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北川純のアートなお仕事

現在進行形作品の紹介から旧作品の制作裏話まで小出しにお話します。

新春シリーズ その3『shibuya1000 ‘レディース ゴー’』

2010年12月30日 | ペラペラアート

[現在のプロジェクト/shibuya1000 レディース ゴー]

あきれはてて第三弾!

画像ではよく分からないかもしれない。当然である、描いている私も初めて扱う素材で実際のところよく分からないのである。

設置場所も変更したし、空中に浮いているわけでもないし、・・・状態としては、競泳競技のスタートシーンを再現したのである。駅地下にだだっ広い四角い大空間があるのでそこをスイミングプールに見立て、端っこの見上げたところにある横長空間に飛び込み台を設置するのである。選手がスタート台に立ち、スターターのピストル音を待つ・・・「ヨ~イ・・・・・」。この緊張と静寂の一瞬を視覚化したいと思った。

このアイデアは今のところ順調に進んでいるそうだ。設置許可をもらうにはたくさんのハンコをおしてもらわなければならないらしい。・・・・アホくさ。

「ところで、これはショボくなってないか?」とおっしゃる人もいるかもしれない。   ノンノン、上階から見る絵を想像してほしい。可愛いお尻がズラ~っと並ぶのである。  
 いいでしょっ!・・・・って、じゃエロじゃね?

初詣に行ったら一生懸命お祈りしよう・・・・・「どうか実現しますよう~に。」

 


新春シリーズ その2『shibuya1000 ‘渋谷ガール誕生!’』

2010年12月30日 | ペラペラアート

[現在のプロジェクト/shibuya1000 渋谷ガール誕生! ]

ということで、計画変更を余儀なくされてしまった。規制が厳しくなると次のアイデアがだんだんショボくなるのが通常であるがショボくなっていくならやらないほうがマシである。

せっかく変更するならパワーアップせねば・・・ということで発案した作品がこれ「渋谷ガール誕生!」である。卵の殻を破って109系ギャルがニョキッと出現するのである。 インパクト大である。 なんといっても取り付け作業の面でのメリットが多い・一点ものであるため設置時間が短縮できる。・物体を下から引き上げるため高所作業が少ない。などなど・・・。完璧である。

これまた、主催者側からは好評であったが駅から却下された。「女性の下半身を強調したもので公序良俗に反する」ということなそうな。要するに「エロだからダメ」ということであろう。

私の基本テーマは「エロ」なんだから、それを言われてもね~。

 


新春シリーズ!その1『shibuya1000 ‘卵’』

2010年12月30日 | ペラペラアート

[現在のプロジェクト/卵]

正月の期間、私はブログを更新しないのでまとめてアップする。大晦日に一気に読まないで一日1コマと楽しんでほしい。

現在進めているプロジェクトの経過を紹介しよう。この画像は前にも出したが2011年2月に開催される「shibuya1000」という渋谷駅のアートイベントに出品するためのイメージ図である。安藤忠雄氏設計の卵型をした吹き抜けに巨大風船卵を浮遊させそこからたくさんの風船Tシャツが飛び立つという作品である。

主催者実行委員会でも評判で、てっきりこれで行くと思っていた。しかし今更、駅側から却下されてしまった。おい運営下手すぎるぞ。

却下理由は色々あるが簡単に言うと・取り付け時間は夜中の3時間しかないので無理。・高いところにあるので取り付けの際危険である・安全性が疑問・・・・・などなど。

まあ、私の作品は「これ、無理でしょ」というのが基本なので、おつむのお堅いところにはなかなか難解らしい。


『渋谷1000』その2

2010年11月13日 | ペラペラアート

[現在のプロジェクト/渋谷1000]

画像は前回と同じで申し訳ないがそんなに大きな進展はないのでこうなった。

そんな中での収穫であるが、この企画が安藤忠雄氏からOKがでたということだ。実行委員の方が手配をしてくれたので私は関与していないがわざわざ安藤氏にまでお伺いを立てたというわけか。そういえば有名建築家の作品には著作権というものが発生するらしいからこれも必要な準備かもしれない。

しかし、いまだ東急及びJRの駅を管理する部署からOKが出ていないということで私の制作はストップしている。管理する人ってどんなときでも波風立たないようにしたがる人種だから困ったものである。

と思えばその逆もある。都庁の裸体像にTシャツを着せるプロジェクトに関しては、都庁管理の最高責任者石原都知事がOKを出しているのに銅像制作者の佐藤忠良氏がガンとして反対しているためこの企画も現在ストップしている。

頑固爺さんにはパロディーって文化は理解できないだろうな~。‘自分が一番’なんだから時代錯誤もはなはだしい。


『風泉卵』in渋谷1000 その1

2010年10月26日 | ペラペラアート

「[現在のプロジェクト/空気アート/風泉卵]

最近出来た渋谷駅構内をご存知だろうか?
あの世界的建築家安藤忠雄氏設計の近作である。

私は知らなかった。というか噂は聞いていたがまさかあんな地味なところにあるとは・・。見たことがないわけだ。

たぶんそこら近辺を盛り上げるためであろう、来年2月に「渋谷1000」というイベントが行われる。
いろいろな建築家やアーティストが参加するようだ。

私は現在図のような企画を提案している。
安藤氏がこだわった(たぶん)卵型の吹き抜けに卵形の空気オブジェを浮遊させるという作品である。

うまくできるかな~ 。

「渋谷1000」 東京都渋谷駅構内 2011年2月 詳細はHPにて