ひな祭りが近いので、千代紙で雛人形でも作ろうかと
季節の折り紙の本を借りてきました。
私よりも喜んだのが息子。
折り紙が早くやりたいがために宿題をさっさと片付けるなんて
イマドキの子供とは思えない。
そりゃ作りたい!と思ったときが作りどき。
誰にも助けを求めず、一人で本を見ながら作るその意気やよし。
ありあわせの菓子箱や厚紙で即席ひな壇を作るあたりも素晴らしい。
でも、ちょっとだけいいですか。
「半分」って書いてあったら「だいたい半分」じゃなくてちゃんと半分に折ろうよ・・・。
縦横の比が2:1の長方形をいきなりフリーハンドで切るのはやめようよ・・・・。
せめて寸法を合わせて、はみだしてるところは隠そうよ・・・・。
折り目をせっかくつけたならその折り目を使おうよ・・・。
おおざっぱなことでは私だって決してひけはとりません。
そもそも決まりどおりにしないと気がすまない四角四面なオトコになって欲しいとも思わない。
でもさー、ちょっとゆうずうきかせ過ぎじゃないすか?
だって、彼の今の夢はロボットを作る人になることなんだもの。
いくらなんでも、ロボットは設計図を描いてその通りに作らないとまずいでしょ・・・。
それとも。
「あれ~?この部品とこの部品だいたい合うと思ったんだけど合わないなぁ。
いいや、削っちゃえ!」
なんていう風に、一体一体手作り、しかも同じロボットは2台と無い、
というロボット作家でもやっていけるのかしら・・・。
本当は、着物風の千代紙を買ってきて
お客さまに見せても恥ずかしくない仕上がりの雛飾りを
作る予定だったのですが、
息子のやる気に水を差すのもどうかと思うので
私は作るのやめとこうかと思っています。