広島の人・エポカわ~るど編集日記

広島の人に関する情報誌HP「エポカわ~るど」の姉妹編として、情報を提供します。

よみがえる「マリーナホップ」16か月の軌跡/その裏方を献身的に支える人たち(大塚泰造さん)

2014年03月17日 20時02分00秒 | 日記



「ココだけモール 広島マリーナホップ」は2005年3月17日に開業した大型モールです。経営不振に陥ったため、2012年11月から株式会社第一ビルサービスが管理運営をすることになりました。最初の3か月は見通しが立たず、担当者たちは苦戦を強いられましたが、必死の取り組みの結果、30%もあった空き施設がほぼ満室となり、来館者数は15%、売り上げ額は54%増となりました。
「現在は緊急注射を打ったような段階。マリーナが生まれ変わったと言われるようがんばりたい」と大塚泰造さんは言っています。

詳細 http://www.epocaclub.com/epoca95/7marina.html


【インタビューのポイント】


Q  管理運営を株式会社第一ビルサービスが始めた当時のマリーナホップはどんな状況でしたか。

大塚  来館客が少なく閑散としていました。専門店街は空き施設が30%あり、売上は上がらず、運営が立ち行かない状況でした。

Q  それはたいへんでしたね。ストレスも溜まったでしょう。

大塚  初めての仕事なので不安でした。初めの3か月は状況が改善しなかったので辛かったですね。

Q  1年4か月後の現在、状況は好転しましたか。

大塚  おかげさまで店舗数は30%増加し、売り上げは50%増、来館客は15%増と持ち直してきました。

Q  驚きましたね。どうしてそんな成果が出たのでしょうか。当施設は海、テナント、イベントが重要な経営資源と聞いています。その順で説明をお願いします。

大塚  当施設は、広島で唯一の海に隣接した大型ショッピングモールです。その強みを活かすため、2012年11月から、宮島港と当施設をつなぐ直行便高速船を始めました。片道25分。利用者数は順調に伸びています。

Q  それは素晴らしいアイディアでしたね。

大塚  隣接するヨットハーバーと当施設の間に間仕切り(フェンス)がありました。このフェンスの一部を2013年3月に撤去しました。さらに今年の春には、全面的に撤去する予定になっています。

Q  フェンスがなくなれば、来館者は海の近くまで行ってヨットを見ることができますね。次はテナントの動きについて説明してください。

大塚 30%もあった空き施設を2013年3月までに満室にする目標を立てました。必死でテナント誘致をしたり集客イベントをやった結果、目標を達成。これは当施設のイメージアップにつながり、来館者数の増加や売上アップに貢献しました。
 
Q  どんなテナントが増えましたか。

大塚  増えた店舗数は40くらいです。数だけでなく、規模の大きい店や魅力的な店も増えています。大型店舗はカーショップ、スポーツ店、観光品ショップです。そのほか話題を呼んでいるのは、ペットが思い切り遊べるドッグランの開設です。

Q  イベントには力を入れられていますね。

大塚  毎月、15から20くらいのイベントを開催しています。とくに印象に残ったイベントはつぎのとおりです。




Q  これからのマリーナホップへの取り組みは?


大塚  現段階は緊急手術を終えたところです。これからは胸をはって生まれ変わったといえるようなマリーナホップにしたいと思っています。当施設は市内のデパート等と比較すると、海があるし敷地面積が圧倒的に広い。そのため遊園地も作れるし、個性的なイベントもできる。ペットの同行も自由だし、駐車場も広くとれる。これらの強みを活かしていけば、必ずもっともっと素晴らしいマリーナホップになると確信しています。

Q  具体的にはどんなことを考えていらっしゃいますか。

大塚  緑化地帯を増やしたり、壁面の塗り替えをしたりする予定です。来館者が癒されるような施設を創っていきたいと思っています。
 マリーナにしかない魅力的なお店を増やしていきたいですね。例えばインテリア雑貨などもイメージしています。ドライブ気分で来られる来館者が増えると嬉しいですね。

