「恵庭市社会福祉士の会」で、社会福祉士を対象とした研修会を企画しております。
社会福祉士会の会員にアンケートをとったりして、会員が興味のある共通のテーマを模索していました。
社会福祉士という資格は国家資格ですが、弁護士や看護師などとは異なり業務独占の資格ではありません。
よって、社協、病院、行政、福祉施設など、社会福祉士が働いている職種も様々で、なかなか共通の興味のあるテーマ設定は困難です。
ところで、みんなが興味のあるテーマといえば「お金」がその一つでしょう。
雑誌などで「節約術」などの特集があれば、目を引きませんか?
「増税・減税」などの施策は気になりませんか?
福祉・医療・介護サービスを説明する時でも、お金(利用料負担など)は必ず聞かれますし、重点説明事項です。
ですから、お金に関しての諸制度(給料、手当、年金、相続、税金、借金など)を学ぶことは、日常生活や相談業務にも役に立ちます。
特に何かあった時のお金の諸制度(社会保障制度、成年後見制度、貸付制度、債務整理など)を学ぶことは、相談業務に必須と言えます。
お金は誰もがが興味ありますし、困りごとの種や壁になることが多々ありますから。
実は恵庭市社会福祉士会の研修会テーマは「成年後見制度」。
でも、道内や市内でも成年後見制度をテーマにした研修会や勉強会は多々ありましたし、実務と深く関わりのある社会福祉士は少数だと思います。
ですが、なぜ社会福祉士のテーマに「成年後見制度」なのか?
それは、上記の説明と、私が考えた下記チャートにより、数式のように証明できます。
(誰もがお金に興味がある → 相談業(社会福祉士)に必須な何かあった時のお金の諸制度 →その中の一つである「成年後見制度」を恵庭社会福祉士の会がテーマにする)
※成年後見制度はお金に特化した制度ではない。よって、そこを突くと証明を崩すことが余裕にできてしまう。
ちなみに、社協が開催する「セーフティネット研修会」(7月22日<木>開催)のテーマは、「経済的に何かあった時の支援」です。
講演は2本立て
講演? 北海道大学教育学部助教 鳥山まどか氏
講演? 千歳公共職業安定所 成田大史郎氏
当日参加もOKです!
詳しくは社協ホームページをご参照下さい。
※実は「恵庭ファイナンシャルプランナーの会」(飲み会中心型)を立ち上げたい。(木)