古い国土調査の地図には参る

境界で揉めそうな現場へ伺った・・・

なんでも隣のおっさんが断りもなく勝手に排水路の配管を入れ替えたとか・・で・・

依頼者さん既に法務局から地図を取ってきていた。。

数十年前に国土調査が行われていた地域だった。。ただ・・この地域の国土調査図面は・・

あてにならない

数年前も別の地域だったが・・やはり違ってた。。

早速国土調査の図面を基に・・とりあえずテープをあて計測してみた。。

「図面から測ると境界はこの辺に来ますが。。」

示した所は・・配管を入れ替えた場所までは届かない。。

ということは・・隣のおっちゃんの敷地内みたいで

依頼者「はあ。。ここなのか？？」とトーンダウン・・

自分が予想してた境界とは違っておったようで。。

「国土調査してますから、たぶんそんなにズレは無いかと。。」

の説明に・・なんとか納得されたもようで。。ふう～

しかし・・境界ギリゆえ・・掘った箇所は依頼者の敷地にも食い込んでるかも

それとは別に図面を見て気になったことがあった。。

隣の敷地・・・通路（約２m)を利用して公道に出入りしているのだが・・

国土調査の図面では・・通路が無い

ゆえ図面上では全く接道してない形状・・その通路は依頼者の敷地となっている。。

聞いてみた・・「この通路って・・誰の？」

「んだの～昔がらあったけの・・わがらん」

嫌な予感・・・

そして・・閉鎖図を見てみたら・・

通路。。官地として表記なってるんですが・・

またかよ・・・

昔の国土調査は・・もう・・現況でやっちゃた感じが多く・・困る・・

ただ・・この場所に関しては・・通路として利用していたゆえ・・

いくら現況でやったとはいえ・・・依頼者の敷地として成果あげるとは・・

どう考えても・・間違いだろが

これ・・役場に言ったら・・役場の費用で地図訂正と地積更正やってくれるんだろかね。。。

昔・・似たような案件で役場に交渉に行ったら・・

担当のオヤジ・・・「国土調査で認証うけた図面だからウチのミスでは無い！」と頑固に

拒絶された。。

あと違う町では・・予算が無いから・・今は無理と言われ。。

なくなくお客さんの費用負担で訂正・更正登記をしたこともありました。。

って・・なんとかならんのか・・国土調査のミス













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