をスケッチしてもいいしね!

そんなわけで、6月24日開催の「なつかしの田園風景 ふるさとに帰ろう」ツアーのコースはここに決まり!だって、本当に「ふるさとに帰ってきた」気持ちになれますから。


*阿部家の見学をご希望の方は必ず家主さんに一言声をかけて、了解を得て下さいね。