Q  今日は本当に楽しいお話を聞かせていただきありがとうございました。

「つくれば工房(電子工作)」を主宰する遠藤一太さん&南利次さん

2013年12月14日 20時12分58秒 | 日記
「つくれば工房(電子工作)」を主宰する遠藤一太さん&南利次さん

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「つくれば工房」は、電子工作や電子手芸・紙工作を自由にできるスペースです。
子どもたちを中心に同好者が集い、自分のアイディアで作品を創り楽しんでいます。作品は、電球が点滅するランプや電子音のクリスマスソングが流れるオルゴール、ロボットで自由に動くモーターカーなど多彩。
 工房の運営は、広島大学&呉工業高等専門学校名誉教授の遠藤一太さんと浄土真宗本願寺派(西本願寺)称名寺住職の南利次さんが数人の専門家の協力を得ながら行っています。

詳細 http://www.epocaclub.com/epoca95/6tukurebakoubo.html



【インタビューのポイント】

Q  「つくれば工房」はどんな経緯でできたのでしょうか。

遠藤  私が呉高専の校長をしていたとき、ロータリークラブで新世代奉仕事業のテーマが出ました。そのとき称名寺住職の南利次さんとどんなことをしたらよいか話し合ったところ、子どもたちや高齢者が楽しめる電子工作の場をつくったらどうかということになりました。それが始まりです。

Q  いつ開設されましたか。

遠藤  平成24年12月22日です。

Q  生徒さんは何人くらいいますか。

遠藤  学校ではないので生徒はいませんが、参加者はこども6人、大人4人といったところです。

Q  毎週の制作活動は、いつやられていますか。

遠藤  毎週土曜日、13時~16時にやっています。材料費以外は無料です。

Q  定例的でない講習会の様子を説明してください。

遠藤  第1回目は、昨年の12月、大和ミュージアムで開催しました。50人も参加者があり盛会でした。
  
Q  アルデュイーノの講習会をされていますね。アルデュイーノとはどんなものか簡単に説明してください。

遠藤  一言でいうと、初心者でも簡単に扱えるマイコンボードです。回路やプログラミングに詳しくない人でも、簡単に早く電子回路を使った作品ができます。せっかくモーターカーを作っても、自由に動かせなければつまりません。アルデュイーノはその夢を叶えるものです。

Q  イベントもされているそうですね。

南  呉市中通商店街では土曜夜市をやっていいます。そこに「つくれば工房」も出店しました。作品はいろいろ出したのですが、「ねこかぶり」に人気が集中しました。
「ねこかぶり」は呉工業高等専門学校の学生が開発したもので。猫のデザインの帽子をつくり、眼や耳などに点滅する電球を取り付けます。子どもたちはは大喜びで30個くらい売れました。

遠藤  今年の8月には、山口市で[ものづくり祭典」が開催されました。2千人もの参加者が集う大イベントです。「つくれば工房」も参画し作品を展示しました。

Q  その他にはどんなことをやられていますか。

遠藤  東広島市の小学校に招かれて、出張講習会をしました。「ねこかぶり」を作ったんですが、大人気でしたね。いい思い出になりました。その他に、地元の商店街などから、電子工作作品を作ってほしいという要望があり、スタッフの皆さんの応援を得て今検討を進めているところです。

知的障害のある子どもたちに安心して快適に生活できる場を/中尾秀行さん

2013年11月22日 20時32分41秒 | 日記


知的障害のある子どもたちに安心して快適に生活できる場を提供したい/広島市立広島特別支援学校校長 中尾秀行さん


 広島市立広島特別支援学校は、平成24年9月に2万5千平方メートルの敷地に移転、新たな学校として再スタートを切った。県内で最多の普通教室数を持つ特別支援学校である。遠くはロシアや台湾から訪れるという同校の見学者は、開校以来6000名にも及ぶ。
 名実ともに日本一の特別支援学校を目指して健闘する中尾秀行校長に、知的障害者の現在の動向や特別支援学校としての今後の役割・抱負などを伺った。


