goo blog サービス終了のお知らせ 

なにぬネコ書店

詩とか、日記とか  (榎本初=えのうい)

熊本より

2005-08-30 23:59:59 | 日常を描く

一昨日届いていたばあみりおんさんからの宅配便を受け取った。開けると、黒い箱に「熊本ラーメン・黒亭」の文字とラーメンの写真。みずいろの封筒も入っている。封筒には、みすまるさんとガンマン君からの手紙と、8月10日の写真。

熊本ラーメン。みすまるさんの手紙に「私が食べた中では“黒亭”が一番(ただし店で食べた場合)。上手に作って下さい☆」とある。自分で作らねばならないというのが少し哀しかったりもするのだが、店の味が知りたければ熊本に来い!ということなのだろう。ああ、いつか行ってやるとも。

みすまるさんの手紙。名古屋名物の食べ物ネタが大半かと思いきや、名古屋オフのお礼とえのうい自身への感想がメインであった。その中に「“自分の詩が一番好き”って言葉が一番印象に残っています」とある。詩は、上手い下手は二の次、自分の書いた詩を好きでいられることが一番大切で素敵なこと、僕はそう思う。

ガンマン君の手紙。ブタの絵がかわいい。「とるまりんとんもげんきでね」とあって、終わりの「ガンマンより」のカタカナのところに“がんまん”とひらがなが振ってある。そう、とるまりんとんはひらがなしか読めないのだ。

不在連絡票

2005-08-28 23:59:59 | 日常を描く

夜、帰宅すると宅配便の不在連絡票が置いてあった。差出人の名前を見て、はじめ、この人誰?と思ってしまった。榎本宛なので詩人さんが詩集でもおくってくださったのかなと思ったが、よく見ると食品のところにチェックがあり、しかも「クール」を○でかこってある。しばらく考えて、
おお、ばあみりおんさんの本名ではないか!
ということは、熊本名物の何かをおくってくださったのだと合点して、にやけるえのういであった。

ひとりで行くのもよい

2005-08-22 23:59:59 | 日常を描く

居酒屋HANABIに行った。今日はひとり。カウンターに座り、まずはビール。

カンパチの刺身がうまい(写真・上)。サンマがでかい(写真・下)。調理される前のサンマを携帯で撮影する。大きさがわかるように、大将がライターを皿に置く。

詩のトークで盛り上がる。『近づく湧泉 第2集』を鞄から取り出して榎本の詩が書かれたページを開く。以前、大将に見せたときには、難しいですねえ、とか何とか言っていたっけ。今日は店員さんに見せる。その店員さん、ハンドルネームがあるらしい。「織女」と書いて「ユメ」と読むのだそうだ。読み方に無理があるんじゃない、とか言いながら、詩を見せる。結構関心を示してくれた。カウンターにいた他の客も交えて、らいおんのヒゲ。“ミニクロワッサン”は好いかな、とか“王さまのヒゲ”はどうかな、とか。榎本への宿題、「花火」という語を使って詩を書くこと。他に「本まぐろ」とか「さんま」とか「ビール」とかいった言葉も使うんだったかなぁ。

カウンターにいた客の一人が同郷であることが判明。小田原である。たしか、昭和31年生まれと仰っていた。千代中学から平塚江南高校へ。僕の出身校のオダコー(小田原高校)にはまったく行く気がなかったそうだ。当時好きだった子が平塚江南を希望したからだとか。ちなみに僕は昭和44年生まれで城北中学から小田原高校へ進んだ。焼酎「晴耕雨読」をご馳走になって“鴨宮”“富水”“栢山”といったローカルトークで盛り上がる。楽しい、うれしいひと時であった。

翌日午前2時ごろに東区・車道の店を出て、歩いて自宅のある昭和区・八事へ。帰宅は3時35分。

夏の休日

2005-08-10 23:59:59 | 日常を描く

散髪のあとで、僕は名古屋駅に向かった。11時半に桜通り口の金時計の下に集合。みすまるさんファミリー(ばあみりおんさん、ちゃん、ガンマン君)、さちさん、ルドルフさん、tamagoさん、ピグレットさん。僕にとって初対面の方ばかり。

