誰が名付けた『平成の絵師』大上克己

【似顔絵がつなげる心の懸け橋】
いつかはあなたの似顔絵が・・・

広島発 東日本復興コンサート 「復興への希(ねが)い」

2013-03-13 23:54:29 | 日記

<237 復興への希(ねが)い>

この頃天候が何故か不安定、つい先だっての青森・北海道
積雪が6mにも達しようかという勢いと思えば
一方東京では4月を「ひとっ飛び」し初夏の匂いも
中国からの黄砂現象は最早砂嵐!

じゃあ今日は一体どんなお天気?

広島市安佐南区沼田町吉山、
私んち周辺は瞬間風速何メートルでしょうか、
大吹雪
たった今の今、北風は容赦なく吹雪いています
木々でも飛んで来ればたちまち事故につながるだろう
ガラス戸のガラスが飛散しないように
カーテンはしっかり閉めておこう、
ガラス戸をから離れよう

先ほど、明日は全国的に今日の気温より10度も低くなるだろと報じた
なんでこんなに不安定な気候なんだろう
何かが狂ってる何かが
TPPの懸案事項も、北朝鮮のミサイル発射へのスタンバイ問題

いいのかねそんなモメゴト
地球人は地球人とタッグをくまなくっちゃ、
ヘタをすると地球の存続事態が危ぶまれる今日
お互いにお利口に慣れないのかな

放射能って風で飛ばされるんでしょ
今私の家に向かって吹くこの風は東北にまで届いているのかな
福島原発を中心にコンパスで線をひいているけれど
この風じゃあ安全ラインを軽く「ひとっ飛び」するんだろうな
放射能って・・・

3.11から3日が経過した
震災2年目を「ひとっ飛び」3年目に突入した
日本ならず、各国の人たちが3.11.14:26に
東日本に祈りを奉げた
この日、地球人と地球人のタッグは見事にスクラムへと成立した
それはお見事
どうかどうかそれを忘れないで

新屋まりさんがお友達とスクラムを組んだ
東北への思いを今日吹いている風に乗せて
「復興への希(ねが)い」と題し
再び腰をあげた
入場料が、ご寄付が、僅かな金額かも知れない
悲惨な生活を強いられている方がまだまだいく万人とおられる
あなたの善意を今一度新屋まりに託してみませんか
その日が迫ってきました

どんなコンサートになるのか楽しみです
通常のライブではあまり聴くことができない歌、構成
それは完売したCD「広島の空」をこの度 再リリースしたことに
象徴される、意気込みを感じる
是非とも聴いて下さい私の一押しの曲

「元安川」
「グランドゼロに立って」
「風の子守唄」

 

広島発、東日本復興支援コンサート
「復興への希(ねが)い」

日時    平成25年3月15日(金)
       午後6時30分開演 (午後6時会場)

会場    広島市西区民文化センター・スタジオ

出演    新屋まり(ボーカル、ギター)

       吉野 妙(ピアノ)

友情出演 上野眞樹(バイオリン)

       門脇俊樹(東日本被災地レポート、ロビー展)

入場料 前売り2,000円  当日券2,500円  大学生以下500円

ステージ構成と内容

     第1部 コンサート 被災地ヒロシマと東日本への鎮塊歌

     第2部 被災地レポート

     第3部 コンサート 「希望」 「心の平和」

パネル展 

    ロビーに於いて、被災地の写真を展示

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 





<似顔絵展>こぼれ話し。21

2013-03-11 23:57:51 | 日記

<236 武 登様>

“辛い日がまたきたけど、前を向くしかない、君も僕も決してあの日を忘れまい”

あなた達家族が住む地からほど遠い地に住む私は、他人者。
あの寒さの中であの出来事
メディアが
ライブで刻々と伝えるあの模様は、
現実に起こっているものは到底信じかたい
国難とも言える3.11の東北大震災、
国事態が、日本人が一つになった、“絆”という文字が躍った
2年経過したなか、私の日々の生活のなかで東北はどのくらいの存在なの
途方もない生活をしいたげられているわけでもない
無論、痛みなど共有することもない

発災後、今日のような節目の日
他人の私が震災を受けた今の現状を一番知ってるかのように
言葉を寄せ集め 並べて勝手事をいう私がそこにいる。

 

昨年の12月、広島市の中心地で似顔絵展示会を開かさせて頂いた
展示だけではただの絵にしかない
動きがほしい、そこで思いついたのが展示会場でのイベントだ
「歌あり、トークあり」
これで行こう!

