春風亭昇々…『雑俳』
昔昔亭A太郎…『子ほめ』
雷門花助…『宮戸川(前)』
三笑亭夢花…『野ざらし』
桂伸治…『ちりとてちん』
《お仲入り》
春風亭柳之助…『かぼちゃや』
鏡味八千代・初音…「太神楽曲芸」
春風亭柳之助…『宿屋の富』
昇々さん
昨日と同様、大きな声で明るい高座なんですが、今ひとつ笑いが起こらないんです。
色々と理由を考えてみたのですが、八五郎もご隠居も声が高いからかなぁ。
語尾が言いっ放しなのも気になります。
もう少しメリハリを付けると良いと思うんですが・・・。
今のままだと高いテンションに客が付いて行けないように思います。
A太郎さん
こちらも声が大きくて、それはそれで良いと思うのですが・・・。
何か無理に大きな声を出している気がしてしまって・・・。
花助さん
私の大好きな「学校寄席」のマクラ。それも“小学校”と“幼稚園”の二本立て!
「知ってるよ~、知ってるよ~」は結構ツボです。
夢花師匠
こういう軽くてリズミカルな噺は合ってますね。
久しぶりに聴いた『野ざらし』ですが、大いに笑わせていただきました。
伸治師匠
「待ってました!」の掛け声がかかり、たっぷりのマクラ。
「ミニ・クーパー」「桂小三治」など、今まであまり聞いたことがない話でした。
竹さんが「灘の生一本」を『ただの生一本』と言ってしまいそうになりました・・・それじゃ『子ほめ』だよ!
ちょっと気になったのは、酒を飲む仕草が早いこと。
酒飲みはあんなに早く、あおるように飲むことはありません。
虎さんが粋がって、強がって“ちりとてちん”を食べようとして、ふとその臭いで素に返る時の表情が最高!
伸治師匠の目が“朝顔のタネ”みたいになっちゃうんです・・・
お仲入りの後、いきなり「宮さん宮さん」の出囃子が流れたので、
「えっ?春馬師匠???」
と緊張してしまいました
与太郎が
「かぼちゃなんて食うヤツがいるから作るヤツがいるのか?作るヤツがいるから食うヤツがいるのか?」
という言葉に激しく同意。
アタシ、かぼちゃって大っ嫌いなんです。あのトロッとした甘さがダメ。
あ~、考えただけで胸が悪くなる・・・右紋師匠の脱脂粉乳のように・・・気持ち悪くなって来た・・・
初音さんの「五階茶碗」の説明に場内から笑いが・・・。
ココは笑う所じゃないぞ!と思いながらアタシも・・・
すかさず八千代さんが
「皆さん気になっていると思いますが、地です」
初音さんのたどたどしい(?)日本語の後、八千代さんが「私はテキパキしゃべります!」
いいなぁ・・・芸の腕も上がってきましたが、しゃべりでも笑いが取れるなんて、師匠の上を行ってますよ!
柳之助師匠の二席目は『宿屋の富』で、マクラでは「二億円宝くじ事件」を入れるなど話題性も十分です。
当たり富の番号を確認する場面では、客席のオバちゃんも一緒になって
『ねの…』「ねの…」
『千…』「千…」
『三百…』「三百…」
『六拾…』「六拾…」
『五番』「五番」
こんな客席、初めてです
当たって逃げようにも、
『売ったヤツがいないと金が下りないからトンズラできないし…』
へぇーっ、そうだったんですか?知らなかった
いつも思うことですが、柳之助師匠の落語って、本当に丁寧ですね。
言葉の端々に「ん???」と思うようなことが入っていたり・・・。
“大きな体で繊細な落語”が柳之助師匠の魅力です!
昔昔亭A太郎…『子ほめ』
雷門花助…『宮戸川(前)』
三笑亭夢花…『野ざらし』
桂伸治…『ちりとてちん』
《お仲入り》
春風亭柳之助…『かぼちゃや』
鏡味八千代・初音…「太神楽曲芸」
春風亭柳之助…『宿屋の富』
昇々さん
昨日と同様、大きな声で明るい高座なんですが、今ひとつ笑いが起こらないんです。
色々と理由を考えてみたのですが、八五郎もご隠居も声が高いからかなぁ。
語尾が言いっ放しなのも気になります。
もう少しメリハリを付けると良いと思うんですが・・・。
今のままだと高いテンションに客が付いて行けないように思います。
A太郎さん
こちらも声が大きくて、それはそれで良いと思うのですが・・・。
何か無理に大きな声を出している気がしてしまって・・・。
花助さん
私の大好きな「学校寄席」のマクラ。それも“小学校”と“幼稚園”の二本立て!
「知ってるよ~、知ってるよ~」は結構ツボです。
夢花師匠
こういう軽くてリズミカルな噺は合ってますね。
久しぶりに聴いた『野ざらし』ですが、大いに笑わせていただきました。
伸治師匠
「待ってました!」の掛け声がかかり、たっぷりのマクラ。
「ミニ・クーパー」「桂小三治」など、今まであまり聞いたことがない話でした。
竹さんが「灘の生一本」を『ただの生一本』と言ってしまいそうになりました・・・それじゃ『子ほめ』だよ!
ちょっと気になったのは、酒を飲む仕草が早いこと。
酒飲みはあんなに早く、あおるように飲むことはありません。
虎さんが粋がって、強がって“ちりとてちん”を食べようとして、ふとその臭いで素に返る時の表情が最高!
伸治師匠の目が“朝顔のタネ”みたいになっちゃうんです・・・
お仲入りの後、いきなり「宮さん宮さん」の出囃子が流れたので、
「えっ?春馬師匠???」
と緊張してしまいました
与太郎が
「かぼちゃなんて食うヤツがいるから作るヤツがいるのか?作るヤツがいるから食うヤツがいるのか?」
という言葉に激しく同意。
アタシ、かぼちゃって大っ嫌いなんです。あのトロッとした甘さがダメ。
あ~、考えただけで胸が悪くなる・・・右紋師匠の脱脂粉乳のように・・・気持ち悪くなって来た・・・
初音さんの「五階茶碗」の説明に場内から笑いが・・・。
ココは笑う所じゃないぞ!と思いながらアタシも・・・
すかさず八千代さんが
「皆さん気になっていると思いますが、地です」
初音さんのたどたどしい(?)日本語の後、八千代さんが「私はテキパキしゃべります!」
いいなぁ・・・芸の腕も上がってきましたが、しゃべりでも笑いが取れるなんて、師匠の上を行ってますよ!
柳之助師匠の二席目は『宿屋の富』で、マクラでは「二億円宝くじ事件」を入れるなど話題性も十分です。
当たり富の番号を確認する場面では、客席のオバちゃんも一緒になって
『ねの…』「ねの…」
『千…』「千…」
『三百…』「三百…」
『六拾…』「六拾…」
『五番』「五番」
こんな客席、初めてです
当たって逃げようにも、
『売ったヤツがいないと金が下りないからトンズラできないし…』
へぇーっ、そうだったんですか?知らなかった
いつも思うことですが、柳之助師匠の落語って、本当に丁寧ですね。
言葉の端々に「ん???」と思うようなことが入っていたり・・・。
“大きな体で繊細な落語”が柳之助師匠の魅力です!