詳細→http://www.epocaclub.com/epoca95/5siengakko.html


【インタビューのポイント】

Q   本校は、知的障害のある児童生徒を対象とした学校と聞いています。知的障害についてご説明ください。

中尾  特別支援学校は、視覚障害者、聴覚障害者、知的障害者、肢体不自由者、病弱者を対象とする学校です。そのうち知的障害者は、知的発達の遅れがあるため他人との意思疎通が困難で、日常生活を営むのに頻繁に援助を必要とし、社会生活への適応が著しく困難な者とされています。

Q   知的障害の原因は?

中尾  知的障害は主に脳の機能の一部に支障が生じた状態だと推測されていますが、その原因は発育不全、出産前後のトラブル、乳幼児期の病気や事故、染色体異常など多岐にわたっています。

Q   知的障害者は増えているのでしょうか。

中尾  少子化とともに子どもの数は減少しているにもかかわらず、知的障害のある児童生徒数は増えています。しかも障害の程度の重度化、知的障害と肢体不自由の障害を併せ持つ重複化、軽度の知的障害のある児童生徒の増加など、その態様は多様化しています。
知的障害は脳の損傷ですから完全治癒ということはありませんが、教育によっては生活上・学習上の困難を改善・克服することができ、自立や社会参加が可能となります。その意味で家庭や学校での教育は非常に大切です。

Q   広島市立広島特別支援学校の持つ意義は大きいですね。当地に新築移転されたのはいつですか。

中尾  平成24年9月、新校舎がオープンしました。

Q   新校舎の建設に当たっては、中尾校長が設計段階から加わられたそうですね。どんな点に力を入れられましたか。

中尾  せっかく造るんですから、日本一の施設・設備を有する学校にしたいと思いました。見かけだけでなく、中身を充実したいと思ったのです。私の主なこだわりは、次の三つです。
 1 体育館に冷房施設をつけたい。
 2 温水プールにしたい。
   3 廊下も階段も含めて全館空調を設置したい。
  
Q   校内を回ると、窓は大きく天井も高く開放感がありますね。それにいたるところにきめ細かな工夫がされており驚嘆します。

中尾  私は、知的障害のある子どもたちに、安心して快適に生活できる場を提供したいと思っていました。
  本校には、知的障害と身体不自由の障害を併せ持った児童生徒もいます。健常者に比較すると、障害者のニーズはものすごく多種多様です。教育効果をあげるためには、1人1人児童生徒のニーズに対応し、きめ細かな配慮をすることが必要です。障害のある児童生徒が学びやすい環境をつくることが、新校舎建設にあたっての根本的なこだわりでした。

Q   自立と社会参加の取り組みについてご説明ください。

中尾  これは当校の使命です。障害のある児童生徒が、それを改善克服して自立し社会参加をする、これは当校で働く私どもの夢です。それを実現するためには、障害をいたづらにマイナスに捉えるのではなく、児童生徒の力を最大限に発揮させるにはどうしたらよいか、常に考え挑戦しています。

Q   社会参加のための教室は、どんなのがありますか。

中尾  陶芸室、食品加工室、クリーニング実習室、接客・販売実習室などです。高等部3年生の生徒は48名(25年)いますが、その約40%が就職を希望しています。関係企業などのご協力を得ましてかなりの人数の者が就職しています。