1週間の間に4つイベントを開催
そのうちの一つが、恥ずかしながら醜態をさらけ出すことになった「
トークショー」
題は「生かされて」
幼少のころからのコンプレックス抱えながら 悔しい出来事や辛い思いの繰り返し
そしてパーキンソン病の宣告、そして今の私。

その話しのなかで、あの絵「ガレキのなかをペットボトルに汲んだ水を運ぶ少年
松本魁翔君」の話しに触れた。
展示会直前に魁翔君からいただいた手紙の一部を朗読させてもらった。


    『僕の大好きな気仙沼と、
    そして鹿折地区を元通りの町にするまで
    何年何十年かかるかわからないけど、
    立派にして克己さんを招待するので待っていてくださいね』

手紙が届いたその夜、魁翔君に電話で約束事をしました。
「じゃあその日が来るまでおじさんは、車いす生活や、寝たきりにならないように
頑張るから・・・」と、
遥か遠くの宮城から、小学6年生の男の子が発したメッセージ
新聞に載っていたペットボトル少年を一目みて衝撃を受けた時と同じくして
心が痛んだ。
このわずか文字を、トークショーでご来場して下さった皆さまへ伝えるのに
私は泣けて なかなか言葉にすることができなかった。

小学6年生の少年は、孫に当たる年齢だが
最後に私はこう繋いで話しを収めました。
「少年の魁翔君、私には松本家の一家の主(あるじ)、
                男気を感じた、立派な男だ」

   ♪魁翔君君、お母さん、二人の可愛い女の子たち
   元気ですか、変わりはないですか
   あれからもう2年も経ったんですね、
   この冬はかつてない厳しい寒さが
続きましたが、
   あの日も吹雪いていたのを覚えています。
   まだ仮設住宅暮らしが続いているようですが、
   一日でも早く元のように家族全員が揃って
   笑いの絶えない生活が戻るといいね
   魁翔君、もう少しで小学生卒業だね
   去年の空手全国大会で3位になり
   悔し涙を流していたこと、知っているよ
   立派な堂々たる3位だ
   くじけずよく頑張っている魁翔君を見習い
   おじさんも頑張っているから
   心配しないで♪♫

                    広島のおじさん

 

<新屋まりコンサート情報>
新屋まりが、東北と広島を語り唄います。
普段のライブやコンサートでは聴くことのできない曲を
熱くうたいまあす。

 

2013.3.15(金)
広島発、東日本復興支援コンサート
「復興への希(ねが)い」  


場所 広島市西区民文化センター・スタジオ
  (広島市西区 JR横川駅徒歩2分)
時間 18:00開場 18:30開演

出演 新屋まり(ヴォーカル&ギター) 
   吉野妙(ピアノ)

   友情出演 上野眞樹(バイオリン) 
   ゲスト 門脇俊照
  (写真家・NPOアース&フォトネットワーク理事)

入場料 前売り 2,000円 当日2,500円
    大学生以下 500円(当日券のみ)

広響のコンサートマスター歴任など、実力ある音楽家として活躍されている上野氏を迎えて上質な音楽と語りの夕べ。被災直後の東日本を撮影した門脇氏の貴重な写真を、ロビー展示します。



相性があう

2013-03-10 23:58:00 | 日記

<235 まりや様>

先週、ひろしまケーブルテレビさんの取材を受けました。
3月20日から緑井天満屋さんのギャラリーで似顔絵展示会の件だ
展示会の期間中にイベントを二つ設けたが
その内のひとつ、青空スズメさんのショータイムの関係でPRしてくださることになったもの

仮に記者のお名前はMさんとしておきましょう
事前にMさんから電話をいただいた時の印象が凄くよくて、どんな人だろうか
待ちわびていました。

*体調すぐれず、『続きは明日に』申し訳ございません。


<似顔絵展>こぼれ話し⑳ 届いた二つのチラシ

2013-03-09 23:28:59 | 日記

<234 宮地真一作品展Vol,4のチラシ>

今日、作品の展示会の案内のチラシが2枚届いた
いや、
正確に言えば一つのチラシは届き、もう一枚は取りに行ったのが本当、
「手に入った」というべきだろうか
どちらのチラシも作品展示会の案内である

