先日、罰(バチ)しか当たったことのないような私めに、ちょいと早いクリスマスプレゼント・・・。そう~なんですよ、前々から見たかった映画「男たちの大和」
(『男たちの大和』映画HPは、こちら)の試写会が当たっちゃたんですわぁ~
で、お先にゴメンと、行って見てまいりました。もう、涙・涙で・・・。
では、ストーリーをば・・・。(ネタバレあり)
戦争の過去を自ら封印し、ただ一人、枕崎でひっそりと暮らす猟師・神尾克己(仲代達也)は、この枕崎の先北緯30度43分、東経128度04分沖の海底300mに眠る、日本屈指の最大最強の不沈船「戦艦 大和」の乗組員だった・・・。
そんな彼のもとへ一人の女性が、船を出してくれるように・・・と依頼に来る。
「父のことが、知りたくなって・・・」そう言いながら、海を見つめる彼女。
彼女の名前は、内田真貴子(鈴木京香)。そして、彼女が向かう先は、『北緯30度43分、東経128度04分』・・・。彼女の養父・内田守(中村獅童)もまた、「大和」の乗組員だったのだ・・・。
そして、その時、神尾の胸に60年の間封印され続けた『大和』の記憶が蘇る。
昭和19年、2月。神尾克己(松山ケンイチ)ら特別年少兵たちは、海軍の訓練を終え、憧れの「戦艦大和」へ乗船。しかし、彼らを待ち受けていたのは、船上での実践さながらに過酷な訓練と上官の厳しい体罰だった・・・。
そんな中で、いつも彼らを気にかけ守ってくれる下士官が居た。
それが、機銃射手である内田二兵曹と、烹炊(ほうすい)所の班長を務める森脇二主曹(反町隆史)だった。
その後の大和での船上訓練で、たくましく成長していく今だ年端もいかぬ10代の特別年少兵達。
そして、ついに彼らにも実践の場への出撃が命じられる。
戦況は、日に日に悪化していく日本。
難攻不落の要塞とされた場所でさえ、次々と陥落していく。
そんな中、「大和」は、激戦地レイテ沖海戦に出撃する・・・。
銃弾が飛びかい、敵機の襲来が止めどなく続く・・・、船上では、ひとり、またひとり・・・と次々に血まみれの骸と化す現状。
傷ついた者も戦える可能性がある軽症のものから治療される現実。
爆音と血の海を這いずり回り、ただ只管、愛する者を守るために敵と戦い続ける男達。
だが、この対戦で重傷を負った内田は、「大和」を降りることになる・・・。
その後、戦況は、益々悪化をたどり、ついに昭和20年4月6日、『大和』に沖縄行きの命が下る。
沖縄・・・、それは、唯一上陸戦のあった激戦地。そして、そこへ行くということは「もう二度と生きては、帰れない」ことを意味した。
最後の旅立ちに際し、下船を許された乗組員達は、各々の思いを胸に自分の愛すべき者との最後の逢瀬を心に刻み込む。
その頃、森脇は、内田を見舞う。「大和」とともに沖縄に向かいたいという思いを森脇にぶつける内田。
しかし、その思いを受けた森脇は、一言こういう。
「残る桜も、散る桜だ・・・。」
昭和20年4月6日。
「大和」が、沖縄に向かう日。特別年少兵たちの胸にも、「死に方、用意」の覚悟があった。
そして、内田もまた、大和と一生を共にする覚悟で、密かに怪我をおし「大和」に乗船していた。
しかし、一機の護衛機もなく無謀な特攻作戦を命じられた「大和」は、志を貫くことなく3300名の魂とともに海の底深くに葬られてしまうのだった・・・。
この映画、戦争の時代だけを切り取って語られるいつもの戦争映画ではなく、平成と昭和を戦争と言う出来事で繋いだ映画、いや、今後ずぅーと、戦争とはどういうものなのかをしっかりと後世に伝えて行かねばならないということを思い知らされる映画でした。
内田・森脇・神尾以外にも唐木(山田純大)や特別年少兵たちの家族との思いと現実が、切なく織り込まれ、戦場に散ったものだけでなく本土に残されたものもまた地獄を見たのだと言うことを思い知らされます。
