美と知

 美術・教育・成長するということを考える
( by HIGASHIURA Tetsuya )

学年通信 2012年10月9日

2012年10月16日 | 学年通信
◆高1の2学期という時期
 1年生2学期が始まりもう1か月が過ぎました。2学期は 
①文化祭があります。
②英語をはじめ教科学習が不安な人は今ココが踏ん張りどころです。今やるかやらないか・・・が高等部生活の今後の明暗を分けます。中間試験も目前です!!
③読書の秋です。本を読む人か読まない人か・・・がこれからの人生を変えるかもしれません。
④2年次の「コース制登録」があります。自分のライフデザインを意識するスタートラインともいえます。
⑤その他にもクラブや各人の目標とこだわりどころがあることと思います。

自分の生き方に真剣に向き合っていくことを大切にしてほしいと心より願っています。
「人生2度無し」です。

◆文化祭
11/3の文化祭に向けて始動しました。1年生は「クラス旗」、「モニュメント」の制作となります。
限定された条件の中でいかに工夫して創造力を発揮できるか…、いかにクラスで協力できるか…、それぞれのクラスの結束力を大いに発揮してください。
 そして、何よりも一人一人が、高校生活1年目の文化祭を楽しもうではありませんか!
 クラブで試合等と重なっていくところもありますが、うまく調整して、クラスの一員として自分が参加できるところで力を発揮してください。
文化祭をはじめ学校行事すべて、そして、勉強やクラブ活動にも言えることですが、何事も人任せで、いい加減に手を抜こうと思えばかなり適当に過ごせます。でも、あえてしんどい道を選択することが、実は「自分の生き方」を鍛えることとなります。
行事に思いっきり参加する。役割を担う。いろんな気づきを経験していく。もちろん時間の長短、仕事量の大小の違いはありますが、そこを比較するのではなく、自分ができることをやりきったかどうかという問いかけを大切にしたいのです。人との比較ではなく、自分自身が納得できるレベルでぶつかっていってください。

「ある日主人(神様)が旅に出ます。そして3人の弟子に5タラント、2タラント、1タラントを与え、自分が戻るまで預かるように言います。5タラント預けられた者はそれを元手に商売を始め、それを2倍にして帰ってきた主人を喜ばせました。2タラント預けられた者も、2倍にして主人を喜ばせました。1タラントを預けられた者だけが、「失くしては大変だ」と土に埋めてしまい、帰ってきた主人をがっかりさせました・・・」                      (マタイによる福音書25:14-29)

この「たとえ話」は、神から与えられた才能(タラント)を、生きている間にどれだけ活かして増やしていくか・・・ということではないでしょうか。
どうしたら自分の才能を活用できるのか・・・ 今自分の目の前に現れてくることに対していかに真剣に、誠実に取り組んでいくかどうか。その姿勢が自分の能力を活用し大きく増やしていくこととなるのではないでしょうか。
人と比較せず、自分の力を100パーセント出しきろうとするかどうか…
各人の生き方を大切にし、お互いを応援しあえるクラスにしようではありませんか。

『言われたことをするだけの生き方ではなく、
己がやるべきことを創出していく生き方』
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« フランス革命について | トップ | 文化祭 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

学年通信」カテゴリの最新記事