昨年末のNTTクレドにて開催させて頂いたおり、遠くは尾道市瀬戸田図書館の中岡館長さんが
最終日にわざわざご来場して下さった。
その館長さん、前々から私が若いころ描いた絵に大変興味をもたれており
展示会場で館長さんから正式に展示会のオフヮーを頂いた。
それも何と何と、日本を代表する似顔絵師「宮地真一さん」とのコラボレーションだからなお嬉や。
とは言うものの、所詮私はアマチュア作家、宮地さんの精度高き作品と肩を並べるなんて
おそれおおくもそかしこくもとでもいいましょうか、プロフェッショナルの宮地さんに
大変失礼なこと、一旦は首を左右に振ってはみたが、返ってきた言葉は
「宮地さんには既に承諾済み、宮地さんも楽しみにしておられる」との返事
本当に本当に、光栄な出来事であり、夢のような展示会となることでしょう。

今日中岡館長さんからそのちらしが送られてきました
宮地真一さんの作品展のチラシに“特別展示”と題しコメントが載っていました。

     【ぼくのイラストぶっくから  宮地真一作品展Vol,4】
      特別展示『パーキンソン病と闘う似顔絵師』大上克己さんが青春時代に描いた
            とても素敵なイラストも、併せてお楽しみください。

とあった。
2枚のチラシ案の内、冒頭に載せましたチラシを採用されたみたいです。
左上に、「決定」と「案」の文字が。

枠の中の絵が私の作品、

もう1枚のチラシはこうだ
既に告知しました緑井天満屋で開催される似顔絵展示会の話し
緑井天満屋様との繋がりは、
緑井天満屋様の企画担当の方がNTTクレドの展示会に来られたのが縁
そして今回の展示会の企画を、友人の遊水氏に持ちかけられたとのこと


その1枚のチラシ、緑井天満屋の新聞折り込みのチラシのことです
3月6日の朝刊に折り込みちらしの一角に載ると事前に連絡があり
待ちわびていましたが、待てど待てど折り込みがない、
そんなおり、他施設の友人から電話が入った
「新聞広告で知ったよ、またやるんじゃの」
「なぬ?」
彼が言うには、3月6日の朝刊だったそうだ


どうやら私の住む沼田町は、緑井天満屋の集客のターゲットから外れているらしい
だから待てど待てど、こないはずだ。
そのチラシがこれだ。


どうでしょうか、
結構大きく載せて下さっている、
私のプロフィールもだが、会期中にゲスト出演をお願いした「青空スズメさん」の
プロフーィルも、そしてピアニストの木村美子先生の名前もバッチリ
ありがたいことです。

忘れていました、
このチラシは、父が広島市内に出かけた帰りに緑井天満屋に寄り
貰って来たもので、インフォメーションに1枚しか無かったようです。
貴重なチラシ広告となりました。


よく見れば会期がダブっている。
どちらの会場に足を運ぶか、宮地真一さんが瀬戸田に帰られる日に
合わせたいのだが・・・。

  【ご案内1
     タイトル:【ぼくのイラストぶっくから  宮地真一作品展Vol,4】

     場     所 :尾道市立瀬戸田図書館 閲覧コーナー
                 電話 0845-27-1877
                *平山郁夫記念館の真向いの左手側

     期    間 :平成25年3月21日(木)~4月13日(土)
     開館時間  :午前10時~午後6時
     休  館 日 :月・火曜日及び祝日


  【ご案内2

     タイトル:【大上克己似顔絵作品展】

     場     所 :緑井天満屋 3階イベントスペース
             広島市安佐南区緑井5-22-1
                 電話 082-876-5111
                *安佐南消防署のすぐ近く

     期    間 :平成25年3月22日(水)~3月24日(日)
     開館時間  :午前10時~午後時
             最終日は17時まで
     
     イベント  ①青空すずめショ―
             「すずめ」が「ひばり」を唄います
             ピアノ 木村美子
             3月23日(土) 午後2時~

     イベント  ②トークショ―
             大上克己「生かされて」
             ナビゲーター 遊水
             3月24日(日) 午後2時~

           
             

