バーニーズ物語☆エリン舎

バーニーズブリーダーとして、今年の8月で27年。
健康でバランスのとれたバーニーズを世の中に

1月15日(日)

2006年01月15日 10時46分31秒 | 日々のわんこ
時々
最近ではお問合せにバーニーズを亡くされた方が多くなりました。
以前は『はじめてバーニーズと暮らす』方が多かったのに、だいぶ人気犬種になっているようで、怖い感じがしています。
(そういえば、『愛犬の友』1月号で第8位の人気犬種になっていました。)
今日もお問合せの方は、バーニーズを亡くされており、1年経っていても思い出すと涙が出てしまうとおっしゃっておりました。1周忌が済んだので次の子をというご要望でご連絡を頂きました。

昨年の春に生まれたこの中で、バイアイと言って片方の目がハスキーのように水色の子が出ました。
初めての経験だったので、大変驚きました。
どこにそのような遺伝子があるのだろう?と調べましたが、見つかりません。
その子たちの何世代も前(アメリカとベルギー)の記録をたどっても出てきませんでした。
Bev’s犬舎に問い合わせると
「アメリカでは『幸運を呼ぶ犬』と言われているのよ。日本では嫌うの?その子はラッキーよ。」と言われました。
飼い主様にお渡しせず、エリン舎で長生きしてもらおうと思っていました。
ある飼い主様は2年も待っていらっしゃる方で、どの子をご紹介申し上げても『違う』と言われてきました。
2年前にバーニーズを亡くされています。
どういう子が良いのか?をお聞きすると
「何といったらよいのか?」と口を濁していらっしゃいました。
お写真を頂いて、似ている子をご紹介しても違うとおっしゃいます。
今回バイアイの子が生まれた話をしましたら「その子です。」とおっしゃいました。
驚きました。お話をお伺いすると前の子が亡くなってから
ずっとお参りをして「エリン舎で生まれ変わってきてね。私たちにわかるように印をつけるか?他の子と違うように生まれてきて」と祈っていたと言われました。
首の後ろに白が出る子は何頭かいましたが、ピンと来なかったとおっしゃいました。
バイアイの子を紹介しますと大事そうに抱きかかえられ
「よかったわぁ~生まれ変わってきてくれたのねぇ~」と涙されていました。
お家に行かれて教えてもいないのに前の子と同じお風呂場に行って寝るそうです。

今回、理恵子先生(プレマ動物病院の先生)にOBの魂とコミュニケーションしていただきました。
森のような自然の多い所にいて、楽しんでいるそうです。
みんなの所に行く道と生まれ変わる道が歩けどどっちにするか?聞いているそうです。
「どっちでもいいよ」と岩倉は言っておりました。
こんな風に書くとおかしいようですが、理恵子先生は私たちしか知らない事実を言葉にしますので、この方は本物だと思います。

飼い主様が願えば、生まれ変わってくる事を聞き、人とのつながりの深さを感じました。