このブログでもたびたび紹介している矮性ゲッキツ。
幼若期が長いと有名なカンキツの仲間でありながら播種後数か月で花芽をつけたことにただ驚いていましたが、いよいよその花芽も大きくなってきました!
前回投稿したときは花芽かちょっと怪しいところがありましたがここまで来ると確実ですね
ここまで面白い性質を持っていると色々実験したくなるわけですが、まずはカラタチとの接ぎ木の親和性を調べています。
ゲッキツとカラタチの接ぎ木に関しては、ゲッキツのカンキツグリーニング病に関する論文で実施されており、親和性があることはわかっているのですが、一応再現実験のつもりで寄せ接ぎを行ってみました。
が、うまく癒合せず…
カラタチ側にカルスは形成されているようなんですがどうもゲッキツのカルス形成が全然行われていなかったようで失敗してしまいました(写真撮り忘れました。。。)
ということで再挑戦。
接ぎ木部をいったん切り離して、もう一度断面をきれいにしたうえで再度寄せ接ぎを行いました。
さぁ、うまくいくでしょうか、、、
これがうまくいかないと他の実験も進まないので成功してほしいものです、、
切り継ぎだとニューメデールで穂木グルグル巻きなりビニールかぶせるなりして保湿しないとまず失敗するのですが寄せ接ぎの場合特に必要ない感じなんですね。
寄せ接ぎは根が残ってる分、切り接ぎより乾燥には強いと思いますが、やはり乾燥させすぎると失敗しますね…今回は写真撮るため外に出していますが癒合するまでは基本室内管理です。