【似顔絵画家 宮地真一】

profile

広島県出身。2000年(21歳)より大手似顔絵プロダクションに所属。一日100人以上描く日もあり、人気画家となる。
得意のデフォルメ似顔絵で、2001年ISCA(旧NCN)主催の世界似顔絵大会で総合3位を獲得。他にも毎年、数々の部門優勝を収める。
参加した大会(コンベンション)での受賞暦は以下のとおり。
2005年にプロダクションを退社、独立する。この年より、都内にある某会員制プライベートクラブにて、似顔絵画家として毎年招かれるようになる。また、六本木ヒルズや有名レストランのパーティ、タレントの結婚披露パーティなど、イベントでは様々な場所で似顔絵を提供。
2006年には、東京タワーでの営業を開始。 2009年にはアメリカで世界的な画家・ドイツ人のSebastian Krugerのワークショップに参加。広島県で初の展覧会も行う。2011年には、スペイン・ジローナで行われたミニコンベンションに参加。ヨーロッパのアーティストから高評価を得る。同年、ドイツで開催されたドイツ人のSebastian Krugerのワークショップに再び参加。世界中から集まったアーティストの中には映画監督のロバート・ロドリゲスも参加している。
現在、イベントでは某会員制プライベートクラブ、著名人のパーティ、ホテル、ブライダル関係、企業イベントと活動は多岐にわたる。
インターネットからは、塗りの技術で鮮やかに仕上げる「ペインティングタッチ」の似顔絵を受注。
営業では一般の方のファンを増やし続け、「宮地の絵」のために遠方より足を運んで下さる方が多い。様々な活動をしつつ今に至る。


「似顔絵で人を楽しませたい」という信念のもと、似顔絵を見た人が楽しい気分になれるような似顔絵を研究し描き続ける。

 

似顔絵の宮地真一

世界似顔絵大会ISCA受賞歴

2001年
アトランタ大会において  総合3位に入賞
ユーモア部門  3位
デフォルメ部門  準優勝
2002年
ラスベガス大会において  総合4位入賞
デフォルメ部門  優勝
ベスト似顔絵部門  優勝
ユーモア部門  準優勝
2004年
オーランド大会において  総合7位入賞
早描き部門  優勝
ゲストチョイス部門(Sebastian Kruger)  3位入賞
2005年
ラスベガス大会において  総合4位入賞
ゲストチョイス部門(David Cowles)  1位入賞
2010年
ラスベガス大会において  総合5位入賞

 

受賞した似顔絵の賞の数々

ISCAとは

ISCAとは、世界最大の似顔絵アーティスト協会です。
右の写真は宮地真一がISCA主催のコンベンションで獲得した賞の数々です。
ISCAコンベンションの詳細は下記のページをご覧ください。
■日本語で詳細を見る:宮地真一 公式HP [ISCA紹介ページ]
■ISCA公式英語ページ:http://www.caricature.org/



 


 


<似顔絵展>こぼれ話し⑲  由縁

2013-03-03 23:41:02 | 日記

<233 倉田京子様>

NTTクレドでの展示会初日の様子が、NHK昼のニュースでお茶の間に流れた。
その放送を見て駆けつけましたと、数名の来場者のなか
倉田京子様とその娘さんもそのひとりだ
「行くのなら今日!」との思いで来たと言う娘さん。

娘さんとの由縁はこんなこと

60近く人生を過ごせば、良かれ悪かれ様々な“転機”がある
病を抱えたからというもの、健康という先の見えない出口に
私は悲観する毎日だった
画用紙に例えれば、マイナス思考というよどんだ色の用紙!
その用紙に一気に彩りを施す出来事“転機”がこれだ
“似顔絵展示会”

私には両親以外に3人の親がいる、
私のブログに通の方はピンとくるでしょう
その一人が
『平成の絵師の生みの親』と位置づけている、
オートガーデン大野の大野賢社長(現会長)のことだ。


『平成の絵師の名付け親』である新屋まりさんが、大野社長のギャラリーで
マンスリーライブと称しステージを設ける毎に顔を出すようになった私は、
新屋まりさんの似顔絵を描いたのをきっかけに、ステージに立つミュージシャンや
スタッフ等の似顔絵を描いてきた

完成した似顔絵は大野社長を介してモデルさんに渡して頂いていましたが、
その絵を見る度に惜しげもなくストレートに笑って下さっていた大野社長の

仰天発言、
『似顔絵の個展』の話しである
(当時、私は個展が夢だったと言っていましたが、そのような思いはなかった)


思いもよらぬ話しにすっかりその気になった私ではあったが、開催するにはあまりにも
作品が少なすぎる

そこで何を思ったのか、地方紙、中国新聞の正月号に掲載されていた著名人や
企業経営者の64名の顔写真を描こうと決断

展示会の日程は、大野社長により既にセッテングされているので
急がないと間に合わない

ほぼ仕上がる直前に問題が発生した、
「肖像権」
似顔絵だからいっかと単純に考えていたが、「まずい」という大方の声に
念には念を入れて損はせぬと判断し
全員の方に似顔絵出展の可否について手紙を出すことになった

