◆高校3年生2学期。
高校最後の夏休み…各人の夏休みを思いっきり過ごしましたか?
英語の勉強、読書論文課題、宿題、クラブ、キャンプ、読書、趣味・・・
心残りな人はいませんか? 気持ちを出し切りましたか?
この3年生2学期、あっという間に時間が過ぎていきます。
自分の思いをやり遂げるのは今、この瞬間、瞬間の積み重ねしかありません。
進路(大学進学)決定にあたって、自分の想いをしっかりと持った決断ができるように進んでください。
今になっても、どうしたらいいのかわからないとか、やりたいことが見つからないとか…そんな言葉はただの甘えです。他人の力ではどうにもならない事です。
人は腹が減れば食欲はわくし、その道を極めたければ必死で学び努力します。
要は自分が欲しなければ何も始まらないのです。
経営学者P.F.ドラッカーは、物事を選択する優先順位の考え方の原則の一つに
「無難で容易なものではなく、変革をもたらすものを選ぶ」としています。
27歳で亡くなった幕末の高杉晋作は、辞世の句に
「おもしろき こともなき世を おもしろく」と詠いました。
人間は弱い生き物ですから、常に意識して自分に負荷をかけることを心がけなければついつい無難で容易な方に流れてしまい、気づいた時にはいろいろな意味で手遅れになっています。自分自身に変革をもたらす。変革の向こう側に成長した自分を見出し、おもしろさを感じ取れる生き方があるのではないでしょうか。
「君はどう生きますか?」
◆関西学院大学推薦にかかわる流れ
9/22(月)~10/6(月)学部説明会(先輩に聞く)(詳細は後日掲示)
10/4(土) 第2回英語力判定試験
10/14(火)~17(金)中間試験
11/6(木) 第3回進路希望調査アンケート (最終登録の参考としてください)
11/28(金)志望学部登録(最終) (注意最終登録後の変更は認められません)
12/1(月)~6(土)学年末試験
◆扇子をイメージしてみてください。
どんな大きな扇子でも、小さな「要」があることで扇はその形を美しく保つことができます。要が無くなれば扇はバラバラになってしまいます。
私たちは今、色々な価値観を学び、知識を吸収しています。様々な才能、才覚、情熱が色々な方向にまぶしく伸びている真最中です。でも「誠実」という要が無かったら、その人生が本物になることは絶対にないのです。
高校3年生の今、自分の心の中のいろんな思いや考えに、生き方の「誠実」に向き合ってください。そして、自分の進む方向をしっかりと見つめてください。
「真の誠は、何よりもまず己のつとめに打ち込むところから始まる。自己のつとめに対して、もうこれ以上尽くしようがないというところを、なおもそこに不足を覚えて、さらに一段と自己を投げ出していく。これが真の誠への歩みというものでしょう。」(森信三)
「成功するまでやる。成功するまでその志を変えない。極めて簡単なことだけれど、往々にしてそれができない。」(松下幸之助)
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