広島の人・エポカわ~るど編集日記

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琉球の踊りの普及に情熱を燃やす/琉球エクササイズ/具志堅 智美さん

2013年01月09日 15時59分30秒 | 日記
 
 具志堅智美さんは琉球エクササイズのインストラクター。広島県在住。
 沖縄の中高生時代、現代版組踊(くみおどり)「肝高の阿麻和利(きむたかのあまわり)」という沖縄版ミュージカルで、アンサンブル(ダンス)として活躍しました。その経験を生かして、中高年齢者向けの琉球エクササイズを考案、これをベースに現在広島県内に沖縄の魅力を伝えています。

詳細⇒http://www.epocaclub.com/

<一言メモ>
 
◆沖縄に、現代版組踊「肝高の阿麻和利(きむたかのあまわり)」という沖縄版ミュージカルがあります。沖縄に古くから伝わる伝統芸能に現代音楽とダンスを取り入れ、勝連城十代目城主「阿麻和利」の半生を描いたものです。

 このミュージカルの特色は、すべての出演者が中学、高校の生徒から成っていることです。それにもかかわらず、1999年に誕生してから、公演回数は208回を超え観客数は13万人に達しています。しかもその間、海外公演も実現しています。

 このミュージカルが創立されたとき、具志堅智美さんたち7名の中学2年生が参画し、演出家の平田大一さんの指導を受けながら今日の阿麻和利の基礎をつくったといわれます。


◆具志堅智美さんは、当時の様子を次のように語ります。
 
「部活の先生の勧めで、肝高の阿麻和利に女性アンサンブル(ダンス)として参加しました。
 演出家の平田大一先生の指導は楽しく、夢中になって取り組みました。舞台と学校は両立させなければいけないと思っていたので、学業も真剣に取り組みました。
 参加者は最初7名でしたが、しばらくすると30名程になり、1年後には100名以上になっていました」

「組踊ですから、バンド(生演奏)、女性アンサンブル、男性アンサンブル、役者に分かれます。私は役者を引き立てる女性アンサンブルとして舞台に立っていました。お客様から拍手を受けたときはやりがいを感じました。最高に嬉しかったですね」

「高校を卒業すると、阿麻和利も卒業する取り決めになっているので、卒業後は「あまわり浪漫の会」というところで、舞台をサポートする側として舞台制作のお仕事をさせていただきました」

◆彼女は25歳のとき、結婚を機に沖縄を離れ広島に移住。その年の7月結婚しました。
 しかし、琉球舞踊への思いは絶ちがたく、沖縄で古くから伝えられてきた琉球舞踊を中高年齢者向けにアレンジ。オール・オン・スポーツ社長の荒川治氏のアドパイスを受け「琉球エクササイズ」を完成しました。今ではこれをベースにして広島県内で活動しています。その様子を彼女は次のように語っています。

「中高年の人たちの評判がよく、今では広島県で教室を2カ所、体験研修会を2カ所で開いており、今年3月には、もう1カ所体験研修会を増やす予定になっています」

「小・中・高校生にも教えたいですね。地域面でももっと広範囲に活動したいと思っています」

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