「国調」地域で立会「不調」

境界がはっきりしないんで測量して調べてくれとの事案。。

２ケ月前に現場に入って・・その時点で既に現況の境界線と地図の境界線が違うのは歴然としてた。。

なんか・・嫌な予感。。。

１回目の立会・・隣接者の所有者（おじいちゃん）と立ち会う。

「こちらとの境界線上に真っ直ぐ土留め施工なってますが・・地図の境界は曲ってるんですよ。。

なので復元しましたら。。このポイントに境界が来るのですが。。。」

「ん？むがしがらよ～隣との境界はまっすぐだー前の所有者と☆△※□・・・」

ご高齢なゆえ・・ところどころ意味不明な説明を受ける

「一応・・この地域昭和５０年代に国土調査入って測量したので正確なはずなんすが。。当時立会ましたよね？」

「んーーーーーーーーー覚えとらんな～」

出た～・・・記憶に無いという。。ある意味調査士泣かせのお言葉

その後・・・色々と説明をしたのですが。。どうにも理解出来ないようで・・

では再度次回にでも。。と言って・・二週間が経過・・

２回目の立会・・おじいちゃんでは無理？ということで息子さんが代理で再立会。。

前回同様の説明をしましたが・・・

「あんのよ～この境界にはよ昔、木が真っ直ぐ植わってあったのよ、この図面みたいに

境界なんて曲っていなかったぞい」

「でも・・国土調査では。。。」

なんか・・・折れそうに無い

「では裏の境界も見てもらえませんか？」

裏は裏で・・これまた地図と境界が違う。。

「復元しましたらこの位置になります、既存の杭から１メートルもずれますが・・」

「ん。。。おがしいの～この杭は昔建設省が打った杭だよ、役所が間違うはずないだろ。。」

困るんだわ。。こういうケース・・お役所さんの杭・・正しければ良いのだが。。

どう・・合わせても。。。この杭の位置には境界はこないんだよな。。

役所にも立ち会ってもらったが・・確かに建設省の杭なんだが・・現在は・・

市町村に移管されてるゆえ・・

市の担当者も・・・これって。。。

結局・・隣接の方から・・同意を得られなかったゆえ。。

これにて終了

久しぶりに・・・不調の現場になってしまった。。

国土調査のミスってことも考えられるのですが・・あまりにも・・ズレが大きいので。。

それは違うような・・

おじいちゃん・・・昔の事思い出してくれんかな～














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