25時間目  日々を哲学する

著者 本木周一 小説、詩、音楽 映画、ドラマ、経済、日々を哲学する

またか

2015年02月09日 | 社会・経済・政治
 一週間ブログを休みました。バリ島に行っていました。バリ島は観光客が多く、この頃は特に中国からの人々も多くみられます。
 オーストラリア、中国、韓国、日本、ロシア、イタリア・・・とういう多さの順でしょうか。
 帰りの飛行機の中で、「週刊新潮」を読みました。ISILの記事でいっぱいです。その記事の中で、ISILも東南アジアの過激派が呼応するのではないか、標的はバリ島である、と書いています。「週刊文春」にも同様のことが書かれています。彼らはインドネシア、フィリピン南部、タイの南部、マレーシアの南部に一大イスラム国を目指しています。東南アジアが危ない。僕は「またか」と嘆息しました。
 2005年と2007年に2度の爆弾テロがバリ島でありました。これには僕も参りました。道路の封鎖が半年続き、レストランもエステサロンも雑貨店も休業に追い込まれました。ようやく落ち着きを取り戻してきた頃、2回目のテロがありました。次に鳥インフルエンザ騒ぎがありました。観光業が主なバリ島は相当な痛手を被りましたが、特段、外国法人に対してなんら政府の支援もありませんでした。日本領事館とて、様子を見にくることもありませんでした。
 ISILは空爆などで縮小していくのでしょうが、世界の各地でオンリーワンテロが爆弾をかかえて飛び込んできたり、敵国とみなす観光客などを誘拐し始めたら、世界はパニックとなります。
 バリ島のような島は船で外から入りやすく、ましてインドネシアは多くの諸島からなる国です。島から島へと小型船も行き来しています。
 困ったものだと、思いながら帰国した次第です。

 話は違いますが、免税店にはウイスキーの「山崎」の12年もの以上はどこも品切れでした。これにはショックを受けました。大阪で用事があったので、ついでにビッグカメラの酒部門にいきましたが、そこでもありまんでした。
 今日から尾鷲にいます。奈々子に男の子が2月1日に生まれました。母子とも無事で、6日には退院しました。この子たちの未来はどうなっているのかふと思ってしまいます。
 世界の動きが読めません。最低限言えることは。日本は一刻も早く、中国と韓国との関係を良好にする必要があるように思います。ロシアとも仲良くすることです。諸外国との関係はすべて同じ距離感でいいように思います。