タイトルの件、私のことです。
なんとなく勝手に思っているのですが、借金を作ってしまう人って、自己肯定感が低い、自分に自信がない、優柔不断などのイメージがあるのではないか?と思ってます。
ただ、自分に関してはこれらがまるで当てはまりません。
だったらなぜ私は借金を重ねてしまったんだろう?と、10年くらい前に考えたことがあります。
当時の借金は浪費によるものが大半です。
あまりの借金に、司法書士の友人からは男に貢いだんじゃないのかと疑われました。債務整理をするにあたって、借金の原因は正直に話してほしいと言われたけど、貢いだことは一度もありません。
ただ、20代前半で付き合っていた無職の彼に、ローンが組めないから代わりに借りてくれと言われて私名義でカードローンを契約したことはあります。この時初めてカードローンの存在と、無職だとお金が借りられないことを知りました。
結局彼とはすぐに別れたと思います。借金は10万円くらい残っていて私は「自分が払う!」と突っぱねましたが、ご両親にでも借りたのか全額支払ってくれました。その後このカードで借金を重ねたのは私自身です・・・。
なにかの欲望を満たすために借金を重ねたとすれば、私の場合は「仕事」への不満がいちばん、そして自己肯定感は高いのに、周囲からの評価が低いことに目を向けたくないための浪費だったのかな?と思っていました。
そして小さい頃から感じていた、「周りの人となぜか合わない」というのが就職してから再度顕著になったことが原因だったとも思います。
自己肯定感がいくら高くても、上司の評価が低いとか、周りから好かれていないとなるとそこにギャップが生まれます。
なぜ上司は自分の能力を認めてくれないんだろうって不満に思い始めます。
自分に辛くあたる人には心を閉ざしがちになります。
女子は出世の対象ではないし、重要な仕事も任せない。そこが不満な女子はさっさと辞めて新しい道を探します。もしくは会社がいちばん女子社員に求める寿退社。
そんな会社だと気づいてもなぜかあきらめなかったのは自己肯定感の高さなのかなんなのか、最初に勤めた会社に15年も居座り続けたのは、大企業でお給料が良かったのとは別に、自分の中にほのかな期待がずっとあったのかもしれません。
ある意味自分にできないことはない!と思いながら育ってきたので、あきらめがつくのが遅すぎました。
それでもこれまで生きてきて40年とちょっと、まだ自己肯定感は高いように思えます。
だからこんなに借金抱えてもどこかで大丈夫だって思っている自分がいます。