我々戦争を知らない人間にとって、戦後60年たった平和ボケの現状で、唯一戦争の悲惨さと過酷さを語り伝えてくれる語りべに耳を傾け、私達が、後世の子供たちにその状況と平和への思いを伝えていかなければならないな・・・と思わされる映画でした。大作撮らせたらこの人しかいない佐藤純彌監督ならではの2時間半弱の映画なんですが、長さが気にならなかったですね。戦闘シーンがダメって方は、ちょっときついかもしれませんが、実際の戦争だったらこれ以上だったんだろうと思うと、この悲惨さをしっかりこの目に留めておかなければ・・・と思ってしまいました。
「やぶれて、目覚める」
武士道を貫き、日本の覚醒に魂を昇天させ散っていった「大和」の乗組員たち・・・。
士道を守って、内田のように、生き残りながら戦争の犠牲者を救い、後世に戦争の悲惨さを伝えてきた者達・・・。
双方とも、日本が誇る最大最強の不沈船「戦艦大和」の乗組員らしい一生・・・。
武士道とは、死を恐れずして死ぬこと。士道とは、死を覚悟して生き抜くこと・・・。
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(『男たちの大和』映画HPは、こちら)の試写会が当たっちゃたんですわぁ~
で、お先にゴメンと、行って見てまいりました。もう、涙・涙で・・・。
では、ストーリーをば・・・。(ネタバレあり)
戦争の過去を自ら封印し、ただ一人、枕崎でひっそりと暮らす猟師・神尾克己(仲代達也)は、この枕崎の先北緯30度43分、東経128度04分沖の海底300mに眠る、日本屈指の最大最強の不沈船「戦艦 大和」の乗組員だった・・・。
そんな彼のもとへ一人の女性が、船を出してくれるように・・・と依頼に来る。
「父のことが、知りたくなって・・・」そう言いながら、海を見つめる彼女。
彼女の名前は、内田真貴子(鈴木京香)。そして、彼女が向かう先は、『北緯30度43分、東経128度04分』・・・。彼女の養父・内田守(中村獅童)もまた、「大和」の乗組員だったのだ・・・。
そして、その時、神尾の胸に60年の間封印され続けた『大和』の記憶が蘇る。
昭和19年、2月。神尾克己(松山ケンイチ)ら特別年少兵たちは、海軍の訓練を終え、憧れの「戦艦大和」へ乗船。しかし、彼らを待ち受けていたのは、船上での実践さながらに過酷な訓練と上官の厳しい体罰だった・・・。
そんな中で、いつも彼らを気にかけ守ってくれる下士官が居た。
それが、機銃射手である内田二兵曹と、烹炊(ほうすい)所の班長を務める森脇二主曹(反町隆史)だった。
その後の大和での船上訓練で、たくましく成長していく今だ年端もいかぬ10代の特別年少兵達。
そして、ついに彼らにも実践の場への出撃が命じられる。
戦況は、日に日に悪化していく日本。
難攻不落の要塞とされた場所でさえ、次々と陥落していく。
そんな中、「大和」は、激戦地レイテ沖海戦に出撃する・・・。
銃弾が飛びかい、敵機の襲来が止めどなく続く・・・、船上では、ひとり、またひとり・・・と次々に血まみれの骸と化す現状。
傷ついた者も戦える可能性がある軽症のものから治療される現実。
爆音と血の海を這いずり回り、ただ只管、愛する者を守るために敵と戦い続ける男達。
だが、この対戦で重傷を負った内田は、「大和」を降りることになる・・・。
その後、戦況は、益々悪化をたどり、ついに昭和20年4月6日、『大和』に沖縄行きの命が下る。
沖縄・・・、それは、唯一上陸戦のあった激戦地。そして、そこへ行くということは「もう二度と生きては、帰れない」ことを意味した。
最後の旅立ちに際し、下船を許された乗組員達は、各々の思いを胸に自分の愛すべき者との最後の逢瀬を心に刻み込む。
その頃、森脇は、内田を見舞う。「大和」とともに沖縄に向かいたいという思いを森脇にぶつける内田。
しかし、その思いを受けた森脇は、一言こういう。
「残る桜も、散る桜だ・・・。」
昭和20年4月6日。
「大和」が、沖縄に向かう日。特別年少兵たちの胸にも、「死に方、用意」の覚悟があった。
そして、内田もまた、大和と一生を共にする覚悟で、密かに怪我をおし「大和」に乗船していた。
しかし、一機の護衛機もなく無謀な特攻作戦を命じられた「大和」は、志を貫くことなく3300名の魂とともに海の底深くに葬られてしまうのだった・・・。
