大金持ち、金持ちの貯金が出せなくなりみな貧乏になる時期があった。財閥も解体された。地主の農地も小作農に分け与えられた。戦後の日本のアメリカ進駐軍時代のことである。超インフレになったからお金の価値は下落した。
日本の十年後はどうなっているか。バラ色をいう政治家もいる。超格差が広がっているという政治家もいる。
日本銀行がいつまで金融緩和策、しかも異次元の緩和策を終えるのか、そこに大きな関心が寄せられている。長期国債の金利があがってきたら要注意だ。国債購入は銀行が人々の貯金を使って購入するが、今日銀が買い取ってくれるので、腰は引けているものの、安倍政権は強気でいる。
しかしどう考えても、借金を返せる目途もなく、ひたすらに延ばしていくだけである。100年で返せばいいや、ぐらいに思っているのかもしれない。このことはつまり100年、これまで政府がやってきたことを、これからの100年も続けるため、今生まれてくる赤ん坊にも借金があることになる。借金の利息だけでもたいへんなもので、そのために十分な政府資金をしかるべきところに配分できなくなる。
老人は選挙にいくから老人の主張が結構とおる。若いものは選挙にいかないからなにかと若者の主張は聞き入れてもらえない。
今年もまた赤字国債を発行する。これで約1060円ぐらいになる。国民全部の貯金で1500兆円だから、毎年40兆円の国債をだし続けるならば、1500兆円まで、あと11年である。
資本主義は安い労働力を植民地政策で延命し、植民地と輸出入をし、富を得てきた。そしてやがて石油エネルギーの時代となった。安価な石油と安価な労働力は中国にもどこにもまだ最近まであった。ところが石油は何倍にも上がっても振興国も数多く出てきた。高い資源に悩まされる振興国はこれ以上発展できるかどうかはエネルギー政策にもよよってくる。中国は今後300基の原子力発電所を沿岸部につくると発表した。
日本は輸出をする市場がだんだん減ってきている。資本主義は利潤をまた資本として利潤を稼いでいくシステムだから、ほぼ限界にきている。設備投資をしても減価償却に時間がかかり、設備がより多くの金を生み出さない。これは起業家であるなら誰でも知っていることだ。
安穏としているように見える政治家。自分たちの利益保護に精をだす経団連。相変わらずの土木事業。もう社会インフラは整っているはずの日本。同盟国に入っておりながら、積極的平和主義だ、人道支援だと言い張る矛盾の自民党。矛盾の日本人。それが現実主義だと大人ぶる政治家や評論家たち。
僕にはいよいよと思う危機感がある。
日本の十年後はどうなっているか。バラ色をいう政治家もいる。超格差が広がっているという政治家もいる。
日本銀行がいつまで金融緩和策、しかも異次元の緩和策を終えるのか、そこに大きな関心が寄せられている。長期国債の金利があがってきたら要注意だ。国債購入は銀行が人々の貯金を使って購入するが、今日銀が買い取ってくれるので、腰は引けているものの、安倍政権は強気でいる。
しかしどう考えても、借金を返せる目途もなく、ひたすらに延ばしていくだけである。100年で返せばいいや、ぐらいに思っているのかもしれない。このことはつまり100年、これまで政府がやってきたことを、これからの100年も続けるため、今生まれてくる赤ん坊にも借金があることになる。借金の利息だけでもたいへんなもので、そのために十分な政府資金をしかるべきところに配分できなくなる。
老人は選挙にいくから老人の主張が結構とおる。若いものは選挙にいかないからなにかと若者の主張は聞き入れてもらえない。
今年もまた赤字国債を発行する。これで約1060円ぐらいになる。国民全部の貯金で1500兆円だから、毎年40兆円の国債をだし続けるならば、1500兆円まで、あと11年である。
資本主義は安い労働力を植民地政策で延命し、植民地と輸出入をし、富を得てきた。そしてやがて石油エネルギーの時代となった。安価な石油と安価な労働力は中国にもどこにもまだ最近まであった。ところが石油は何倍にも上がっても振興国も数多く出てきた。高い資源に悩まされる振興国はこれ以上発展できるかどうかはエネルギー政策にもよよってくる。中国は今後300基の原子力発電所を沿岸部につくると発表した。
日本は輸出をする市場がだんだん減ってきている。資本主義は利潤をまた資本として利潤を稼いでいくシステムだから、ほぼ限界にきている。設備投資をしても減価償却に時間がかかり、設備がより多くの金を生み出さない。これは起業家であるなら誰でも知っていることだ。
安穏としているように見える政治家。自分たちの利益保護に精をだす経団連。相変わらずの土木事業。もう社会インフラは整っているはずの日本。同盟国に入っておりながら、積極的平和主義だ、人道支援だと言い張る矛盾の自民党。矛盾の日本人。それが現実主義だと大人ぶる政治家や評論家たち。
僕にはいよいよと思う危機感がある。