Q  最後に、当校のキャッチフレーズ「明るく 元気に たくましく」を説明してください。

中尾  文字どおり、「明るくて元気でたくましい人材」を生み出していきたいと念願しています。



ハンズマンは走る/障害者がいきいきと働ける環境づくり

2013年09月05日 20時42分09秒 | 日記



 ある日、八房(やつふさ)ハンズマンが言った。
「知的障害を持っている女性社員にこう訴えられました。
 ―朝6時に出勤するとき、公園で私につきまとう男の人がいる―
 そこで今日から3日間、朝6時に張り込みすることにしました」
 その社員の年齢はなんと50歳。私のびっくりした表情を見て彼は言った。
「ハンズマンは常にプラス志向、結果よりもプロセスを重視します。困っている人がいたらすぐに現場に駆けつける、それが私たちハンズマンの仕事です」
 まさに走るハンズマンだ。彼らは常に寝食を忘れて、障害者がいきいきと働ける環境づくりに日夜全力疾走している。


詳細→http://www.epocaclub.com/epoca95/4hans.html


Q ハンズマンとは?

A 株式会社第一ビルサービスを筆頭とする企業集団みどりグループは、障害者の雇用創出という見地からハンズ事業部を設立、障害者がいきいきと働ける環境づくりを推進しています。その先兵の役割を果たしているのがハンズマンです(ハンズマンはニックネーム)。
 
Q みどりグループが現在雇用している障害者数は?

A 今年の6月時点で、身体障害者14人、知的障害者12人、精神障害者2人の28人です。身体障害者は自分で判断して働けますが、知的障害者や精神障害者は上司や同僚、さらにはハンズマンの専門的なサポートを必要とすることがままあります。

Q  知的障害者・精神障害者にはどんな特徴がありますか。

A 弊社のような一般企業で働いている障害者をみると、個人差はありますが、普通の文章が書けない、対人関係が難しい、コミュニケーションが取り難い、情緒不安定で感情的になるなどの特徴があります。ですから、これらの特徴を理解した上でどうすれば一緒にうまく働けるか、という発想に立つようにしています。

Q 採用の様子を教えてください。

A 採用職種は主に清掃業務です。清掃の仕事は知的障害者に大人気で、これまで100人もの応募があり21人採用しました。その後、いたずらが度を越してお茶に洗剤をいれたり、東京で作家になりたいと妄想が高じたり、どうしても職場に溶け込めなかったりして辞めた人もあり、現在は17人に落ち着いています。

Q 職場で働いている知的障害者にはどんな方がいらっしゃいますか。

A 清掃中にミスをすると、上司は当然叱ります。叱らないといけないんです。すると腹をたて一週間口をきかない、こんな社員もいます。叱られた経験が足りないのかも知れませんね。彼女は自分が悪いと思っているのに、どうしても腹の虫がおさまらない。でも一週間もしたら口をきくようになります。

Q 一週間もはぶてられたら上司はたいへんですね(笑)。

A 上司は、その間じっと見守っているんです。

Q なるほど・・・。

A ちょっと重い事例になりますが、こんなのがあります。重い自閉症の25歳の男性です。いつもうつむいて、一言一言話します。話す内容は単調で、複雑な会話はできません。これでは採用するのは難しいと思っていたところ、予想に反し現場からぜひ採用したいと言ってきました。彼のいいところは、指示されたことはきちんとこなすことです。メモもしっかりとります。一番いいところは清掃の仕事に喜びを感じていることですね。

Q いい話ですね。

A こんな人もいます。20代の可愛らしい女性なのに知的障害があります。一見して暗く不安そうな表情しているので、情緒不安定なことがわかります。その職場に行ったときには、必ず一時間くらい面談します。彼女は将来が不安だと訴えますが、私にはどうしてあげることもできません。できることは楽しい話をして、彼女の表情が少しでも明るくなるよう努力するだけです。

Q 清掃作業以外の仕事に障害者を雇用されていますか?