この映画、戦争の時代だけを切り取って語られるいつもの戦争映画ではなく、平成と昭和を戦争と言う出来事で繋いだ映画、いや、今後ずぅーと、戦争とはどういうものなのかをしっかりと後世に伝えて行かねばならないということを思い知らされる映画でした。
内田・森脇・神尾以外にも唐木(山田純大)や特別年少兵たちの家族との思いと現実が、切なく織り込まれ、戦場に散ったものだけでなく本土に残されたものもまた地獄を見たのだと言うことを思い知らされます。
我々戦争を知らない人間にとって、戦後60年たった平和ボケの現状で、唯一戦争の悲惨さと過酷さを語り伝えてくれる語りべに耳を傾け、私達が、後世の子供たちにその状況と平和への思いを伝えていかなければならないな・・・と思わされる映画でした。大作撮らせたらこの人しかいない佐藤純彌監督ならではの2時間半弱の映画なんですが、長さが気にならなかったですね。戦闘シーンがダメって方は、ちょっときついかもしれませんが、実際の戦争だったらこれ以上だったんだろうと思うと、この悲惨さをしっかりこの目に留めておかなければ・・・と思ってしまいました。
「やぶれて、目覚める」
武士道を貫き、日本の覚醒に魂を昇天させ散っていった「大和」の乗組員たち・・・。
士道を守って、内田のように、生き残りながら戦争の犠牲者を救い、後世に戦争の悲惨さを伝えてきた者達・・・。
双方とも、日本が誇る最大最強の不沈船「戦艦大和」の乗組員らしい一生・・・。
武士道とは、死を恐れずして死ぬこと。士道とは、死を覚悟して生き抜くこと・・・。
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私もこの映画楽しみにしています
涙、涙ですか~~。うー早く見たい!
『戦国自衛隊1549』のようなことはないのですよね?
(楽しみに観に行ったらガッカリみたいな)。
ちなみに 上のポスターで 中村さんはすぐわかったけど 隣の男性は新人??って 思ってたら なんと 反町君だったのね~~~ 日本映画もしばらく 見てないわ・・苦笑。
私も全般で泣いてしまいました。
先日、違う映画を観に行った時も予告編が流れて、もうそれだけで泣きそうになりましたよ。
もう1回見てもいいかも~って思いました。
ご無沙汰して、スミマセンっ
試写会、当られたのですね
私も、しばらく日本映画観ていないなぁ・・・
と言うより、以前は映画って、ほとんど観た事なかったわ
先日、「バンジー」と「甘い人生」を観て来ました
また、遊びにいらして下さいねぇ~っ
この作品は、「戦国自衛隊」パターンにはなってないから、大丈夫!
高畑淳子と余貴美子の母親二人が泣かせてくれるんですよぉ~。
>ぴんくさんへ
そうなんですよ、反町氏なんざんす。
でも、作品の中で一番キーポイントの台詞言うのは、長島茂一ざんした・・・。(美味しい役回りでしたね長島君)
>kiyo4hmさんへ
泣きましたぁ~!
でもって、HPの映像見るだけで、ウルウル来るシーンがあったりして。
長淵剛さんの歌が、心に残りますね。
>SAYURIさんへ
『バンジー』と『甘い人生』は、タイプが違うから多面的なビョンホン氏の魅力満喫ですね。
私は、個人的に『バンジージャンプする』が、一番好きですね。
チビが見たい!見たい!ってうるさかったから応募したのに、1名様ご招待だって
いままでアニメの試写会ってほとんど親子ペアでご招待ってのが多かったから、うっかりそう思い込んでいたみたい。
残念だけど、お金払って見に行くことにするです
でもまだ「ブラックジャック」「セイザーX」などなどの試写会にも応募しているのよね。
どれか当たらないかしらん
コメント、内容と離れちゃってゴメンです。
試写会、1名様だったんだぁ・・・残念でしたねぇ。
うちは、娘の名前で出すと『名探偵コナン』の試写会2~3回あたったことが・・・。(笑)
その他にもなんかゲームキャラのグッズやらも当たったりして、うちの娘は、小市民的モノが良く当たるようで・・・(汗)
500円のハガキ代で、これってすごくないです?
うーん、これが宝くじだったらなぁ…
凄い凄い、二連チャンで当選とは!!
しっかり葉書代のモト取れてますね(笑)
ゆっくり楽しんできてくださいねぇ~。