そこに娘さんのご主人が既に似顔絵となっていた
(やっとここの繋がりにたどり着きました、フーッ)
肖像権の件、娘さんからの返事はOK
「観にいきます」との返事のおまけ付き

口約束とはいえ、当時、展示会場で待てど待てど姿が見えない娘さんとご主人様、
お忙しいご夫婦のこと、急用ができたとのお詫びの電話に逆に恐縮・・・
あれから3年経過した今回の展示会の初日
公共の電波で放送されたお陰で、偶然にもその放送を見られた娘さんが、
お母さんである
倉田京子さんを連れて来られたということです。
随分と長話になりましたが、これが娘さんと関わる由縁のひとつでした。
*由縁のひとつと言ううんなら、まだあるの?
 あるんです、でも今日はよそう。



トップの似顔絵は、娘さんの依頼で倉田京子さんを描いたものだが、
初日のこと、会場の雰囲気に呑まれてしまった私は、まともに描けなく
到底作品とは言い難い不出来、
倉田さん、娘さんすみませんね。。


変わって話は3月1日のこと、
倉田京子さんのお孫さん、川本睦子さんはジャズシンガー。
3年前まで関西を中心に活動しておられましたが、
現在故郷の広島を拠点とし全国を飛び回って活動し、
またジャズの裾野を広げるべく普及活動もしておられます。

(ボーカル)川本睦子 (ピアノ)なかにし隆  (ベース)山本優一郎

その川本睦子さんのコンサートに行ってきました。
「ジャズで福島応援コンサート」と題し、福島県出身のジャズシンガー
小林ゆうこさんと二胡奏者 趙栄春をゲストに迎えての共演。
コンサートタイトルが示すようにチャリティーコンサートです。
あの3.11は如何に悲惨であったか、誰もが承知してはいるが離れた地に住む者、
時間の経過と共に風化していくのも現実である。

睦子さんが住むすぐ近所に、原発事故で福島から避難して来られた家族を知り、
現実というか事実であることを改めて認識、いてもたってもおれなくなる、

今まで震災県へ募金をしてきたが、身として形あるものができないかと自問自答、
ジャズシンガーとしては唄うしかない
そんなおりボランテア団体、「アスチカ」を知ることになったそうだ。

この団体「アスチカ」の趣旨はこうだ
「アスチカ」とは「明日へすすむ力」という意味を込められているそうだ、
なんのこと?
あの3.11で故郷をから離れざるを得なかった被災者、
生活基盤を広島においた人たち、つまり避難者による避難者のための会なんです
あのガレキ山のように、避難者の方の不安や悩みも山のようにあるんですよ
ひろしま避難者の会「アスチカ」は、問題を抱えた避難者同士のつながりと
広島のサポート達の連携の中で、一緒に解決していく会です

睦子さんはその会の存在を知り、今回のチャリティーコンサートをアスチカの
サポートの皆さんとタッグを組み成功のうちに収めました
最後のアンコール曲、やはりあの歌
“ふるさと”でした  

睦子さん本人は勿論、お父様にも挨拶ができた
お母さんとは?

客席の真ん前に陣とって見ていたら
孫さん連れのおばあちゃんが、たまたま空いていた隣の席に座られた
よく見るとそのおばあちゃんは倉田京子さんの娘さんだった

もう一つの由縁
3月20日から5日間、緑井天満屋のギャラリーで開催する似顔絵展示会で
イベントのひとつ「(仮称)青空すずめがひばりを唄って60年」と題した歌謡ショ―の
歌手が、倉田京子様の娘さんでありました。
ちょっとくどい説明にて申し訳ない
最後まで読んでいただきありがとうございました

次のイベントは3月15日、
新屋まりさんの 広島発、東日本復興支援コンサート
「復興への希い(ねがい)」
普段のライブやコンサートでは滅多に唄うことがないあの名曲
「元安川」 「グランドゼロに立って」
を唄います。
新屋まりさんの意気込みは、この2曲を収め完売となったCD「広島の空に」を
再リリースしたことにも象徴している。
聴き逃すことのないように、一人ひとりの善意をこのコンサートにぶつけよう

思い出しました、3人目の親「平成の絵師 育ての親」は
昨年のNTTクレド・この度の緑井天満屋での展示会の企画をしてくださった「游水」様である
よろしくお願いします。