A 現場だけでなく本社にも知的障害者を採用するため、自閉症のKさん(20代の女性)を採用しました。彼女は文章を読めても理解力が足りません。それに弱視があります。彼女を採用する前、彼女にやれそうな仕事を集めました。切手貼り、ファイリング、封入作業、データ入力、書類整理、etc。採用してから、とまどいやトラブルもありましたが、次第に落ち着いてきました。

Q それは良かったですね。

A 彼女はありがとうと言われるのが好きです。とても几帳面に仕事をするので、「きれいにできているね。ありがとう」というと目を輝かしています。職場では、みんなから可愛がられいます。

Q これからの展望についてお話ください。

A 障害者を当たり前に囲む輪をもっともっと広げて、今の知的障害者の雇用数を今の倍くらいにしたいですね。
 ちなみに、障害者法定雇用率は2.0%ですが、第一ビルサービスは4.7%です。これを10%にするのが目標です。
 みどりグループを統括する杉川聡社長が常に言っています。
「今は苦労してもこれを乗り越えたら、障害者と健常者が協働できる職場ができる。そうしたらみどりグループはますます素晴らしい会社になるだろう」
 ハンディキャップのある人も同じ仲間として、ともに生き生きと働ける職場環境を作っていきたいですね。

リコーダーアンサンブルを楽しむカウォティム・リコーダー・アンサンブル/代表・小林惇さん

2013年07月27日 05時53分27秒 | 日記




 広島市内にある「カウォティム・リコーダー・アンサンブル」は1981年に設立。それからおよそ30年間に開催された定期演奏会は13回を数えます。
楽団のモットーは「リコーダーアンサンブルを楽しむこと」。毎週土曜日に開催されている練習の様子を見学したところ、真剣な表情のなかに和気あいあい。まさにモットーどおりの練習風景でした。 
 
詳細⇒http://www.epocaclub.com/epoca95/3recorda.html


 小林惇(81歳)さんは広島大学の名誉教授。マイマイの心臓・口の動きの仕組みの研究が専門。趣味でリコーダーを始めたのは30年前。それからずっとカウォティム・リコーダー・アンサンブルの代表を務めており、メンバーから信頼されている。
「初めはアルトだったんですが、やがてバスに代わりました。リコーダー演奏はみんな腹式呼吸しますが、特にバスは肺活量が大きくなければいけません。
おかげさまで今もすこぶる元気です」
 と小林さんは笑う。

 この楽団の素晴らしいことは、13回も定期演奏会を続けていること。小林さんは定期演奏会を始めたころのことを次のように話す。
「リコーダーという楽器は基本がソプラノ・アルト・テナー・バスですが、ソプラノより音程が高いソプラニーノやクライネソプラニーノ、バスより音程が低いグレートバスやコントラバスといった楽器がなければ本格的な演奏になりません。これらの楽器がそろい始めてから、第一回目の定期演奏会を1998年に開催しました。みんなから三日坊主に終わるのではないかと心配されたので、第一回目は演奏会”初夏のひびき”、第二回目は演奏会”きらめきの夏”、第三回目は演奏会”秋涼の風”としました。四回目からはどうやらやれそうだということで、第4回定期演奏会としました」

 定期演奏会のほかには、公民館や小学校、福祉施設などで演奏しているとのこと。ある老人ホームの演奏会と島の小学校の演奏会はとりわけ印象に残ったそうだ。
「老人ホームでは、演奏会が終わった後感想を尋ねたところ、元気のいいおばあさんが大きな声で『合格!!』と言ってくださいました。小学校の先生だった方かなと思いました。元気をいただきましたね。
 島の小学校は能美と沖見の小学校です。大歓迎を受け嬉しかったです」

 練習は毎週土曜日の15時から18時まで、広島市東区にある二葉公民館で行っている。
「部外講師にきていただいているのは月に1回、演奏する曲のイメージやリズムコントロールを学んでいます。初心者のための指使いなどの指導は受けていません。先生が月1回なので、いらっしゃらないときは、『あーじゃーこーじゃー』言いながら切磋琢磨しています。入団はどなたでも歓迎です」

 楽器はもちろん自分持ち。グレートバスは25万円、コントラバスになると70万円と聞いて、皆さんの熱心さに頭が下がった。