なにぬネコ書店

詩とか、日記とか  (榎本初=えのうい)

空へ伸びて

2017-06-01 04:50:15 | 詩を書く

 藤の花が朶れていて咲いていて、光が空へあふれていた。茜色の雲が街路樹と語らいを始める頃に、ワイングラスに揺れる葡萄色の傍で微かに頬を染めた君は、空が好きだと言った。
 夜独り。珈琲を淹れる。一匙の砂糖。グールドが奏でる変ホ長調の間奏曲は何も語らない。ただ流れているだけであり、ただ想うだけであり。
 空が好きだと君は言った。


トラ眠るウサギ跳ねる

2011-01-01 01:56:02 | 日常を描く
年越し蕎麦に海老天
紅白歌合戦ゆく年くる年

テレビの前で
コーヒーとチョコレート

まっしろなうさぎ
はねるはねる
そらがひかる

12月の横着

2010-12-17 11:04:11 | 日常を描く
今朝の朝食。

昨日の餃子鍋の残り汁に
白米と「スープの具(冷凍野菜とベーコン)」を入れて、



炊き込みご飯。

12月の餃子

2010-12-16 11:55:55 | 日常を描く
師走であろうが

そして
朝であろうが



餃子を食べている。

12月のそうめん

2010-12-16 01:02:55 | 日常を描く
師走だというのに

しかも
真夜中だというのに



そうめんを食べている。