MiⅢ（テクノロジーが世界を滅ぼす・・・）

のっけから感想言いますと、も～ぅ最高！！
かんなりド派手に銃撃あり、所かまわずドンパチ、ドッカ～ンの迫力は、「LIMIT　of　LOVE　海猿」なんて、目じゃないです。
流石、ハリウッド！！
エンタテーメント性は充分で、上映時間の２時間を飽きさせず、かなりテンポアップな展開でもって、若干お決まりっぽいストーリーが、全然許せちゃう
蒸し暑い梅雨の時期、なんかこうスッカ～～～～～としたい方、必見です！！

ＭｉⅢのＨＰは、こちら


では、ストーリーをば、

スパイ活動の一線から退いたイーサン（トム・クルーズ）は、フィアンセ・ジュリア（ミシェル・モナハン）との結婚を控え、幸せな日々を送っていた。
だが、そんな彼の元にエージェントから現場復帰を促す指令が・・・。
今回のミッションは、国際的武器商人ディヴァイアン（フィリップ・シーモア・ホフマン）の逮捕と彼を追って行方不明になった部下の奪還。
そして、その行方不明になった部下は、イーサンが手塩にかけて育てた捜査員だった。
信頼の絆で結ばれたメンバーとの再会を喜ぶ間もなく、与えられた壮絶なミッションを成し遂げるイーサン。
しかし、その途中で、奪還した部下は、イーサンに何かを伝えようとしてこと切れる・・・。その辛さを最愛のフィアンセにも語れず苦悩するイーサン。そんなイーサンの姿に戸惑うジュリア。

その後、またしても、イーサン達に課される新たなるミッション・・・。
バチカン、上海を舞台に奇想天外な作戦と絶妙のコンビネーションで、分刻みの作戦を展開。
しかし、敵は、彼らの行動をつぶさに把握しているのだった・・・。
追いつ追われつ、誰が敵で誰が見方か・・・、過酷な状況に追い込まれながらも悪を追い込んでいくイーサン。
だが、その時、敵がターゲットにしたものは、イーサンのフィアンセであるジュリアだった・・・・。
味方のエージェントからも追われる身となったイーサンは、ただ只管、愛するジュリアを助けるため、まさしく不可能なミッションに挑む決心をする・・・。

この映画、最後までどんでん返しが付いてきて、先読めるんですけど、楽しめます。
それに、前半で伏線張って、後半で、その伏線と同じ状況下で結果を出してくれる。だから、「あぁ～、あのシーンは、ここに繋がるかぁ・・・」って思いながら見ちゃいました。
でもって、壮絶なミッションをこなしながらも軽口をたたくメンバーの台詞や掛け合いがなかなか面白い。
で、ラストの終わり方が、チョッと気を持たせ気味ですが、素敵な終わり方でしたね。
この映画、エミー賞＆ゴールデングローブ賞をダブル受賞したＴＶドラマ「ＬＯＳＴ」の監督が、トム・クルーズたっての願いで引き受けた作品。
たしかに、見ていて飽きない場面の組み立て方は、絶妙でした。

で、映画のシーンにも、いろんな意味で楽しめるところが結構あって・・・。
ヘリが炎の中から出てくるシーンなんて、コッポラ監督の地獄の黙示録思い出させちゃうし、監視カメラの映像いじるシーンなんてナショナル・トレジャーやん・・・。
でもって、バチカンでのミッションは、なんかオーシャンズ１１意識してる？
ほんでほんで、どう見てもラスト近くのトム・クルーズとミッシェル・モナハンの銃撃戦は、・・・MR&MRSスミスちゃうのん！
トムが勤めてることになってる交通局が、マイアミ交通局・・・って、もしかして、マイアミ・バイスをパロってる？
上海でトムが屋根の上を飛び歩くシーンで見せる町並み・・・、これってSAYURIで見た都の町並みによぉ～似てる
その他にもなんじゃかんじゃあって・・・、この映画、作品本来の楽しみ方だけでなく、見方を変えると、またいろいろと面白みのある作品でした。

ちなみに、IMFって、impossible mission　foｒceの略なんですね。
こちらではなかった