テルミナの7階の「北浜」で昼食。ざるきしめん、味噌カツ定食、海老フライ定食、名物定食(きしめんと味噌カツ)、手羽先、ビールがテーブルの上に並ぶ。それぞれかなりのボリュームだ。この時、皆様からさまざまなお土産をいただく(写真参照)。

ブタトーク
ガンマン君はブタフリークだ。持参したブタフィギュアととるまりんとんの出会いに彼は大感激。テーブルの上に2匹を置いて、いろいろ置きかえて踊らせて写真を撮りまくっていた。「トルマヴォコフォンフォン・ドチュニヌネーグフ・ナニャリントン」とそらで言ってみせたガンマン君。桜ちゃんも言えるらしいが、僕との対話に限って言えば、今日はガンマン君の舞台だった。優しい桜ちゃん。2人とも小学生、仲のよい姉弟。やわらかな表情のばあみりおんお父さん。今日は素敵な日でしたよ、ういろうママのみすまるさんに感謝。

パノラマトーク
1時半ごろ、名古屋駅の展望台「パノラマハウス」に昇る。地上51階245m。さちさんとあれは何だ、これは何だ、と窓の向こうを指差しながら名古屋の街を見下ろす。くねくねした新幹線を見ながら「新幹線って長いんだなあ」。

詩のトーク
3時ぐらいだったかなあ(記憶曖昧)、地下街へもぐって喫茶店へ。宇治金時をいただく。tamagoさん、みすまるさんと詩のトーク。例えば、えのういの好きな詩は『てつがくのライオン』だとか。好きだというのに作者名が思い出せなかったのは不覚(工藤直子さんでした)。

ピグレットさん、tamagoさん、それぞれ帰路へ。

サイトと有機無農薬野菜トーク
その後、僕たちは笹島ライブのポケパークへ。エディカード購入で手間取ったあと、桜ちゃん、ガンマン君はばあみりおんパパを連れてアトラクションへ。トルコアイスが空へ伸びる。残った人々は日かげで冷たい飲み物。さちさんのサイトやナカネコ!の話などで盛り上がる。それにしても、きゅうりやトマトをそのまままるごと売っていたのには驚いた。1本300円とか。あとは、でっかいモンスターソーセージと、人さまの落とした食べものを狙う鳩の話。

名鉄名古屋駅で僕は皆様とお別れ。ここで、今頃になって、榎本名刺を渡す(はじめに渡せよ、榎本!)。別れ際のガンマン君が見せた上目づかいの瞳、改札を通ったあとにこっちを向いていた(ような気がした)桜ちゃんの眼差し。冬か、来年の夏には熊本に会いに行こう。

夜はマイクパフォーマーの楽園「詩のあるからだ」に参加。久しぶりである。チキンピラフとアイスコーヒーを注文。今日読んだ詩は『光冠舞台』と『聞』。

鞄を買う

2005-07-28 23:59:59 | 日常を描く

久しぶりにいろ猫氏に会った。名古屋・栄のHMVで落ち合う。ラシックのレストランをざっと見たあと、三越に入ってる蕎麦屋で、ざるそば定食を食べた。庶民の味。

彼は7月に転職、ここではとりあえず、肉体労働からデスクワークに変わったとだけ書いておく。肉体労働、先日、新聞のコラムだっただろうか。大学教授が講義中に吐いた筋肉労働という言葉に、学生が笑う。その教授は退官を決めたとか悟ったとかいう話。筋肉労働、肉体労働と同義なのに何となく気恥ずかしく感じられるのは何故だろうか。もはや聞かなくなった言葉だから、という理由だけではないだろう。キンニク!

鞄の話である。蕎麦のあと、ラシックの喫茶店のアイスコーヒーで時間をつぶし、鞄を探しに行った。ラシックのクラチカには先日も来て鞄を探したが買わずに帰った。今日は、時間をつぶすために、建物の中を散策してやろうぐらいの気持ちでいて買う予定はなかったのだが、イメージに近い鞄が掛けてあるのに惹かれて立ちどまる。art-berg do 僕が店員と話している間、いろ猫氏は店内の椅子に腰掛けている。スーツには黒のほうが無難かななどと迷ったあげく、茶色のほうにする(写真)。明日から使うことにした。

リリーカード

2005-07-19 23:59:59 | 日常を描く
地下鉄に乗ると気になる吊り広告がある。リリーカードの交換を促す吊り広告である。リリーカードとは、かつて名古屋市営地下鉄で使うことができたプリペイドカードだ。ちなみにその名の由来は、英語でユリ(名古屋市の花)を意味する「リリー」である。現在は、ストアードフェアシステムに対応したユリカというカードが使われていて、リリーカードは使用できない。リリーカードは来年3月までユリカと交換してもらえるのだ。

で、問題の吊り広告、写真を載せられればよいのだが、地下鉄の車内で写真は撮れなかった。シャイである。広告の内容のうち気になるところだけ挙げると、だいたいこんなふうである。

  あっ、こんなところにまだリリーカードが!
   上着のポケット
   机の引き出し
   古い財布
   鞄の内ポケット
   冷蔵庫

冷蔵庫、である。プリペイドカードというものは冷蔵庫に保管するものだったのか。僕はまだまだ世間知らずである。

特に何もなく

2005-07-18 23:59:59 | 日常を描く

梅雨明け。

洗濯物を干そうとして窓を開けると、ベランダが水浸し。上の写真のとおり。排水管が詰まったようだ。大家さんに電話。ああ、もっと詩的な写真を載せたいものである。

2時から仕事。小学6年生の算数、同じく小6の社会、高校生の小論文。今日はそれだけ。

仕事が終わって居酒屋HANABIへ。今日は独り。カウンターで魚介類のマリネなど。肴、反対側のカウンターで日本酒を嗜む髭の男性「名古屋の娘歌舞伎は好いねえ」、歳は50代かな。僕はビール2杯と焼酎1杯で11時40分ごろには店を出た。

お題は「猫」

2005-07-04 14:16:42 | 日常を描く

ネコ好きに悪い人などいないはず だってあなたもネコ好きでしょう(榎本初)

雨空というのはどうもダメですね、僕は。気持ちのリハビリということで枡野浩一のかんたん短歌blogを見ていたわけです。で、上の歌。歌なのかな? 猫派の人(僕もですが)の常套句ですね。不出来は雨空のせいにしておきます。

東京の月

2005-06-05 23:59:59 | 日常を描く
名曲喫茶ライオンを撮るカメラマンTKY(渋谷・道玄坂の脇の脇にて)

「ライオン」では、ブラームスのヴァイオリン・ソナタ、
サラサーテのチゴイネルワイゼン、ラヴェルのボレロ、
ホルストの惑星などが流れていた。

都民TKY氏に会うのは4月以来。
7時ごろ店内に入り、まず用件を伝えて、あとは近況報告、
ネット上のこと、詩のこと、音楽のことなど2時間ぐらい。

「何らかの作品が持つ『素敵』を純粋に伝えることは難しい
 結局は自分自身のことを伝えたいだけなのではないか」

たしか、そんなことを彼は語っていたのではないか。
その時の僕はただ頷いていただけだったと思う。

付言しておくと、
僕の元気はこの日も(そして、これを書いている今も)まだ眠ったままである。
そのせいであろう、記憶が、まだ昨日のことなのに、不確かで、
「ではないか」とか「思う」などと書いている。


実のところ「素敵」は作品の中にではなく
人の心の中にあるもので、その意味で客観というものはありえない。
そんなことを、決して新しくない議論を
今(6月6日の昼)これを書きながら思い出したりしている。

ドビュッシーを聴きながら思い出したりしている。


ドビュシー:ピアノ作品集
アラウ(クラウディオ), ドビュッシー, コチシュ(ゾルタン)
ユニバーサルクラシック

このアイテムの詳細を見る